2017年05月24日
第2回埼玉CSinバトロコ柏 予選第5回戦 垣根VSうじすけ 予選突破をかけたうじすけの前に、同じく全勝のGP1st王者、垣根が立ちふさがる!
ここまで勝ち進んでいるプレイヤーにとっては非常に大きな分岐点となる予選第5回戦。この試合で勝利し、5勝した時点で予選突破が確定する。
ここまで連勝中のプレイヤーうじすけは、直近のCSで続けてベスト8に入賞しており、今大会でも好成績を残せれば、高いアベレージをキープできる。
そんなうじすけの前に大きな壁が立ちはだかる。5回戦目の相手はチーム「Pleasure Sky」の一員でGP1st王者、垣根だ。彼もここまで負けなしの状態。流石は一度頂点に立った男。その実力はお墨付きと言ったところだろうか。
だが、今まで手にした栄光に差はあっても、この試合に勝ちたい思いはうじすけも負けてはいない。垣根という壁を乗り越え、決勝トーナメントへ進むことができるのだろうか。
先手を取った垣根。マナにセットしたカードは《轟速 ザ・ゼット》。今回選択したデッキは「バイク」のようだ。
後手のうじすけは、1ターン目から《ジョジョジョ・ジョーカーズ》を唱え、《洗脳センノ―》をサーチする。うじすけの使用デッキは、勢力を伸ばしつつある「ジョーカーズ」だ。
お互いに攻撃的なデッキ同士の戦いとなったこの試合。現在の状況だけで見れば、先手を取った垣根がやや有利か。
垣根はここで緑マナをセットし《桜風妖精ステップル》を召喚する。垣根が使用しているのは、主流の赤青、赤白でもない「赤緑バイク」だった。今までの「バイク」とは疎遠なイメージが強い自然文明だが、《桜風妖精ステップル》の登場によって新しい型が生まれていたようだ。
一方、うじすけの2ターン目のアクションはなし。その隙を狙わんとばかりに、次のターン垣根は《轟速 ザ・レッド》から《音速 ターボ3》を走らせる。うじすけのシールドが2枚割られるが、トリガーはなくこの攻撃は無事に成功。垣根は3枚のカードをドローし、後続のバイクを確保する。
《桜風妖精ステップル》と《音速 ターボ3》によって3枚のシールドを失ったうじすけ。侵略の対策となる《洗脳センノ―》を召喚するが、既に攻撃を受けているこの状況では一手遅い。そのまま《ゼロの裏技 ニヤリー・ゲット》で手札を補充し、ターンを終了する。
瞬間的な爆発力では他のデッキの追従を許さない「ジョーカーズ」だが、単純な速さの競い合いになれば、速度を追求した「バイク」に軍配が上がる。こうなっては、うじすけに残された勝ち筋は「残りの2枚のシールドでどうにか生き延び、次のターンでワンショットキル」しかない。
圧倒的に有利な垣根も、まだ負ける可能性が残っていることを理解している。手元にあるカードで、少しでもその可能性を低くしようと、最善のプレイを考える。
だが、速度に命をかけたバイクたちはそこまで起用ではない。ここまで来たなら続けて走り抜けるのみ。垣根は少し考えた後、盤面に《轟速 ザ・ゼット》を追加して、勝負を決める攻撃へ移る。
《音速 ターボ3》がうじすけの残りの2枚のシールドを破壊する……! ここで耐えることができれば、まだ希望はつながるが……そのシールドの中には……居た!
バイナラドア「バイナラ〜〜」
うじすけのシールドは0枚。垣根の場には、攻撃可能な《桜風妖精ステップル》《轟速 ザ・ゼット》が残っている。見事にシールドに埋まっていた《バイナラドア》だったが、この状況を解決することはできず、うじすけ本人が「バイナラ」することになってしまった。
winner:垣根
新旧の攻撃型デッキの対決となったこの試合。結果は、うじすけの「ジョーカーズ」は力及ばず、勝利したのは垣根の操る「赤緑バイク」となった。
この試合で目を引くのは、やはり赤緑という珍しいカラーリングで構築された垣根の「赤緑バイク」というデッキそのものだろう。このデッキを使用した経緯について、本人が語ってくれた。
「きっかけは、ある記事でこのデッキが紹介されていたことでした。赤緑の利点は安定性ですね。通常のバイクよりも緑絡みでブースト、コスト軽減が増えて、《トレジャー・マップ》のサーチもあります。《獣軍隊ヤドック》は幅広いデッキに有効ですし、トリガーも《Rev タイマン》があります。実際に使ってみて強かったので、今回このデッキを使用しました」
加えて「チーム「Pleasure Sky」として、もっと結果を残していきたいです」と、仲間とさらに上を目指すという目標も語ってくれた。一度頂点を取ってもなお、より勝てるデッキを模索し、勝利への探求を怠らない垣根。そのストイックさこそが、彼が持つ強さの理由なのだろう。
【写真/文 はら】
画像は公式からお借りしました。
http://dm.takaratomy.co.jp/card/
ここまで連勝中のプレイヤーうじすけは、直近のCSで続けてベスト8に入賞しており、今大会でも好成績を残せれば、高いアベレージをキープできる。
そんなうじすけの前に大きな壁が立ちはだかる。5回戦目の相手はチーム「Pleasure Sky」の一員でGP1st王者、垣根だ。彼もここまで負けなしの状態。流石は一度頂点に立った男。その実力はお墨付きと言ったところだろうか。
だが、今まで手にした栄光に差はあっても、この試合に勝ちたい思いはうじすけも負けてはいない。垣根という壁を乗り越え、決勝トーナメントへ進むことができるのだろうか。
先手を取った垣根。マナにセットしたカードは《轟速 ザ・ゼット》。今回選択したデッキは「バイク」のようだ。
後手のうじすけは、1ターン目から《ジョジョジョ・ジョーカーズ》を唱え、《洗脳センノ―》をサーチする。うじすけの使用デッキは、勢力を伸ばしつつある「ジョーカーズ」だ。
お互いに攻撃的なデッキ同士の戦いとなったこの試合。現在の状況だけで見れば、先手を取った垣根がやや有利か。
垣根はここで緑マナをセットし《桜風妖精ステップル》を召喚する。垣根が使用しているのは、主流の赤青、赤白でもない「赤緑バイク」だった。今までの「バイク」とは疎遠なイメージが強い自然文明だが、《桜風妖精ステップル》の登場によって新しい型が生まれていたようだ。
一方、うじすけの2ターン目のアクションはなし。その隙を狙わんとばかりに、次のターン垣根は《轟速 ザ・レッド》から《音速 ターボ3》を走らせる。うじすけのシールドが2枚割られるが、トリガーはなくこの攻撃は無事に成功。垣根は3枚のカードをドローし、後続のバイクを確保する。
《桜風妖精ステップル》と《音速 ターボ3》によって3枚のシールドを失ったうじすけ。侵略の対策となる《洗脳センノ―》を召喚するが、既に攻撃を受けているこの状況では一手遅い。そのまま《ゼロの裏技 ニヤリー・ゲット》で手札を補充し、ターンを終了する。
瞬間的な爆発力では他のデッキの追従を許さない「ジョーカーズ」だが、単純な速さの競い合いになれば、速度を追求した「バイク」に軍配が上がる。こうなっては、うじすけに残された勝ち筋は「残りの2枚のシールドでどうにか生き延び、次のターンでワンショットキル」しかない。
圧倒的に有利な垣根も、まだ負ける可能性が残っていることを理解している。手元にあるカードで、少しでもその可能性を低くしようと、最善のプレイを考える。
だが、速度に命をかけたバイクたちはそこまで起用ではない。ここまで来たなら続けて走り抜けるのみ。垣根は少し考えた後、盤面に《轟速 ザ・ゼット》を追加して、勝負を決める攻撃へ移る。
《音速 ターボ3》がうじすけの残りの2枚のシールドを破壊する……! ここで耐えることができれば、まだ希望はつながるが……そのシールドの中には……居た!
バイナラドア「バイナラ〜〜」
うじすけのシールドは0枚。垣根の場には、攻撃可能な《桜風妖精ステップル》《轟速 ザ・ゼット》が残っている。見事にシールドに埋まっていた《バイナラドア》だったが、この状況を解決することはできず、うじすけ本人が「バイナラ」することになってしまった。
winner:垣根
新旧の攻撃型デッキの対決となったこの試合。結果は、うじすけの「ジョーカーズ」は力及ばず、勝利したのは垣根の操る「赤緑バイク」となった。
この試合で目を引くのは、やはり赤緑という珍しいカラーリングで構築された垣根の「赤緑バイク」というデッキそのものだろう。このデッキを使用した経緯について、本人が語ってくれた。
「きっかけは、ある記事でこのデッキが紹介されていたことでした。赤緑の利点は安定性ですね。通常のバイクよりも緑絡みでブースト、コスト軽減が増えて、《トレジャー・マップ》のサーチもあります。《獣軍隊ヤドック》は幅広いデッキに有効ですし、トリガーも《Rev タイマン》があります。実際に使ってみて強かったので、今回このデッキを使用しました」
加えて「チーム「Pleasure Sky」として、もっと結果を残していきたいです」と、仲間とさらに上を目指すという目標も語ってくれた。一度頂点を取ってもなお、より勝てるデッキを模索し、勝利への探求を怠らない垣根。そのストイックさこそが、彼が持つ強さの理由なのだろう。
【写真/文 はら】
画像は公式からお借りしました。
http://dm.takaratomy.co.jp/card/
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