2017年09月26日
第3回超ガチCS 決勝戦 Musashi vs アイウエオ 10回戦という途方もない試合を勝ち抜き、最後の試合に望むのはこの男たち!
今回勝ち上がってきた2人はまさに普段から対戦する仲のようで、お互いの顔を見るなり緊張がほぐれているように見えた。
この前チームを組んだ仲という話で「この前2人とも戦犯だったんですよね笑」「あの時のチームメイトに申し訳なくなってくるな……。」など話している。
Musashi「構築も全部知ってます。【ジョーカーズ】に《ホーリー》と《メメント》と…不利じゃん。」
と話しながら肩を落とすが、もちろん本人に負ける気は一切ない。
その証拠にじゃんけんに勝利すると、心の底から喜んでいるように見えた。
と、ここまで楽しそうに話していたが、これから始まるのはこの第3回超ガチCSの決勝。
250人の頂点を決める戦いが始まる。
[GAME1]
初手が潤沢なのか淀みない動きでマナセットを進めるMusashiと、それとは対象的に1ターン目のドローを見て苦い顔になるアイウエオ。
先程までの喧騒は一瞬にして真剣勝負の空気に移り変わっていた。
先行の利を活かし、2ターン目に《タイム1 ドレミ》を召喚するMusashi。
この返しにアイウエオが何も動いてこないのを確認すると、次のターンには《黙示賢者ソルハバキ》《制御の翼 オリオティス》と盤面に小型クリーチャーを並べる動きを見せる。
更に手札には《タイム3 シド》があり、当然《タイム1 ドレミ》からの革命チェンジを試みる。
踏んだ。【ルネッサンス】には致命傷に成り得るこの爆弾を、あろうことかMusashiはこのタイミングで掘り起こしてしまったのだ。
これにより表情が明るくなるアイウエオ。行動できなかったターンを取り戻しに行くように《洗脳センノー》から《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》を決めていく。
更に次のターンには《ヤッタレマン》に《パーリ騎士》と手札のリソースを盤面やマナに上手く掃き出していった。
なんとか流れを取り戻したいMusashiは《タイム1 ドレミ》を再展開し、続くターンには《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》を着地させる。次なる展開が予想される。
だが、ゲームが決まったのはその返しだった。
ターン始めのドローを確認すると、《Dのメメント守》のD2スイッチを起動させるアイウエオ。
Musashiの守りを一瞬にして沈静化させ、6マナに到達すると満を持して《超特Q ダンガンオー》を召喚し、がら空きになったMusashiのシールドを全て粉砕!
次いで《ヤッタレマン》を攻撃に送り出すと、Musashiは次のゲームに備え始めた。
Musashi 0-1 アイウエオ
[GAME2]
前のゲームと同じくMusashiの先行で2ゲーム目が始まった。
だが、先ほどとは打って変わってあまり手札が芳しくない様子を見せている。
2ターン目に召喚されたのが《黙示賢者ソルハバキ》であるところからその苦しさは伝わってくる。
アイウエオの方も先程とは真逆で、《ジョジョジョ・ジョーカーズ》で《パーリ騎士》を回収してから《ヤッタレマン》を召喚と大変望ましい立ち上がりを見せた。
ドローソースが引けていないようで大変悩んだMusashiは2枚目の《黙示賢者ソルハバキ》を《制御の翼 オリオティス》を広げ、先に出した《ソルハバキ》を《ミラクル1 ドレミ24》に革命チェンジさせる。
唱える呪文がないため、《時の法皇 ミラダンテXII》への成長プランを見据えての行動だろう。
そこに楔を打つべく動くアイウエオ。
まずはトップドローだったと思われる《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》をプレイ。
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》《ヤッタレマン》《破界秘伝ナッシング・ゼロ》の3枚を手札に加えていく。
そしてそのまま《ジョジョジョ・ジョーカーズ》をプレイすると、見事《洗脳センノー》を探し当てることに成功した。
勝ち筋の1つを潰されたMusashiのため息を余所目に《ヤッタレマン》《パーリ騎士》《洗脳センノー》と続けて展開していく。
成長プランの無くなったMusashiはチャージせずに、《黙示賢者ソルハバキ》《タイム1 ドレミ》と更に展開を広げ、次のターンにも《タイム1 ドレミ》を召喚し更なるドローを行った
だがそれでも答えは見えず、苦しそうにするのみだった。
アイウエオは更に《ジョジョジョ・ジョーカーズ》で手札を整え、《パーリ騎士》《センノー》の2体目をそれぞれバトルゾーンに向かわせた。
やがてバトルゾーンに《チョコっとハウス》を追加し、攻撃に入るアイウエオ。
まず《センノー》のアタックに合わせ《破界秘伝ナッシング・ゼロ》を唱える。しっかりと3枚ヒットさせ《センノー》にブレイク増加を付与する。
盤面に広がったジョーカーズから、これをまともに受けると絶対に勝てないと悟ったMusashiは《オリオティス》でブロック。見方を変えると《ナッシング・ゼロ》で《オリオティス》を除去した形になる。
そしてアイウエオはMusashiがブロックするのを確認すると、もう1体の《センノー》でアタックを続ける。もちろん、そのタイミングで撃たれるのは……。
「いやそれは聞いてないよ」とMusashi。
ブロッカーによるもう守りはないため、この攻撃はしっかりとシールドに直撃。
そしてこのチャンスを逃さないよう、残りの小型クリーチャーで追撃を行うアイウエオ。
シールドではなく前面の受けを得意とする【ルネッサンス】に、ここから巻き返せる有効な手立てはなく、間もなくして第3回目の覇者が誕生したのであった。
Musashi 0-2 アイウエオ
Winner:アイウエオ
「いや、いい。」
Musashiが言う。
「商品とかは、もういい。見返り待ってます。おめでとう。」
と、自分が負けた悔しさも当然あるだろうが、それを押しのけ友人であるアイウエオに最大級の賞賛を行った。
改めてになるが、最後はこの言葉で締めようと思う。
優勝おめでとう!アイウエオ!!
文、あーくん
画像は公式からお借りしました。
http://dm.takaratomy.co.jp/card/
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