確定申告を前に国民にこう呼び掛けた岸田文雄総理大臣、「納税者のみなさま方に、法令にのっとり、適切に申告納税を行うようお願い申し上げたい」
自民党の裏金事件を巡り納税者から怒りの声が上がるなか、確定申告の窓口のスタッフにクレームが多数よせられている。
税務署で働く女性スタッフは、「納税で自分らがこうやって確定申告を出しに来ているのに、なんで国会議員の人らは納税しないの?」「国会議員が納めてないのに、何で自分らが納めないけんのや!」みたいなことは言っていたと話す。
またちがう税務署で働く女性スタッフからは、「自分たちもそれは良くないとは思ってるけど」みたいなふんわりとした回答しかできないですけど、どこに言えばいいのか分からないから、税務職員にみたいな。そういう理由というのは何となくわかるが、こっちも困るという感じです。と困惑していたという。
納税者からは「裏金は法令にのっとり納税の対象ではないのか!!」現在の政権に対して多く不満の声が聞かれている。
国会でも、裏金は納税の対象だとして野党が批判を強めていて、立憲民主党 江田憲司議員からは、
「何千万円もの裏金を受け取っておきながら、どうして犯罪にならないのか、どうして脱税が問えないのか。税金一揆が起こりますよ」と追求した。
国税庁次長は、
「個別の事柄につきましては、答えを差し控えさせていただきます」 国税庁は守秘義務があるとして、税務調査を行ったかどうか明らかにしていないが、れいわ新選組の山本太郎代表は「泥棒が泥棒を裁くようなもんですよ。」と説明している。
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