新型コロナとインフルエンザの“同時感染”した場合、TBSのニュース番組ではこう説明している。
厚労省ホームページによると、10月31日から11月6日のインフルエンザの定点報告数は、全国的に見ても270例(前週比1.8倍)、大阪は107例(前週比4.5倍)、東京は31例(前週比3.4倍)、京都は28例(前週比1.4倍)、兵庫は21例(前週比2.1倍)と、前の週に比べると増えているという。
2022年はインフルエンザの感染者の数が増えるのではないかと予測され警戒しているようだ。
医学雑誌「ランセット」という海外で論文が発表によると、イギリスの研究グループが新型コロナウイルスとインフルエンザに同時感染した227人を調査結果、新型コロナウイルスのみと比べると、人工呼吸器の装着リスクが4.14倍、死亡リスクが2.35倍増えたと発表されている。
細胞内で新型コロナウイルスとインフルエンザがセットで増えていくのではなくて、それぞれが別々で増えていくことからダメージが倍増するという考え方のようだ。
防衛医科大学校病院の藤倉医師は「新型コロナウイルス、インフルエンザのどちらかに感染すると炎症により気道に傷が付くので、そこにウイルスがひっつきやすく同時感染しやすくなる」と話している。
2022年11月20日
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