メンタリストのDaiGoさんが、ワインを飲みながらYouTubeの生配信で発言したことに、批判が相次いでいる。「生活保護の人が生きてても僕は別に得しない」「ホームレスの命はどうでもいい」というものだ。
批判を受けてDaiGoさんは、問題視された発言は「あくまで僕1人の感想」だとして、「感想に間違いもクソもない」などと批判に反論し、「人間の命の方が重いなんて僕全く思ってないからね」と、当然のように話している。
問題となっているのは、2021年8月7日にライブ配信された「【超激辛】科学的にバッサリ斬られたい人のための質疑応答」と題された動画で、DaiGoさんは約2時間半の間、視聴者からの質問に答えた。
内容はこうだ。
「幼い頃、親に『お前のやることは全て間違っている』と言われたことがトラウマになっている」という質問に対する回答、DaiGoさんは質問者に対し、親の言葉を言い訳にせず行動するべきだと語った。
その中でDaigoさんは、必ずしも努力しなければならないと言うわけではないとして、「言い訳にまみれて何にも行動しない人生があっても別にいいと思うんだよね。日本だったら、生活保護をもらって生きていけるんで」
「僕は生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めてるんじゃないからね。生活保護の人たちに食わせるくらいなら、猫を救ってほしいと僕は思うんで。生活保護の人が生きてても僕は別に得しないけど、猫が生きてれば僕(にとって)は得なんで」
「猫が道端で伸びてたら可愛いなぁと思うけど、ホームレスのおっさんが伸びてると『なんでこいつ我が物顔でダンボールひいて寝てるんだろな』と思うもんね」
「僕は今日辛口っていうか、ダークなんで」「人間の命と猫の命、人間の命の方が重いなんて僕全く思ってないからね」
「自分にとって必要のない命は僕軽いんで。ホームレスの命はどうでもいいんで」
と自分の本音を口にした。
さらにDaigoさんは、視聴者に向けて、「みんな思わない?どちらかっていうとホームレスっていない方が良くない?言っちゃ悪いけど。邪魔だしさ、プラスにならないしさ、臭いしさ」と同意を求めた。
このDaiGoさんの発言に、差別的だと問題視する声が相次いでいる。
「メンタリストDAIGOって平気で人を見下す人なんだな、やっぱりなという感じではあるがここまで酷いとはな...」
「チャンネル登録者が250万人もいる配信者で且つ視聴層が多感な中高生っていうのが本当に危険。いや本当に危険だよ」
「DaiGo本人はこの発言がどのように扱われるかよく分かってやっていると思われるので余計タチが悪い。
例え彼が謝罪したとしても彼のような行為を許してはいけません。最も効果的なのは彼の出演しているメディアを絶対に見ない事、彼を擁護する人間に対しては説得するか、出来ないなら付き合いを断つことです。」
「この男がナチスと同程度の優生思想を持ち、ホームレスを排除すれば社会のためになるという極めて頭の弱い差別主義者であり、自分は多額の納税をしているのだから弱者に対して何を言ってもいいのだという頭のおかしい選民思想を持っている
ということが世に知れただけ。それに対して世間のまともな大人が間違いを指摘しているだけ。」
「その考えや価値観は個人差かあるからどう思うかはその人の自由。
だけどそれを口に出して良いのと悪いのが分からないとは痛い人間しか思えないなぁ…
確かに言わん事も分かるけどホームレスになった人もなりたくてなった訳でないし経緯も知らずに結果論だけで言うのにも限度があるよ。」などの感想が寄せられた。
2021年08月13日
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