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さがら
経済学などを学び、国内で起こる様々な情報や事件、事象などをとりあげている。 また、海外ではアジアを中心にしたテーマを発信しているオリエンタルブロガー
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2020年09月22日

新型コロナウイルスにかかる感染症の「発症順序」と肌に現れる8つの症状

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、発熱に加えて、せき・くしゃみの呼吸器系症状や、強いだるさ(倦怠感)、味覚・嗅覚の喪失などのさまざまな症状を呈することが知られている。
5万5000人の感染者を対象とした新たな研究から、COVID-19の症状は特定の「順序」で発症する傾向があると判明した。
COVID-19の症状の発生順序に関する研究を行ったのは、南カリフォルニア大学のジョセフ・R・ラーセン氏率いる研究チームで、研究チームは、世界保健機関が公開している中国で認定されたCOVID-19の確定症例5万5000人分のデータから症状の発生順序を導き出すという研究を行った。
その結果、COVID-19は初期においては発熱を呈しやすく、その後は咳、筋肉痛、吐き気、嘔吐(おうと)、下痢という順序で症状が進行する傾向があると説明している。
初期症状としては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は発熱・せき・おう吐・下痢といった症状があると判明しているが、実は皮膚にも影響があることがこれまでの報告でわかった。
皮膚に現れるCOVID-19の症状をボンド大学の皮膚科学者であるMichael Freeman氏が、COVID-19により発生する皮膚症状として、以下の8つについて解説し、これをまとめている。

1:水ぶくれ
感染初期の段階から現れる皮膚症状の1つが水ぶくれ。多くの場合、手に現れます。水ぶくれは中程度の症状、中年の年齢で見られやすく、10日以上続くようだ。
2:コロナつま先
足先や手先、あるいは手足両方の先が赤く変色する症状は「コロナつま先」と呼ばれ、部分的に赤紫に変色し、痛みやかゆみを伴い、膿疱や水ぶくれとなることもある。
コロナつま先は、ほかの症状が出た後、病気になってから後半に見られる症状で、特に子どもに多いとされている。
3:網目のようなパターン
赤紫色の網目のような模様が皮膚に現れる症状は、高齢者や、症状が深刻な人に見られる。
このような症状はウイルスに対する免疫反応の1つとして、血管が閉塞(へいそく)するために現れると考えられている。
4:じんましん
ピンクや赤色のしみ、あるいはこぶのようなものが皮膚に現れる人も報告されている。
小さな斑点のようなじんましんもあれば、お皿のように大きなものが現れることもあり、1箇所に生じた腫れは数分から数時間で消えるが、再び現れたり消えたりを繰り返すとのこと。
年齢は関係なく、ほかの症状と並行して症状が現れ、病気の重症度と関連していると考えられている。
5:小児多臓器系炎症性症候群に関連する発疹
免疫が過剰反応し、心臓や血管に炎症が起こるのが、この発疹の原因。
これは生後3カ月までの子どもがCOVID-19にかかった時に現れる、まれな症状。
6:脱毛
COVID-19を含め重い病状を経験すると脱毛症状が起こる。
これは大きなストレスに対処するため、体が不必要な活動をシャットダウンすることが原因と言われている。
体内の鉄のレベルが元に戻ると再び毛は生え出し、COVID-19を経験した女性が髪をとかすごとに毛が抜けていくという。
7:目の充血
白目の部分が赤くなる結膜炎はCOVID-19感染の後期、あるいは重症者によく見られる症状。
8:斑点状丘疹
広範囲に複数の赤い発疹が出る症状は「斑点状丘疹」と呼ばれ、COVID-19の症状がより深刻な人に現れるようだ。


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