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さがら
経済学などを学び、国内で起こる様々な情報や事件、事象などをとりあげている。 また、海外ではアジアを中心にしたテーマを発信しているオリエンタルブロガー
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2020年08月08日

孤独な人の「早死にリスク」早死にする確率が50%上昇する。

米ブリガムヤング大学のジュリアン・ホルトランスタッド教授の発表によると、孤独が寿命に及ぼす影響は、肥満や運動不足、酒の飲みすぎよりも甚大だという。
いくら健康のためにジムに通ったり、食事に気を使ったりしていても、孤独にはその効果を打ち消すほどの破壊力があるということだ。
この発表は、20世紀から21世紀にかけて行われた148の研究を対象に、広範な年齢の30万人以上のデータをメタ分析して得られた結果によるものだ。
孤独が死を招くメカニズムは、数々の説がある。
例えば、シカゴ大学のジョン・カシオッポ教授らの研究によると、「孤独を感じた人は、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量が増える傾向にある」コルチゾールの増加というのは高血圧に繋がり、心臓発作や脳卒中のリスク要因となるようだ。
その他、睡眠不足やアルツハイマー病、うつ病、がんなど、孤独によって誘発されると考えられている。
「1人で不安だ、寂しい」という感覚そのものは、心身に大きなストレスを与え、心臓や脳、血管などあらゆる病気を招くリスクを高めるとされ、早死にする確率が50%上昇するという。
短期的に不安な気持ちに耐えなければいけない場面も多々あるし、そこから学び取ることも多い。
しかし、それが、数カ月、1年、10年と長期化、慢性化することが大きな問題なのである。

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