訓練学校の始まりはオリエンテーションと自己紹介でした。

上は６０代から２０代まで幅広い年齢層。
私のクラス　電気・通信工事科はメンズのみの男子クラスでした。

まあ〜いろんな特徴あるメンバーがいました。

「うんちくが長くかなりズレてる亀井静香」

「牛乳瓶の底みたいなメガネに白髪交じりの長髪にナマズ髭
のニート　カマキリ君」

「資格マニアのおにぎり君」

「一番若手のカート君は元プログラマー？」

「クールで冷たいようだが熱い秀才　タケ君」

「元家電ショップ店員の巨泉くんはコンサートマニアで
芸能通」

「長老のトミさんは大きな声で一番元気」

「元俳優でバイヤーだったり、工事屋だったりたくさんの顔を
持つノムさん」

「陸上の乗り物で運転できないものは無い元バス運転手」

紹介するときりが無いけど、そんな面々29名で半年間の学生生活
が始まった。

クラス最初の会議は教室の後ろにある湯沸しポットのお世話係を
どうするか？について話し合った。初回なので日直として司会進行は
長老のトミさんと若手のカート君だった。

皆不慣れだし、前向きな意見が出ない。
どうやって決めましょう〜？
早く来る人がやっては？
担当人ばかりに押し付けるのはどうだろう？
なんか上手くまとまらない・・(´Д`)人(Д` )

「こりゃ〜1日では決まらないなぁ〜」と司会の長老トミさんが言い出す始末。

「俺がやりますから、もういいじゃないですか！」
クールなタケ君がたまらず立候補した。

なんかしらけたムードになったその時、
元家電ショップ店員の巨泉君が「僕にやらせてください！」
「僕　家電好きなんです！ポット大好きなんです！」

その一言でポットのお世話係りは巨泉くんに決まった(*´д｀)=з