アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog
プロフィール

さぶろう
ブログは初めてです。1年前、40過ぎてサラリーマンをリストラ。転職活動も上手くいかず、思い切ってガテンな世界にチャレンジしました。ガードマンや内装工事、訓練学校を経て、現在電気工事職人となった、これまでの経験を振り返りながら工事人のものづくりをご紹介できればいいなぁと思います。
リンク集

広告

posted by fanblog
2012年03月14日
ザ・ガードマン8
去年の今頃ですが、訓練学校を受験した日にあの大地震。
大変な誕生日になりましたが、まだ、ガードマンのバイトを続けていたので、
直接、震災の復旧工事にかかわることになった。

地震から3日後 3月14日 千葉の南行徳駅前で道路工事に派遣された。
車の渋滞で散々な目にあっていたので、バイクで現場に向かう。
まだ地震で鉄道が完全に復旧しておらず、駅前はホームに
入りきれない人たちであふれていた。



日本人はまじめだな・・何としても会社に向かおうとしているよ(´・ε・`)
感心していると、時間になっても現場に監督も職人さんも誰も現れない?

車の渋滞から更にガソリンが手に入らなくなり、工事関係者も現場に行けない
という事態が発生していた。結局、事務所と連絡を取り、駅前の現場は中止と
なり、そのまま新木場の復旧工事へ向かった。

江東区新木場は、千葉の浦安同様 液状化現象の被害が大きかった地区だ。
現場に着くと、噴出した泥が乾燥して行きかうダンプに巻き上げられ、物凄い
粉塵だ。マスクをしていないと息が詰まる。
道路の橋には積み上げられた泥の山がいくつもできていた。

復旧工事の内容は、下水管に詰まった汚泥をポンプ車で吸い出す工事だった。
液状化してあふれ出した汚泥は地表に残り、水は地下に戻った為、歩道や
道路は泥で埋まっているが、アスファルト下が空洞になった部分があり、そこら
そこらにクラックのように穴が開いている。

下の写真は、現場近くで泥に埋もれ、更に地下の空洞でクラックができていた
様子です。



汚泥はマンフォールの蓋下まで満タンに詰まって、ポンプ車で吸い上げても
3つくらい吸い上げると一杯になってしまう。廃棄して現場に戻ってくるにも
ガソリンが無い。道路は大渋滞。

復旧工事がなかなか進まなかったのは、こんな震災による混乱が大きく
影響していた。復旧工事は、全て緊急だったので僕らもそうだが、工事
関係者は、昼夜 24時間を通して続けられた。

首都圏でも本当に大変な被害を受けたことが身に染みて分かった・・






この記事のURL

×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。