COMPTY工房

●あらすじ
しょうこを殺したさとうは1208号室に戻り、気を失うように眠りこける。何も知らないしおは、自分を置いて出ていった母・ゆうなのことを思い出す。いつも父親に暴力をふるわれていた不幸な母。怖くて、悲しくて、優しい母……。


●感想
さとうとしお…２人の想いがすれ違い喧嘩をしてしまう

「さとうと居たくない」「嫌い…」しおのその言葉で何かが崩れるようにその場に倒れ込むさとう…

しおに拒絶されたことによって、自身の生きる意味さえわからなくなる

常に１人で生きていたさとう…

そんな彼女と共に生きていきたいと選択するしお…その思いを聞き全てを話すさとう…

父親からのDVから逃れるために出て行ったのに、気づいたら自分が同じことをしてしまっていた母親…

その末に…母親から捨てられてしまったしお…

なんてことだ…友達を自らの手で殺し…、母親に捨てられて…

幸せな未来が一切見えないこの作品…胃が痛い…

未だに前回のしょうこを引きずっているので終始、気持ちが落ち込んでました…

いい話っぽくまとまりましたが、２人ともヤバイということがわかりますね…

周りの人はそれに巻き込まれてゆく被害者のようにも見えてきます

いや…まぁ、周りの人もそれなりにやばいですが…この２人ほどではないです

この作品はどう着地するんだ…悲しい未来しか見えないから今から胃腸薬を買ってきます！