2017年03月04日
帝王切開の手術痕(ケロイド・肥厚性瘢痕)
私には子供が2人居るのですが、
2人とも帝王切開での出産でした。
初めての妊娠で、お腹の中の子がずっと逆子で、そのまま予定帝王切開での出産となり、
1年8ヶ月後に2人目を出産したのですが、
1人目が帝王切開だったので、2人目も予定帝王切開での出産になるはずだったのですが、
帝王切開予定日の5日前に陣痛が来はじめてしまったため、急遽緊急帝王切開となったのです^^;
夜の9時ころに病院に行き、お腹の張りがだんだん強くなって、痛くなり始めてきたので日付が変わる0時に手術室に入れられました(-_-;)
よく緊急帝王切開だと縦に切ると聞いていたのですが、1人目と同様に横で切ってくれてました^^;
ケロイド体質なので、形成外科の先生に「将来子供を産む時に帝王切開だとその傷跡もケロイドになる可能性が高い」と言われていたのですが、
1人目が逆子で、まさか自分が本当に帝王切開で出産することになるとは...といった感じでした(-_-;)
なので1人目の時はのちのちケロイドになっても出来る限り目立たないようにと横切開で切ってもらったんです。
やはり出産後、傷が閉じて時間が経つにつれ手術痕がケロイド状に盛り上がってきました。
ひきつれ感があったり、痒みが出たりしていましたが場所が場所なので治療はしていませんでしたが、
2人目出産時、盛り上がったケロイド部分は切り取られ、また綺麗な縫い目になっていました(笑)
それもまた結局ケロイド状になったのですが、
3年ほど経った頃からケロイド状だった傷痕が治りはじめたんです。
こちらは治り始める前の帝王切開のケロイドの写真です。
こちらは2人目出産後のものですが、1人目出産後はもう少しケロイドの幅も広く盛り上がりも酷かったことを記憶しています...(・・;)
そしてこちらがつい最近撮ったものです。
矢印のところが端っこです。
盛り上がりもほとんど無くなり、赤みもひいています。
上の写真から1年半は経過していると思います。
多分徐々に治りかけていたとは思うのですが、
いつからか見て分かる変化があったかは定かじゃなく、ある日ふと気付いたらといった感じでした^^;
そういえばずっと痒かったり疼いていたりしていたのが、そういえばここ最近は痒かったりしなくなったような気もします。
自分はケロイド体質なので、この帝王切開の傷跡もケロイドなんだと思っていました。
しかし、治ってきているということは、肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)の可能性が高いです。
肥厚性瘢痕とは、
ケロイド体質の方でなくても傷跡が赤く盛り上がり、痒みやひきつれといった症状を引き起こすことです。
これはケロイドの症状と同じようですが、ケロイドの方がより症状は強く、更に赤みと盛り上がりが元の傷の範囲を超えて大きくなったりします。
これにひきかえ肥厚性瘢痕は、元の傷の範囲を超えません。
つまり、元の傷より大きく広がっていくということはないそうです。
ケロイドは一度赤く盛り上がったらそのままにしていても赤みが引いたり盛り上がりが引いたりすることはありません。
しかし肥厚性瘢痕は一度赤く盛り上がったのち、ある程度の期間を経て少しずつ平らになり、赤みもひいていきます。
ちなみに肥厚性瘢痕の治療法も、、シリコンゲルシートなどによる圧迫固定や、ステロイドテープ、リザベン(トラニラスト)内服、軟膏療法(掻痒の抑制、保湿効果)、局所注射などとケロイドと同じです。
そして肥厚性瘢痕とケロイドを組織学的に区別するのは困難だそうです。
自分がケロイド体質なのでケロイドに間違いないと思っていましたが、帝王切開の傷痕は治療をしていないので、ケロイドならば治る事はまずありえません^^;
ですが1人目出産後はもっと盛り上がりも幅も酷かったのでもしかしたらその時のはケロイドだったのかも...なんて思いました^^;
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