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グレンゴールド
東京・町田市でピアノ修理・販売会社「流通ピアノセンター」の社長です。
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2008年09月30日
中国製ピアノはどうなの?続き
ピアノ内部のチェック!
◎ハンマー・ヘッドのバランスが不揃いではないか。
センター・レールはアルミ製でなく木製ではないか。(現在、軽量アクション化により重い木製は殆ど使用されていない。)

鍵盤木部内の鍵盤おもり用の鉛が腐食していないか!必ずコーティングしないと有毒です。

ペダル天秤棒が金属ではなく木製ではないか!
木製はキシミ音が出ます。有名メーカーは殆ど金属製。










これはひどい!底板がバーチクル・ボード!ネジが効かないでしょ!



ヤマハの天秤棒↓



以上が簡単な
ピアノ選びのチェック方法です。
ピアノはセールス・マンの言うことを信じるのではなく、良心的な技術者にアドバイスをしてもらうのが一番良い方法です。
何を信じて良いのか判断に苦しむお客様は本当に多いですね。何でもお答えしますのでメールをお寄せください。info@rpc.co.jp





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森林破壊は中国のせいか?(参考文献)

アジアの森林は驚くほどの速さで破壊されているが、今それは中国のせいだとされている。
過去30年間で、日本の木材需要がフィリピンとボルネオの雨林の破壊につながった。
環境保護論者らは、なんとも皮肉な成り行きも手伝って、今度は中国が残りの森林を破壊するのではないかと恐れている。






1998年に森林破壊によるひどい洪水被害に見舞われた中国では、政府が長江と黄河の上流域での森林伐採を禁止し、他の地域でも伐採量を大幅に減らすよう命令した。
しかし、こうして中国が国内での自然災害を防ごうとするにつれ、国外で大災害が起きている。
国内での供給量の不足を補うため、中国はビルマからシベリア、インドネシアの森林を、
大部分は不法伐採によって伐りつくしているのである。
「悔しい状況だ」と北京のある森林保護専門家は述べる。
「伐採禁止措置は中国の環境には良いのだが、国外の森林破壊につながっている。」

中国はほとんど一夜にして、米国に次ぐ世界第二の木材輸入国となった(中国が輸入する未加工木材は1998年から3倍以上に増え、1500万立方メートルに達する)。
非常に大きな原因のひとつが国内の伐採禁止措置だ。中国は現在、消費する木材の半分しか自国で生産していない。原因は他にもある。中国の新興中流階級が新しい家を購入し、
政府が巨大な土木事業を行うにつれて国内消費量が急増していることだ。
中国の世界貿易機関(WTO)加盟で木材輸入関税の大部分がゼロとなり、輸入が増加した一方で、パルプを始めとして紙、家具、装飾品の輸出が急拡大した。
そのほとんどは欧米向けだ。WWF(旧、世界自然保護基金)北京事務所の森林プログラム代表、ズ・チュンカン氏は「雨林の破壊は中国だけのせいではない」と述べる。
「生産者から消費者まで、皆に責任がある」


中国の木材需要は合法な輸入だけでは足りないため、不法伐採を急激に増やす原因にもなっている。
国際的な森林専門家らによれば、中国の木材輸入の約40%が不法な皆伐によって得られており、地球上のきわめて重要な森林を脅かしている。
中国の輸入量の半分近くは極東ロシアの針葉樹林だ。
一帯は荒々しい辺境地帯で、貧困や腐敗があり、取り締まりもほとんど存在しないため、
民間企業の不法伐採が可能になっている。
こうした企業は中国人マフィアが支配していることも多い。
1997年には100万立方メートル未満だったロシアからの木材輸入量は、2001年には900万立方メートル近くにまで増えた。
そのうち5分の1が密輸と考えられている。中国北部黒竜江省の都市、綏芬河(スイフェンヘ)には毎日材木を積んだトラックが200台も着き、急拡大した輸入の影響を実感することができる。







今はこの市場に中国が積極的に参入してきて、森林を広い範囲で貸し出し、競争者を締め出している。2002年に廃業を余儀なくされたフィリピンの木材輸入業者は「中国は供給を吸いまくっている。中国の方が高値を払うのでわれわれは競争できない。
中国の木材需要は信じられないほど大きい」と話す。
実際、中国の需要がどれほど大きいかといえば、中国は急速にインドネシア産不法木材の最大の輸出先になりつつある(国際熱帯木材機関(ITTO)は2002年の報告書で中国をマレーシアに迫る2位としたが、専門家によると、マレーシアに輸出された木材の多くが中国に再輸出されている)。
不法木材は(インドネシアでは非課税で、中国では関税が掛からず)安く、中国本土の企業は箸から家具まで、あらゆる製品の輸出市場で非常に強い競争力を持つ。
丸太についてもそうだ。事実、ジャカルタのとある企業の場合、インドネシアで生産され、中国の港を不法に経由した丸太の方が、インドネシアで売られている合法の丸太よりも安いのだ。




 そんな中、人々で賑わう中国国境の町瑞麗では、メン氏が555タバコを立て続けに吸いながら、ビルマ政府が中国への木材輸出を厳しく取り締まっていることについて文句を言っている。
同氏は元兵士で、角刈りにしている。氏の最初の仕事は1990年にビルマの山中を約50キロ旅したことで、帰りにはチーク、シタン材などの貴重な熱帯堅木の丸太を積んだ馬100頭を連れてきた。
大規模な、取締りのない貿易のおかげで何百平方マイルもの原生林が裸になった代わりに、メン氏は今、瑞麗でもっとも裕福な1人だ。
何十人もの従業員や材木でいっぱいの倉庫をいくつも持っている。直径が約1.5メートル、樹齢100年以上の木もある。
それらは高級木材ではない、とメン氏は言う。
高級木材は今やラングーンから上海に直接運ばれる。そして、検査が厳しくなったため今では高級でない木材さえも夜中に取引される。
このこともあって、メン氏は木材貿易から徐々に手を引き、漢方薬の取引を始めようとしている。







 それでもまだ、メン氏はたやすく木材を調達できる。2台ある携帯電話のうちの1台を使ってビルマのカチン州の「ゲリラ政府」の関係者だという者に電話をすればすむ。
「電話から24時間以内にトラックが配達に来る」と言う。それほど簡単なのだ。
こうしてまた、世界の原生林の一塊が中国に運ばれてくる。
世界最速のスピードで成長する経済のために切られ、ひかれ、形づくられるために。
(訳、秋元 由紀)
出典:'A Reckless Harvest', by Brook Larmer and Alexandra A. Seno, Newsweek, January 24, 2003.
関連記事:J・モンクリーフ&トゥンミャ: 停戦地帯の環境破壊:加速するカチン州の森林伐採 (月刊イラワディ、2001年10月〜11月号)



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