2016年03月07日
アーネスト・へミングウェイの「老人と海」の初版本の怪
釣りが好きな人なら多くの方が既に読んでいるはずのアーネスト・へミングウェイの「老人と海」。
英語で書かれた本もあるし、格調高い単行本もあるが、最近はマンが本も出ています。
年老いた漁師とマカジキとの闘いを描いた本である。
大方のストーリーは巨大なマカジキを捕らえた年老いた漁師が、そのマカジキに引きずられて何日間も大海原をさすらうという内容。
ところが、この名作文学が最初に翻訳された時は、その途中で海豚(イルカ)を釣り上げて食べると言うシーンがあったそうな。
哺乳類のイルカを釣り上げる?と言うのも妙な話だと思われたに違いなく、後になって釣り師からの指摘でそれが間違いであることが分ったそうな。
そもそもアメリカ人がイルカを釣り上げて?食べることはない。
そんな習慣はないのです。
よほど食べ物がなく、この世にイルカしかいないのならまだしも、マカジキに引きずられて大洋をさまよっている時にイルカを釣ることも妙な話。
翻訳された本の文章の中では、
「鱗に残照を受けて金色に輝きながら」だとか、
「その紫色の斑点のある磨かれたように光った金色の胴体」
と、なっていてエラを切り取るシーンもあるのだ!!
イルカには鱗もエラもあるはずがない!!
病気でもかかっていない限り、斑点などあろうはずもない!!
タネアカシをすると、イルカは明らかに誤訳であり、イルカの正体はシイラだった。
英語ではシイラのことも「ドルフィン」と言うのだそうである。
恐らくはこの「老人と海」を最初に翻訳した方は魚釣りや魚に関する知識が甚だしく不足していたと思えます。
あなたの周囲にもいませんか?
「大物を釣った!!」と、言うと、
「ほ〜う、クジラでも釣りましたか??」などという困った人が!!
英語で書かれた本もあるし、格調高い単行本もあるが、最近はマンが本も出ています。
価格:3,102円 |
年老いた漁師とマカジキとの闘いを描いた本である。
大方のストーリーは巨大なマカジキを捕らえた年老いた漁師が、そのマカジキに引きずられて何日間も大海原をさすらうという内容。
ところが、この名作文学が最初に翻訳された時は、その途中で海豚(イルカ)を釣り上げて食べると言うシーンがあったそうな。
哺乳類のイルカを釣り上げる?と言うのも妙な話だと思われたに違いなく、後になって釣り師からの指摘でそれが間違いであることが分ったそうな。
そもそもアメリカ人がイルカを釣り上げて?食べることはない。
そんな習慣はないのです。
よほど食べ物がなく、この世にイルカしかいないのならまだしも、マカジキに引きずられて大洋をさまよっている時にイルカを釣ることも妙な話。
翻訳された本の文章の中では、
「鱗に残照を受けて金色に輝きながら」だとか、
「その紫色の斑点のある磨かれたように光った金色の胴体」
と、なっていてエラを切り取るシーンもあるのだ!!
イルカには鱗もエラもあるはずがない!!
病気でもかかっていない限り、斑点などあろうはずもない!!
タネアカシをすると、イルカは明らかに誤訳であり、イルカの正体はシイラだった。
英語ではシイラのことも「ドルフィン」と言うのだそうである。
恐らくはこの「老人と海」を最初に翻訳した方は魚釣りや魚に関する知識が甚だしく不足していたと思えます。
あなたの周囲にもいませんか?
「大物を釣った!!」と、言うと、
「ほ〜う、クジラでも釣りましたか??」などという困った人が!!
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