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2022年05月17日

シンウルトラマンを目撃した!

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面白かった。

長澤まさみwithウルトラマン見たいになってたけど笑。

一言で言うなら、庵野監督作品やなぁーって感じでした。

まずお決まりの軍事オタク用語飛び交う司令室多め。

戦闘シーンより上層部や、官房長官とかの掛け合いに力を入れている。





田口監督風の「もしも…」見たいなとこから疑問を膨らました、奇抜な展開。

専門用語などで理解させないようにしている。

特撮オタクが喜ぶマニアックさ。

空に巨大な敵。

エヴァぽい…




まぁならではの演出と、最近の円谷作品は自虐ネタも多く。

「パゴス同様何かヤバ目の光線を吐くみたいです。」

「くるぞ何だかよく分からんヤバ目の光線がくるぞ!!」

ヤバ目って笑
確かに化学的に分析できないヤバ目の光線出すけど…

「今回の禍威獣もパゴスもネロンガも胴体の部分は一緒で頭だけ付け替えた見たいですが何か関係が?」

こらっ!笑!それ言ったらあかんやつ!!
予算上胴体の使い回しはよくある事!それはご都合主義です!

昭和のウルトラマンは基本空を飛ぶシーンや、回転する技の時の無機質な人形。
当時はCGが無かったから笑。

あれを、わざわざCGでやる発想!素晴らしい!

感覚としては、気持ち悪い感じ。

キモかっこい!!ダサかっこいい!!みたいな感じ。
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そんな魂がこもっている一つの生命体のはずなのにヌメーンとした無機質な物体が戦ってる。

本当にシンウルトラマン!って感じがしました。




ネタバレになりますが、簡単に説明します。




世界観はウルトラQの事件が起きて、人間は禍威獣に悩まされていた。

その都度対策を練り撃退してきた。

政府は禍特対を設立し、禍威獣を専門とするチームを結成。

その日も山で透明な禍威獣と対決していた。

禍特対の神永新二は正体の分からない敵に奮闘するが自衛隊の攻撃などで暴れ出した禍威獣は民家に向かう。

新ニは残された民間人を救うために向かう。

禍威獣はネロンガと名付けられ対策を講じる。

ネロンガは、更に暴れ出した!!

そんな時空から銀色の物体が!!

巨大なヒューマノイドタイプのエイリアンが現れてその巨人の爆風に飲み込まれ新ニは民間人を庇い即死してしまう…

ヒューマノイドタイプのエイリアンは見事ネロンガを倒す。

そして…死んだはずの新ニが現れた。

その後巨人はウルトラマンと名付けられた。





ウルトラマンはその力を使い戦う。

ウルトラマンの正体は、新ニ…ウルトラマンが彼の姿に化けていただけだった。

禍特対のメンバーや上層部に正体がバレても、誰に批判されても戦う。

そんな風に戦っていた事をよく思わない物…

ゾウフィが警告する。

地球人はマルチバースがあると言う可能性を知ってしまった。

この事実は、地球人にも他の宇宙人にも良くない。

地球を知った宇宙人は、地球を奪い取ろうとする。

宇宙を知った地球人は、宇宙を支配しようとする。

ゾウフィは初めから無かった事にする。

ゼットンと言う兵器を使い地球を破壊すると警告。

そしてウルトラマンもまた、ゾウフィの星に連れて行き始まりを作った責任を問われる。

タイムリミットは数日…

ゼットンの発射を食い止められるのか?

って話しでした。

ウルトラマンの流れはそのままに、ゼット星人がとか何たらかんたら。
2時間の映画に詰め込めない事は確か…

ピグモンもそうですし、ダダもバルタンもレッドキングも出てないですから。





庵野監督のヲタクにしか伝わらないギャグも満載。

冒頭でも言った「今回の禍威獣もパゴス・ネロンガ共に胴体は一緒で顔だけ付け加えた感じでしたけど何か意味が!?」
それ言ったらあかん笑
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色塗り替えただけです。

とか。

長澤まさみが巨大化して街を襲う所。

ウルトラマンが長澤まさみの匂いをクンカクンカして嗅ぐところとか。

キャスティングがほぼ真犯人フラグとか笑

やっぱり出た偽ウルトラマンとか。

オタクムービーで面白かったです。

庵野監督の作品って基本オタクの人にしか本当には理解出来ない。

でも知らない人が見てもキン肉マンの「へのつっぱりはいらんですよ。」と同様に、「意味は分からないがとにかくすごい事は分かった。」と言う感じがブルーオーシャン的な感じになるニッチな映画を作る。

理解されてたまるか!と言う感じ。

だから シンの〇〇を知らない人達は「凄い!」「素晴らしかった!」とだけしか言えないけど満足度は高い。

シンの意味を知った時、爆笑してしまうボケやツッコミに気がつくでしょう。
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