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2022年08月01日

鬼灯の冷徹/江口夏実/ネタバレなし

こんにちは!
本日は、江口夏実さんの「鬼灯の冷徹」(モーニング)を紹介します。
こちらは2011年から2020年まで連載されており、31巻で完結しています。
3年ほど前からちょこちょこレンタルし続け、ようやく最近読み終わったので紹介させてください

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出典:「鬼灯の冷徹」コミックス1巻より




★あらすじ

舞台は地獄。主人公の鬼灯(ほおずき)は、閻魔(えんま)大王の第一補佐官(鬼灯曰く「官房長官みたいなもの」らしい)を務めている。
毎日仕事は忙しく、あちこちの部署から人材不足問題や財政問題などの相談を寄せられている。

第一話では、かの有名な桃太郎が登場。
天国の住民ではあるが、鬼退治をしたという過去の栄光を忘れられずに地獄に来て、鬼と戦いたいなどと発言をし、そこにやってきた鬼灯に喧嘩を売ろうとする。
桃太郎のお供である犬のシロ、猿の柿助、雉のルリオは戦いにノリ気ではないものの、鬼灯に口喧嘩を挑むがそれぞれ一蹴されてしまう。
桃太郎はついに鬼灯に剣を向けるが、金棒で即折られる。
その後、桃太郎は鬼灯に諭されて改心し、シロ、柿助、ルリオは不喜処地獄(ふきしょじごく。動物が活躍する)で働くことに、桃太郎は天国で芝刈りをすることになり、冒頭で問題となっていた人材不足も解消された。


★ネタバレなし感想

この物語を一言で言うと、「穏やかだけど笑える。それでいてちょっぴり怖い。」です。

鬼灯はほとんど表情が変わらず淡々としたしゃべり方で、そんな鬼灯のキャラクターが物語全体の雰囲気を作っているように感じられます。
一見感情の起伏が少ないように見える鬼灯ですが、ボケをかました登場人物に対してのツッコミの才能はあるし、人望もあるし、主人公として申し分ない人材だと思います。
また、鬼灯が静かな分、シロなど周りの登場人物のわちゃわちゃ具合が映えて面白いです。

魅力的な登場人物は、鬼灯やシロたち桃太郎ファミリーだけではなく、ほかにもたくさん出てきます。
例えば、鬼灯の上司である閻魔大王は、世間一般的なイメージではおどろおどろしいものがありますが、この漫画に出てくる閻魔大王はちょっと抜けてるおじさんという親しみやすいキャラクターです。
地獄以外にも、現世のポルターガイストや、外国人(EU地獄のサタン、エジプト冥界のアヌビス神・トト神など)、歴史上の登場人物(源義経、イザナギ、紫式部など)など挙げればキリがないほどの人(?)が登場します。
どれも魅力的で、読んでいて飽きません。小ネタも多くて笑えます。

ただ、舞台が地獄だということが常にベースになっていて、地獄に落ちた亡者を待ち受けるさまざまな処罰は恐ろしいし、愛らしい外見&キャラクターのシロも、仕事中は亡者をガブガブ噛んでいるギャップに驚きます。現世で悪いことはしないほうが良いですね……。

この漫画は基本1話完結(まれに2話連続同じテーマが続くこともあります)で、起承転結がきちっとしていて毎回オチが秀逸です。
第1話の桃太郎のエピソードなんかもそうですね。

ちなみに読むのに3年かかったのは、1ページあたりの書き込み量が多かったからです。
字も多いし、絵も細かくて読み応えが半端ない!
ので、1冊読むのに時間がかかりました。
時々2冊ずつレンタルしていたのですが、ある時5冊レンタルしたら、返却期限である1週間後の前日になんとかギリギリ読み終わり、読み返す時間がなく悔やまれました
というわけで少しずつ読んでいたら3年経っていました。
時間はかかってしまいましたが、大満足な作品でした。

では次回はネタバレあり編です。
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