たこさぁああん
たこさんはただの珈琲好きなホームレスのおじさんだと思っていたら、自分の力では奥さん(厳密には奥さんじゃないけど)の病気を治せないから自ら身をひいたっていう辛いエピソードがあったんだね。その気持ちを考えると切なすぎる。
でも、ホームレスになったあとも、奥さんから教わった淹れ方で珈琲を淹れて、毎日を楽しく過ごそうとする生き方は素敵だな。亡くなる前に奥さんにもう一度会わせてあげたかった。
青山さんはそんなお世話になったたこさんの骨を持って、奥さんを探すために移動珈琲屋になったわけだけど。
移動珈琲屋になるためには「組」を抜けないといけない。それはぼっちゃんを裏切ることになる。から指を切って落とし前をつけた。
なんて壮絶なの……
青山さんの手袋にはそんな意味があったのかとしんみりした。
最後は無事奥さんに会えて、色々と丸く収まってじんわりした気持ちで本を閉じることができて良かった
そういう意味では、ざっくりと感想を言うなら「ほっこりした話」とまとめるのも間違ってはないかな?
その他感想。
・私もたまご珈琲を作ってみたくてマネしたけど失敗した!たまご感出過ぎた……
・「キラキラ珈琲」に出てきたレイさんが、「だめになった珈琲」で今度はメイン登場人物になってるの好き。というか個人的に前の話に出てきた登場人物が次の話で主人公になる系の話が好き!笑
・コピルアク飲んでみたい
そういえばドラマも良かった。中村倫也さん、めっちゃ青山さんだった!
ドラマオリジナル話も違和感なく入り込めたし、原作と違う部分も受け入れられた。漫画の実写化ってあんまり良いイメージないけどこれは好きだったな
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