よく、春財布って、
春と張るを掛けていると言うのは聞くのですが
ただ、単なる読みが一緒なだけでこんなに広まるのかな
と考えていたところ
わかりました!
確かに掛けているんですが、
それは奈良時代?まだ前でしょうか。
要は和歌に使われていたんです。
それで、「春 張る 和歌」で検索すると、
あらあら出てくる出てくる無限に出ています。
ちょっと難しいですが、抜粋してみました。
*あづさ弓春たちしより年月の 射るがごとく思ほゆるかな
縁語:「弓」→「張る」、掛詞:「張る」→「春」
*霞立ち 木の芽もはるの 雪ふれば 花なきさとも 花ぞ散りける」
縁語:「芽」→「張る」、掛詞:「はる」→「張る・春」
「縁語」とは、一首の中のある語に、
意味内容の上から関係のある語を用いることです。
これも2時間ほど調べてやっと理解しました。
*霞たちこのめもはるの雪降れば 花なき里に花ぞ散りける
掛詞:「はる」→「春」
*四方山に木の芽張る雨降りぬれば父母とや花の頼まむ
掛詞:「張る」→「春」
*津の国の難波の葦の芽もはるにしげき我が恋人知るらめや
掛詞:「はる」→「春」
なるほど確かに、掛けています。
張るの使い方で代表的なのが、
「木の芽もはるの」の張る。こもめと読むらしいです。
これは花が咲く前に、実がパンパンに張ることを意味します。
それを財布にたとえたのが春財布で張る財布ですね。
なるほど。
4月は桜の花が咲く前のまさに、木の芽も張るの春財布です。
春財布で、財布の中をパンパンに張りましょう!!!
⇒ http://www.asdf.co.jp/mankai/
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