2018年07月15日
大多数の中の少数
m3.comの掲示板などでフリーランスの先生と常勤の先生がいろいろな意見を述べられています。
しかし所詮は数の論理です。掲示板に書かれていたことですが急増した麻酔科入局者が専門医を取得しだすとこれからは常勤ポストが埋まるわけです。
大都市から地方へ、給料の多いところから少ないところへ、ブランドのあるところから非ブランドへと。
市場原理に基づいての補正が行われるにすぎません。
しかも社会保障制度の破綻を見越してこれから診療報酬が減る、つまり麻酔科医に対する給料も下げの方向へ誘導していかれるわけです。
今回の専門医申請制度の改正は日本麻酔科学会のほぼ全員の労働を厚労省のコントロール下におくことができたということです。
開業もできない自由度の低い診療科をまずは奴隷にしたということです。
フリーランス医として生き残る手段は腕があればいいというのも幻想です。
10年たてば薬の進歩、若手の成長、そして本人の衰えで需要がなくなります。
たとえば世界に誇る心臓外科医10人という20年前の特集記事があるとして現在何人が第一線で20年前と同じ労働時間で仕事していると思いますか?いませんよね。地位は上がってほぼ確実に上級管理職になっているでしょう。
でもフリーランス医に管理職はないですよ。
まあフリーランス医の割合が多い麻酔科でも役立たずのママ医などを除してたとえば年収2000万円以上稼いでいる先生は麻酔科学会の中で多分3%くらいではないでしょうか。
たった3%が97%のシステムの安定に対して文句言っても何も変わりません。
しかし不思議なものです。
フリーランス医になってお金を稼げる先生たちは技術があるのは当然でその他の能力も多分ものすごく優秀だと思います。だからこそ病院も継続して高い給料で雇ってくれているのです。ならば麻酔が大大大好きというわけではないなら厚労省から誰でもできるマックジョブであるとお墨付きをいただいた麻酔に固執する意味はありますか?
あーだこーだ専門医批判なんてやめましょうよ。
昔の麻酔の話や何のエビデンスもない輸液の持論をうれしそうに講義したり、IF5点もないようなクズ論文を書いて喜びを感じることのできる先生方に麻酔科専門医をお任せしたらいかがでしょうか。
優秀な頭脳と経済感覚をお持ちのフリーランス医の先生は違う領域に行くいいチャンスだと思います。
しかし所詮は数の論理です。掲示板に書かれていたことですが急増した麻酔科入局者が専門医を取得しだすとこれからは常勤ポストが埋まるわけです。
大都市から地方へ、給料の多いところから少ないところへ、ブランドのあるところから非ブランドへと。
市場原理に基づいての補正が行われるにすぎません。
しかも社会保障制度の破綻を見越してこれから診療報酬が減る、つまり麻酔科医に対する給料も下げの方向へ誘導していかれるわけです。
今回の専門医申請制度の改正は日本麻酔科学会のほぼ全員の労働を厚労省のコントロール下におくことができたということです。
開業もできない自由度の低い診療科をまずは奴隷にしたということです。
フリーランス医として生き残る手段は腕があればいいというのも幻想です。
10年たてば薬の進歩、若手の成長、そして本人の衰えで需要がなくなります。
たとえば世界に誇る心臓外科医10人という20年前の特集記事があるとして現在何人が第一線で20年前と同じ労働時間で仕事していると思いますか?いませんよね。地位は上がってほぼ確実に上級管理職になっているでしょう。
でもフリーランス医に管理職はないですよ。
まあフリーランス医の割合が多い麻酔科でも役立たずのママ医などを除してたとえば年収2000万円以上稼いでいる先生は麻酔科学会の中で多分3%くらいではないでしょうか。
たった3%が97%のシステムの安定に対して文句言っても何も変わりません。
しかし不思議なものです。
フリーランス医になってお金を稼げる先生たちは技術があるのは当然でその他の能力も多分ものすごく優秀だと思います。だからこそ病院も継続して高い給料で雇ってくれているのです。ならば麻酔が大大大好きというわけではないなら厚労省から誰でもできるマックジョブであるとお墨付きをいただいた麻酔に固執する意味はありますか?
あーだこーだ専門医批判なんてやめましょうよ。
昔の麻酔の話や何のエビデンスもない輸液の持論をうれしそうに講義したり、IF5点もないようなクズ論文を書いて喜びを感じることのできる先生方に麻酔科専門医をお任せしたらいかがでしょうか。
優秀な頭脳と経済感覚をお持ちのフリーランス医の先生は違う領域に行くいいチャンスだと思います。
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