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2017年03月28日

界面活性剤とは

「天然」「オーガニック」「自然派」「無添加」などなど…。
ナチュラルブームで、できるだけ体に優しい物をという世間の流れの中「界面活性剤は悪いもの」というイメージができ上がっているような風潮です。
ではこの界面活性剤とはなんでしょうか?

水と油の仲を取り持つもの
水と油は本来混じり合わず、混ぜても分離します。
この両者の間を取り持ち、お互いが溶けあった状態を作るのが界面活性剤です。
この仕組みを利用して、油分を含む汚れを落とす洗剤が作られました。
一番古い界面活性剤と言われているのが石けんです。

何に入っているのか
石鹸、シャンプー、歯磨き粉など体に使用するもの、洗濯用洗剤や食器用洗剤などの生活で洗浄に使われるもの、乳液などの化粧品、撥水剤や潤滑剤、農薬に含まれる展着剤など工業・農業などで使用されるもの、身の回りのあらゆるものに使われています。
界面活性剤がないと、生活ができないくらい様々な所に使用されています。
また、牛乳やマヨネーズなど、天然の界面活性剤により出来ているものもあります。

界面活性剤=悪?
全てが悪いものではありませんが、「油分を溶かして除去する」という働きがある以上、少なからず肌や髪の負担になることは確かです。
肌や髪など、人や動物の表面には細胞や組織を乾燥から守るために油分の膜がありますので、この膜が界面活性剤の働きで取り除かれてしまうと、守られていた肌や髪の水分が逃げてしまい乾燥状態となります。
皮膚などの乾燥状態は炎症を招き、痒みや赤みにつながることになります。

界面活性剤の種類
例えば「無添加石鹸」というものがあります。
イメージ的には「界面活性剤を使用していないもの」と思われるかもしれませんが、「石けん」というのは界面活性剤ですのでそれは間違いとなります。
界面活性剤には大きくわけて「合成界面活性剤」「天然界面活性剤」があります。
天然界面活性剤は、分かりやすい例を出すと牛乳に含まれる「カゼイン」や、マヨネーズに含まれる「卵レシチン」などがあります。
牛乳はご存じの通り水分と脂肪分が含まれていますが、均一な液体として存在します。これが天然成分である「カゼイン」の働きです。
マヨネーズも均一に混じった状態でいられるのは卵に含まれる「レシチン」の働きによるものです。

天然物質として存在する天然界面活性剤と違い、人の手で科学的に合成され作られたのが合成界面活性剤です。
多くのものは天然のものより使い勝手が良いように洗浄力などが強力になるよう作られています。
合成界面活性剤は原料により、アミノ酸系や石けん系などの「天然系合成界面活性剤」と高級アルコール系と石油系などの「石油系合成界面活性剤」とに分けられます。

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界面活性剤商品の使用にあたり
現在、最も安価に作られるのが「石油系合成界面活性剤」であり、最初に申し上げた通り日用品のあらゆるものに使われています。
一般的には「化学物質である」「石油が使われている」だけでイメージが悪くなりがちです。
広く使用されている分、安全評価や配合に関しての研究はわたしたちの想像以上に綿密に、しかも世界的に行われており、イメージだけでの評価ではなく色々な側面を知ってから使用するものを決めていただくと幸いです。
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posted by at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 界面活性剤
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