【東京パラリンピック】カヌーの障害者アスリートが無償でマウスガードをもらえた理由【支援事業】

２０１７年１月２２日

パラアスリートにマウスガード
東京オリンピック・パラリンピックを前にスポーツ歯科の重要性への認識が高まる中、日本障害者カヌー協会の選手ら19人に対して、無償でマウスガード作製・提供が行われた。

参考：日本歯科新聞　１月３１日付


「どの競技の選手か？」

「無償でマウスガードがもらえた訳は？」

「スポーツ歯科への注目の背景には？」

の疑問についてまとめてみた。

どの競技の選手か？

無償でマウスガードが提供されたのは

１９名の
日本障害者カヌー協会の選手ら
である。

マウスガードは
東京歯科大学の協力のもと

一人一人型取りをして
オーダーメイド作成された。

無償でマウスガードがもらえた訳は

「トゥースフェアリープロジェクト」

という支援事業を活用した。

障害者トップアスリートに歯科支援
講話やマウスガードを作成
TOOTH FAIRYプロジェクトの一環

障害者トップアスリートへの歯科支援事業を推進している日本財団は東京歯科大学の協力を得て1月20日、東京都内で、日本障害者カヌー協会（吉田義朗会長）の選手らに対し、スポーツ歯科についての講話やマウスガード作成の支援を実施しました。歯科医師による社会貢献活動「TOOTH FAIRY（トゥース･フェアリー）」プロジェクトの一環です。

参考：日本財団ブログ

TOOTH FAIRY プロジェクトとは

TOOTH FAIRY プロジェクトとは

参考：歯の妖精「Tooth Fairy」プロジェクト公式ホームページ

日本歯科医師会と日本財団による事業です。

歯科医師による社会貢献活動をしています。
詳しく知りたい方は
公式ホームページを見てください。


資金源は
歯科治療などで役目を終えた金属などの
寄付です。

２０１７年２月現在
換金総額が１１億円を超えているから、すごい。

スポーツ歯科への注目の背景には

東京オリンピック、パラリンピックが
近づいていることが理由の一つ。

そして、
世界で活躍している
テニスの錦織選手をはじめ

トップアスリートが
「歯の噛合せ」など
スポーツ歯科に関する内容を
メディアで口にすることがあるからでは
ないでしょうか。

スポーツ歯科への注目が
近年、高まっています。


（補足）

パラリンピックには
身体障害者だけでなく、知的障害をもつ人も
参加します。

自閉症や発達障害のオーラルケアは
昔から問題として
取り上げられることがあります。


関心がある人のために
こちらの記事をのせておきます。