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歯磨きを嫌がる子供の歯磨きを簡単にする方法
2017年01月02日
歯磨きを嫌がる子供の歯磨きを簡単にする方法
歯磨きを嫌がる子供の歯磨きを簡単にする方法(テクニック)
目 次
レ なぜ仕上げ磨きを嫌がるの!?
レ 克服するためのポイント
レ 簡単にするテクニック
レ まとめ
レ 克服するためのポイント
レ 簡単にするテクニック
レ まとめ
なぜ仕上げ磨きを嫌がるの!?
主な理由を3つあげます。
・歯茎(はぐき)に当たる歯ブラシが痛い
・口を開け続けるのが疲れる
・終わりの時間が分からず飽きる
痛い、疲れる、退屈の3拍子が揃っています。
嫌がるお子さんは「歯磨き=嫌なこと」と思っていることでしょう。どうすれば克服するきっかけになるでしょうか。
克服するためのポイント
● ’歯ブラシが痛い’と感じているなら・・・
【ポイント1】 「力加減」と「歯ブラシ選び」
子供の歯茎は大人に比べて敏感です。歯と歯茎の境目を磨くときには力加減に気をつけましょう。歯磨き練習用と仕上げ磨き用とにお子さんの歯ブラシを分けて、それぞれの用途に合った歯ブラシを準備するのがおすすめです。仕上げみがきに適した歯ブラシに変えるだけで、解決するケースもあります。また、歯ブラシ(練習用)の購入は子供と一緒に選ぶというのも意欲を上げる方法の一つです。
仕上げ磨き用の歯ブラシとは、例えば【日本製】コンビ Combi テテオ teteo はじめて歯みがき 仕上げみがき用 (歯の本数の目安:1本~) 15度ななめネック
などです。
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● ’口を開け続けるのが疲れる’と感じているなら・・・
【ポイント2】 「前向きになれる気分」
じ〜っと動かず、口を開け続ける。持続力や集中力が試される、運動や作業とも捉えられます。ただ寝転んでいるだけ・・・なんて思わずに、そういった活動を継続しているんだと思いましょう。お子さんの気分が上がることで集中が続きやすくなります。
● ’終わりの時間がわからず飽きる’と感じているなら・・・
【ポイント3】 「終わりが分かること」
時間は重要なポイントです。嫌なことはただでさえ時間が長く感じられます。いつまで、どれくらいやれば終わりかが分かる。いつまで、どれくらい=目標となります。まずはわかりやすい時間(いつまで)で、年齢が上がったら手順(どれくらい)にシフトしていくとよいでしょう。
【ポイント4】 「前よりステップアップできたら褒める」
前よりも頑張れたとき、最初に決めた目標を達成できたとき、褒めるポイントですよ。
克服のきっかけとして、使えるグッズ
上記のポイントを押さえ、助けとなるグッズを紹介します。
グッズはお金をかけず、身近にあり、即効性があるものに絞りました。お子さんに合ったものを試してみてください。
簡単にするテクニック
手鏡
鏡は歯磨きでの定番のアイテムです。上の歯、下の歯、右、左と、お子さんとお母さんで一緒に確認しながら磨きましょう。
スマートフォン・タブレット端末
スマートフォンやタブレット端末も歯磨きのときに活用することができます。
【活用法1】歯磨きの歌
スマートフォンやタブレット端末で動画を流すという方法です。
歯磨きの歌の動画を見ながら自分で磨いたり、仕上げ磨きをしたりします。歌が終わるまで歯磨きをしようと、歌の時間を目標にできます。
人気の動画をまとめましたので、お気に入りに登録してご活用ください。
歯磨きの歌♪おすすめ5選
【活用法2】無料アプリ
無料でも、歯磨きに活用できるアプリはあります。質が高いアプリもありますので一つご紹介。
アプリ名は『歯磨き貯金』
『歯磨き貯金』は、現役の歯科医である天野歯科医院の院長 天野が、当時中学生だった自身の娘を一生虫歯や歯周病にしないため、本気で制作したアプリです。Dr.天野の歯科診療室
2014年10月リリース後、多くの雑誌やメディアで紹介され、歯磨きアプリとしては異例の2.7万ダウンロードを突破する国内有数の人気歯磨きアプリとなりました。現在は多数の歯科医院で、患者さんへの歯磨き指導ツールとして推奨されるようになっています。
●無料の歯磨きアプリ『歯磨き貯金』のダウンロード方法●
iPhoneの方は『App Store』アイコン、その他のスマートフォン携帯(アンドロイド携帯)の方は『Google play』アイコンをそれぞれクリックして”歯磨き貯金”と検索し『歯磨き貯金』のアプリページを見つけてください。
ぬいぐるみ
写真はモンスイユオリジナルぬいぐるみ / ごしごしパペット(カバ)というパペットです。小児歯科でよく見ますね。身近なぬいぐるみも活用できるアイテムです。
「え〜ん。虫歯になって歯が痛いよ〜」
「カバくんに歯磨きしてあげよう!ごしごし」
「ぼくと一緒に歯磨きしようよ」
お子さんとの掛け合いを楽しみながら、歯磨きに誘うことができます。
絵本
普段のお楽しみの絵本に、歯磨きに関する絵本をさりげなく忍ばせておくのもテクニックです。絵本の読み聞かせをしているうちに、苦手意識が和らいだりします。
まとめ
保育や教育の現場では、興味関心を高めたり、活動をわかりやすくしたりするねらいで、グッズやアイテムを教材として使用します。子供が興味をもつグッズを使うというのは、保育士や教師など、教育のプロが使う基本的なテクニックと言えます。
子供は感受性が豊かなために、いろいろなことに興味をもちやすく、退屈な時間を苦痛と感じます。見通しをもてないことに不安を感じます。
歯磨きを嫌がるお子さん。
怠けているわけでも、わがままを言っているわけでもないのかもしれません。
苦手が克服できたときのお子さんの笑顔は、かけがえのないものとなるでしょう。
お母さん、お父さん、応援しています。一緒に頑張りましょう!
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