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あまり知られていない!幼児の歯磨き粉にはフッ素濃度の違いがある

2017年03月31日

あまり知られていない!幼児の歯磨き粉にはフッ素濃度の違いがある

あまり知られていない!幼児の歯磨き粉にはフッ素濃度の違いがある


歯医者イメージ13.jpg

【この記事を3行で要約】

子供用の歯磨き粉は、
商品によって
フッ素の濃度が違う。



歯科は歯磨き粉のフッ素濃度を見る



小児歯科ですすめられた歯磨き粉。


もしかしたら、それは
「年齢に合ったフッ素濃度」の歯磨き粉
だったかもしれません。

歯科専門家は
アンパンマンやしまじろうなどの
「キャラクターの有無」
でもなく

「味の違い」
でもなく、

虫歯予防の効果で
選びます。




フッ素の知っておきたい3つのポイント




フッ素は、

適量を使用することで

虫歯予防に効果があります。




適量とは


使う人

【例】 赤ちゃん、子供、妊婦、大人、老人など

によって適量は違います。





フッ素の知っておきたい3つのポイント


1 フッ素配合歯磨き粉の基準

  →日本では薬事法にかかる承認基準がある。

※ フッ素濃度は1,000ppm以下と定められている。

※ 飲み込むのではなく、
  最後にうがいをするのが前提の基準


2 フッ素濃度が低すぎると

  →虫歯予防効果が薄い。

※ フッ素濃度300ppm以下ではほぼ効果がない。



3 大量に摂取すると

  →フッ素は急性中毒を起こす

※ 中毒を起こす量の目安→2mg/kg

※ つまり、体重10kgの子供が
  大人用の歯磨き粉1本、誤飲したら・・・すぐに病院へ





歯磨き粉のフッ素濃度に着目したおすすめの使い方



【赤ちゃん】

なるべく「フッ素濃度が低いもの」
または
「フッ素が無添加」
または
「水」


【子供】

年齢が上がるにつれて
フッ素濃度を上げる



 <歯医者の意見>


1歳までは
歯ブラシの束の1列分のごく少量


2歳
2列と増やしていく



のが適量です。



出典:歯医者が教える歯のブログ


年齢に合わせて、歯磨き粉を選べるとよいです。


身近な売り場では



しかし、
「フッ素」=「虫歯予防」が定着している日本では

スーパーやドラックストアの売り場は

ほとんどの歯磨き粉が、
最高基準に近いフッ素濃度960ppmばかりです。



「フッ素濃度が低い歯磨き粉」って
日本でもニーズはあるのに・・・。

海外の商品はそういった物があり、
通販で取り寄せればいいんでしょうが、
安心、安全を考えるメイド・イン・ジャパンの歯磨き粉がよいですよね。


小児歯科で
取り扱っている場合がありますので、
購入を考えている人は
一度尋ねてみるとよいですね。



国産の歯磨き粉についての記事はこちら




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