語呂合わせで覚える "診療放射線技師国家試験"

縦隔

縦隔とは胸膜によって左右の肺の間に隔てられた部分を指し，心臓，食道，気管，気管支，大動脈や大静脈，胸腺，神経などが含まれます．

この縦隔に発生した腫瘍のことを総称して縦隔腫瘍といいます．

ただし，食道，気管，気管支，心臓，大血管から発生した腫瘍は除外されます．

縦隔腫瘍は発生する部位によってできやすい腫瘍が異なっています．

上縦隔には甲状腺腫，前縦隔には胸腺腫，胸腺がん，奇形腫，胚細胞性腫瘍，中縦隔には気管支原性のう胞，食道のう胞，リンパ腫，後縦隔には神経原性腫瘍ができやすいとされています．



(社会福祉法人恩賜財団 済生会 縦隔腫瘍 引用)

前縦隔に頻発する病気

・悪性リンパ腫
・奇形腫
・甲状腺腫
・胸腺腫


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「前人未到のコンパ、稽古しても向上せん」
　　　　　　　　↓
「前人未到(前縦隔)のコンパ(悪性リンパ腫)、稽古(奇形種)しても向上(甲状腺腫)せん(胸腺腫)」



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中縦隔に頻発する病気

・気管支嚢胞


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「中でのほほんとしている」
　　　　↓
「中(中縦隔)でのほほん(気管支嚢胞)としている」

後縦隔に頻発する病気

・後縦隔傍神経節腫
・神経原生腫瘍
・神経鞘腫



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「後ろに神経使う」
　　　↓
「後ろ(後縦隔)に神経(後縦隔傍神経節腫，神経原生腫瘍，神経鞘腫)使う」




いかがでしょうか

この分野は割と頻出問題ですので覚えておいて損は絶対にないと思います

頑張って覚えていきましょう

ではまた次回っ