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裁かれた公認会計士 細野祐二さん



投稿者 株式トレーダーM


細野祐二さんってだれだろう?と思われる方が多いと思います

2004年3月、シロアリ駆除の上場会社キャッツ株価操縦事件

関連で、有価証券虚偽記載罪の共同正犯として彼は逮捕され

るが、キャッツの公認会計士である細野祐二さんは無罪を主張

し、最高裁判所まで争います。

最高裁の判決はすでに出ています。

2010年5月31日 最高裁判決(第一小法廷)

細野祐二被告側の上告を棄却する決定。

懲役2年、執行猶予4年とした1、2審判決が確定。


細野さんの有罪判決が6年の闘いのうえ決定されます。

その細野祐二さんがまだ裁判で争っていた2008年に

出版された「法廷会計学VS粉飾決算」を今読み終えました。

細野氏のこの本に書いてあるレポートをきっかけとして日興

コーディアルグループの不正が暴かれました。

これに伴い大手監査法人も解体に追い込まれています。

そのきっかけとなったレポートがこの本には記載されています。

そのほかライブドア 日本航空(JAL)・NOVAの財務諸表の

分析をしている。

この本を読んだ後の個人的な感想は、会計知識が相当ないと

深く理解することは難しいが、しかしある程度の会計知識があ

れば楽しめるのではないかと思う。

細野祐二さんの有価証券報告書の分析力はさすがです。

わたしも長期投資する会社の株式を買うときは、EDINETというHP

で有価証券報告書過去3年分を読みますが、やはりわたしとは

視点と次元が違います。さすがに公認会計士です。

それとともに有価証券報告書の奥の深さも感じました。

私はまだまだ有価証券報告書の表面だけしか読んでなかったと・・・

また一から勉強しなおします。

さて細野祐二さんはこれ以外にも「公認会計士VS特捜検察」という

本を出版していまして、この中でキャッツ事件での特捜検察との闘争

を書いています。これもまた吸い込まれるように読みました。

読みやすさは「公認会計士VS特捜検察」>「法廷会計学VS粉飾決算」

ですが2冊とも読んでおいて損はないと思います。

「公認会計士VS特捜検察」は会計の知識がまったく

なくても読める良書です。


私はホリエモンは好きではありませんが、ライブドア事件に対する検察の

対応とオリンパス粉飾決算事件の時の検察の対応の差を見てると、社会

正義とはなんだろう?司法の場は必ず社会の正義が実現する場所である

というのは幻想に過ぎないというのが「公認会計士VS特捜検察」を読んだ

後の感想です。

オススメ度は2冊とも5ランク中3です星星星

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