2013年06月16日
ドル円為替レートの決定要因
投稿者 株式トレーダーM
もともとドル円為替レートが円安か円高かで、日本の株式市場は影響を受けやすい
のですが、特に最近は株価の為替感応度が高い気がします。
たった1円円高が進んだだけで500円以上株価が下がったりしています。
ところで円ドル為替レートの決定要因はなにかという疑問に対して結論が出ていません
いろいろな学者がその人の一生を捧げて研究するほど、複雑でいろいろな学説がある
ほどです。
その学説のひとつに購買力平価説というのがあります。
カッセルが提唱した説で ある二国間の貨幣の交換比率は、自国通貨と外国通貨の
購買力の比率により決まるという説です。
購買力平価を応用したもののひとつにマクドナルドが販売しているビッグマックの価格で
各国の購買力を比較し、算出したビックマック指数があります。
個人的には一番わかりやすく好きです。
基本的に為替相場の変動を完璧に説明できた説はないと思います。
なぜなら、そんな説があれば、世界中の人がその説にそったプログラムを組んで
そのプログラムを利用して取引するだけで、無限に大金持ちになってしまいます。
そんな人はいませんし、そんなプログラムもありません。
短期的には複雑で酔っ払いの千鳥足のような予測が難しい動きだからこそ
惹かれるのかもしれませんね。
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