投資家Ｍの防備録（記録メモ）

ストック型ビジネスとフロー型ビジネス

投稿者　株式トレーダーＭ

最近、私のブログは短期投資ばかりのブログ内容ですが、本当に私が好きなのは

長期投資です。

長期投資の定義づけは難しいですが、ここでは最低１年以上、又は永遠に保有して

利益をあげることとしておきます。

企業のビジネスモデルは、大きく分類するとストック型ビジネスとフロー型ビジネスに

分けられると思います。

ストック型ビジネスモデルは、ほぼ毎月決まった収入があり、契約者

が増えれば増えるほど収益もどんどん増えていきます。

一方、フロー型ビジネスモデルは、売上の増減が激しく、売ってしまえば

終わりで、継続して売り続けなければなりません。

例えば玩具を例にとると消費者に一通り売ってしまえば、新たに新しいヒット商品を作る

必要があります。

フロー型ビジネスモデルは、ヒット商品を開発できれば、、爆発的な売り上げ増が期待

できます。しかし次の製品が外れれば、売り上げ急減に見舞われます。

私の個人的な意見ですが長期投資対象となる会社は、ストック型ビジネスモデルの方

がどちらかというと好きです。

フロー型ビジネスモデルでも長期投資の対象となる会社はありますが、消費者が継続的

に購入するする必要がある必需品を扱う会社が有望ですね。

たとえば私の家で継続的に買わなければいけないものといえば、Ｔ型カミソリ・石鹸・

シャンプー・化粧品・食料品等などです。

Ｔ型カミソリを例にとると、今は不景気だから、髭を剃らないなんていう人はいないと思います。

または不景気だからカミソリを長持ちさせるために、顔の半分だけしかヒゲを剃らないなんて

人もいないと思います。

このタイプの商品は不景気でも買い続けなければいけません。

電動シェーバーを使わない限り、Ｔ型カミソリは定期的に買い続けなければなりません。

いまはＴ型カミソリを例に出しましたが、食料品等も同じく不景気だろうが買うしかないのです。

フロー型ビジネスモデルで長期投資対象となるのは、必ず定期的に買わなければいけない

商品を扱う会社ということになりますね。

私がストック型ビジネスモデルとして以前注目したのは３６３３ペパポです。

ロリポップ・カラーミーショップと聞けばわかる方もいると思います。

レンタルサーバー等毎月定期的な収入があり、さらにこの会社のレンタルサーバー料が安い

という特徴もありました。

この銘柄は私は２１００円前後で購入しています。

今は３０００円台で推移していて、いまからこの値段で買うのは、個人的にはおすすめでき

ません。

３６３３　ペパポの場合なら２５００円以下で買えるなら大怪我はないと思います。

さて、みなさんも、ストック型ビジネスモデルでもフロー型ビジネスモデルでもどちらでも

いいのですが、自分が詳しい分野に絞って長期投資対象銘柄を探してみると楽しいと

思います。

フロー型ビジネスモデルで長期投資対象になるのは、不景気でも買い続けなければ

ならない商品を売っている会社がいいというのはお忘れなく・・・

（注）企業のビジネスモデルを３分類する考え方もあります。

１．ストック型ビジネス

２．フロー型ビジネス

３．消耗品ビジネス

興味ある方はさらに掘り下げて調べてみてください。