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ITパスポート過去問 令2年秋 問21

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問題


問21 横軸に相対マーケットシェア,縦軸に市場成長率を用いて自社の製品や事業の戦略的位置付けを分析する手法はどれか。

ア ABC分析
イ PPM分析
ウ SWOT分析
エ バリューチェーン分析



解説


PPM(Product Portfolio Management)分析は、複数の製品を、市場の成長性の高低、マーケットシェアの高低で分類し、分類により、投資を増やすべき、減らすべきなどを考える手法。それぞれの分類には、花形、金の生る木、問題児、負け犬の名前がつけられている。

■花形
市場成長率も高く、シェア(市場占有率)も高いもの。市場の成長性が高いため、競争が激しく、追加投資が必要

■金の生る木
市場の成長率は低いが、シェアは高い。市場が成熟しており、今後の高い成長は見込めないが、シェアが高いため、多くの利益がある。追加投資の必要は少ない。

■問題児
市場の成長率は高いが、シェアが少ない。大きな投資が必要で、他商品に勝ち、シェアが上がれば、花形になり、金のなる木になる可能性もあるが、負ければ、負け犬になる可能性もある。

■負け犬
市場成長率も低く、シェアも低い。投資を別の商品へ振り分け、今後撤退も考えるべき。

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ア 複数の要素(商品等)がある場合にどれを重視するかを判断するための分析手法。全体に占める売り上げなどの構成比が多い順にAクラス、Bクラス、Cクラスの3グループに分類する方式

イ 正解

ウ 支援/障害となる要因を分析する手法。要因を強み、弱み、機会、脅威に分類し検討する手法。

エ バリューチェーンとは、企業活動を、最終的に顧客に提供する製品やサービスに価値を付加していく工程の連鎖と考えることであり、バリューチェーンに沿って各工程の強みや弱みを明らかにすることが、バリューチェーン分析




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