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2024年04月08日

アソートBOX

これは、完全に個人の想像です。

今の様に模型店を営む前の話に聞いたこともありますし、皆さんも聞いたことがあると思います。

とあるメーカーは、新製品を他のキットと組み合わせたアソートBOXでしか出荷しない。
未だにそのままだと思っている方も多いと思いますが、今はアソート出荷は無くなっています。

さて、新製品を他の商品を組み合わせて売る、阿漕な商売だ!!

なんて言われ方をされています、実際、自分も最初はそう思っていましたがどうも違うのではないか?と商売を始めて感じるようになりました。

所謂シリーズ物の再生産とか復刻版というのは、シリーズ内の人気アイテムだけを対象にするケースも多いかと思いますが、ユーザー的には折角なら全アイテムをと願う物かと思います。

メーカーサイドからすれば、例えば全シリーズ再生産したとして
一度過去に発売した物です、再生産の要望が多かったとしても次の再生産品も満遍なく売れる保証はありません。
そこで、多くの場合
シリーズの再生産はセット販売が多くなります。
そのセット販売としての販売先が小売店なのかユーザーなのかというどちらからになる。

世間で酷い販売方法だと言われたアソート販売ですが、実際は新製品を売るためのセットではなく復刻版シリーズを再販する販売方法なのだと思います。

そもそも新製品を販売するために、わざわざ過去の商品を再生産までしてセットにする必要性はなく、それこそリスクしかないわけです。

むしろ一定のユーザーからの要望
しかし実際の販売需要は不安定な再生産

とは言え、ある程度シリーズの存続を考えると、そう言うユーザーの要望に応える事も大事なのも事実

メーカーなりの思惑があるとは言え、ユーザーの要望に応えんとするメーカーの姿勢としてのアソート販売だったと思うのです。


今は、そう言うアソート販売も無くなったわけですが、やはり卸・小売店に掛かる負担が多すぎたと故に今は無くなったのかなと思います。

結果、最近は一部再生産は数種類をセットとした販売になりました。

そもそも再生産は非常にリスクが高い
既に開発は終わっているので、再生産の生産コストのみとは言え
一度市場に流れてるわけで、発売当初と同じ需要数は望めない

それなのに再生産があたりまえで行われるプラモデルというのは、かなり特殊な市場とも言えます。

プラモデルは設計開発のコストを最初の販売で元を取ろうとすると、相応の販売価格設定をせざる得ずそうなると、そうなると今度はユーザーから見て割高な商品となってしまう。
その為、販売価格を抑え長い年月を掛け再生産を含めて減価償却をしていくスタイルなのです。

とは言え、単なる再生産では先述したとおりに売れる見込みが有るわけではないので、成形色を変えたりデカールを変更したりしてバリエーション展開として販売しています。





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