2016年04月01日
2016年度初日に日本市場は大幅下落、"ドンキホーテ"は無謀にも買い向かってしまった...
<日経平均終値> 16164.16 ▼594.51 (-3.68%)
<TOPIX終値> 1301.40 ▼45.80 (-3.40%)
<東証マザーズ終値> 991.24 ▼29.56 (-2.90%)
[本日の取引銘柄]
デクセリアルズ (4980)
三菱UFJ FG (8306)
芙蓉リース (8424)
UEX (9888)
王将フード (9936)
名実ともに新年度となった本日の日本市場は大幅下落、日経平均は3.7%安、TOPIXは3.4%安でともに4日続落となり、日経平均はこの4日間で1,000円に迫る下落幅となった。これまで一本調子で上げていた東証マザーズ指数も本日は下落し再び1,000円の大台を割った。
日銀短観が寄り付き前に発表され、大企業・製造業の業況判断指数がプラス6と2015年12月調査のプラス12から大きく悪化し、先行きはプラス3とやはり12月調査の7から悪化したこと、また今年度の大企業・製造業の想定為替レートが117.46円と足元の為替レートよりも遥かに楽観的水準で見込んでいることが嫌気されたと報道されている。しかし、大企業・非製造業の業況判断指数はプラス22と昨年12月調査のプラス25に続き高水準を維持し、先行きもプラス17と12月調査の18からほぼ横ばいである。短観の悪化はやはり「売る」ための口実のように思う。相場が「下げたくて」下がったということだろう。
昨日2016年度以降の事業見通しを発表し、目標利益水準を引き下げたパナソニック(6752)は12%強の大幅安。
本日は仕事が忙しく、相場をリアルタイムで見ることができなかったが、想定以上の下げに寄り付き前に出していた指値注文が次々と約定した。
デクセリアルズ (4980)、三菱UFJ FG (8306)、UEX (9888)とタイプの異なる高配当株が低volality環境での戻りの目途と考えていた水準で約定した。また三角保ちあいを上抜けたかに見えた芙蓉リース (8424)が逆に保ち合いの水準を下抜けてしまった。
慌てて損切りしなければならないほどのロットで取引している訳ではないので取り合えず様子見。ただvolalityが高まってきた場面で昨日購入した(→『堅調に推移していた日経平均が大引け間際に急落、昨日買った三菱UFJ FGを短期利益確定売り』)王将フード(9936)のような不確実性の高い銘柄を持ち続ける気持ちにならなかったので売却することにした。いくばくかの利益も得られたのでこの取引には不満はない。
ともあれ、いつも難しいと感じるのは相場のvolatilityの変動とそれに応じたリスクテイクである。デイトレーダーが保ちあいからの放れを狙って何度もポジションテイクと細かい損切りを繰り返して大きなリターンを獲りに行くという話をしてもらったことがあるが、私のような日中あまり相場を見られないサラリーマントレーダーがこのようなvolalityの変動についていくにはどうしたらいいのだろうか? HFTやAIによる取引が大きなウェイトを占めるようになった現代の市場では個人投資家が本業の傍らマニュアル操作で理想的な振る舞いをするのは不可能にしか思えない。寧ろレバレッジを落として身の丈に合ったサイズのポジションのみ取ることを心がけることに尽きると思う。レバレッジなどかけずとも、1日に日経平均が500円も1000円も動くことが頻繁に起きるのだから。
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<免責事項>
当ブログは個人的な投資行動を客観視するために記載しているものです。決して特定の投資行動を推奨するものではありません。また当ブログの内容の正確性は担保し得ないことも申し添えます。
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王将フード (9936)
名実ともに新年度となった本日の日本市場は大幅下落、日経平均は3.7%安、TOPIXは3.4%安でともに4日続落となり、日経平均はこの4日間で1,000円に迫る下落幅となった。これまで一本調子で上げていた東証マザーズ指数も本日は下落し再び1,000円の大台を割った。
日銀短観が寄り付き前に発表され、大企業・製造業の業況判断指数がプラス6と2015年12月調査のプラス12から大きく悪化し、先行きはプラス3とやはり12月調査の7から悪化したこと、また今年度の大企業・製造業の想定為替レートが117.46円と足元の為替レートよりも遥かに楽観的水準で見込んでいることが嫌気されたと報道されている。しかし、大企業・非製造業の業況判断指数はプラス22と昨年12月調査のプラス25に続き高水準を維持し、先行きもプラス17と12月調査の18からほぼ横ばいである。短観の悪化はやはり「売る」ための口実のように思う。相場が「下げたくて」下がったということだろう。
昨日2016年度以降の事業見通しを発表し、目標利益水準を引き下げたパナソニック(6752)は12%強の大幅安。
本日は仕事が忙しく、相場をリアルタイムで見ることができなかったが、想定以上の下げに寄り付き前に出していた指値注文が次々と約定した。
デクセリアルズ (4980)、三菱UFJ FG (8306)、UEX (9888)とタイプの異なる高配当株が低volality環境での戻りの目途と考えていた水準で約定した。また三角保ちあいを上抜けたかに見えた芙蓉リース (8424)が逆に保ち合いの水準を下抜けてしまった。
慌てて損切りしなければならないほどのロットで取引している訳ではないので取り合えず様子見。ただvolalityが高まってきた場面で昨日購入した(→『堅調に推移していた日経平均が大引け間際に急落、昨日買った三菱UFJ FGを短期利益確定売り』)王将フード(9936)のような不確実性の高い銘柄を持ち続ける気持ちにならなかったので売却することにした。いくばくかの利益も得られたのでこの取引には不満はない。
ともあれ、いつも難しいと感じるのは相場のvolatilityの変動とそれに応じたリスクテイクである。デイトレーダーが保ちあいからの放れを狙って何度もポジションテイクと細かい損切りを繰り返して大きなリターンを獲りに行くという話をしてもらったことがあるが、私のような日中あまり相場を見られないサラリーマントレーダーがこのようなvolalityの変動についていくにはどうしたらいいのだろうか? HFTやAIによる取引が大きなウェイトを占めるようになった現代の市場では個人投資家が本業の傍らマニュアル操作で理想的な振る舞いをするのは不可能にしか思えない。寧ろレバレッジを落として身の丈に合ったサイズのポジションのみ取ることを心がけることに尽きると思う。レバレッジなどかけずとも、1日に日経平均が500円も1000円も動くことが頻繁に起きるのだから。
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