2019年01月08日
2019年1月8日 買戻しの流れが続く東証市場、前日のIRを受けてそーせい(4565)はストップ高
<日経平均>
20,204.04 △165.07 (△0.82%)
<TOPIX>
1,518.43 △5.90 (△0.39%)
<東証マザーズ>
887.50 △28.02 (△3.26%)
<本日の取引>
ビックカメラ(3048)
500株 売 @1,427
昭和電工(4004)
100株 売 @3,620
200株 売 @3,640
そーせいHeptares(4565)
1,500株 売 @1,078
NY市場の上昇継続を受けて本日も東証は買戻しの流れが継続しました。昨日少しポジションを落としたのは完全に早売りだったようです(いつものことですが・・・orz)。
そんな中、本日もせこく細かく利確の売りを出しました。
ビックカメラは本日あまり強くなかったので1,427円で500株売り。また下がれば買い増す方針。
本日は東海カーボン(5301)等の黒鉛電極関連銘柄も値を飛ばしていましたが、その一角、昭和電工(4004)のポジションを落としました。前回の決算発表で示された会社予想の黒鉛電極の今期価格は証券会社の胡散臭い予想のようには悪いものではなく、まだまだ売られ過ぎだと感じています(もちろん私見です)が、少しポジションを軽くしました。また3,400円を割ってくるようなら買い増しても良いかと考えています(希望的観測でしょうか?)。
本日最も目を引いたのは久々のそーせいHeptares (4565)のストップ高です。久々に気持ち良い上昇だったので、思わず1,500株ほど売ってしまいました(意味不明?)。大引けで残った4,898,800株の成行買い注文を見ると明日も期待が持てそうです。もちろん、この買い注文の殆どは比例配分を見越した実際には存在しない買い物なのでしょうが。
株関連のニュースでは昨日の記事で書いたAZD4635のmilestone受領を受けて、と書かれていますが、個人的には昨日37th JP Morgan Healthcare Conferenceの冒頭で示された、STaR技術による創薬の優位性が改めて評価されたのでは、と考えています。(少なくとも私はそう評価します。)
そーせいの発表では、「2010年から昨年までに18種類の標的GPCRに対して22の候補化合物(低分子・モノクローナル抗体)を同定した」とのことです。しかも「そのうち12化合物については2015年以降の開発」とのことです。直近わずか4年間で12個もの候補化合物の同定、というペースは、新薬開発に苦しんでいる昨今の製薬業界においては特筆すべきスピードと考えます。
その22種類の候補化合物のステージ内訳は下記の通りです。(PCC: 前臨床候補化合物)
• 4 clinical agents (3 targets)
• 8 PCCs (Nominated Candidates, 7 targets)
• 6 pre-PCCs (Candidate Selection stage)
• 2 mAbs in Candidate Selection
• 2 pre-PCCs in Pfizer Collaboration
これまでも言われていた正確なGPCRの構造予測に基づくdrug designですが、"The PCC is now generally synthesized in <500 compounds" (前臨床候補化合物は大抵500未満の候補化合物の合成ですんでいる)と、何百万ものライブラリーから候補を選択してくる従来型の創薬に比べ、そ-せいHeptaresの創薬strategyの効率性が改めて確認されたように思います。
さらにCambridge大学と共同してAIを導入し、実際に合成する化合物数を絞り込んでlead compoundsを同定するstrategyも明確にされました。このあたりは、少ない候補化合物だけを頼りにしているBio venturesとは明確に一線を画するものだと思います。(株式市場ではここら辺の線引きがまったくなされていないのが摩訶不思議ですが:あくまでも私見です。)
また、このConferenceでは従来discloseされていなかった標的がいくつか挙げられていました。GPR35, EP4, Apelin等です。
これらについてのIRにも後日注目したいと思います。
<免責事項>当ブログは個人的な投資行動を客観視するために記載しているものです。決して特定の投資行動を推奨するものではありません。また当ブログの内容の正確性は担保し得ないことも申し添えます。
励みになりますので、よろしければ応援をお願いしますm(__)m。
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200株 売 @3,640
そーせいHeptares(4565)
1,500株 売 @1,078
NY市場の上昇継続を受けて本日も東証は買戻しの流れが継続しました。昨日少しポジションを落としたのは完全に早売りだったようです(いつものことですが・・・orz)。
そんな中、本日もせこく細かく利確の売りを出しました。
ビックカメラは本日あまり強くなかったので1,427円で500株売り。また下がれば買い増す方針。
本日は東海カーボン(5301)等の黒鉛電極関連銘柄も値を飛ばしていましたが、その一角、昭和電工(4004)のポジションを落としました。前回の決算発表で示された会社予想の黒鉛電極の今期価格は証券会社の胡散臭い予想のようには悪いものではなく、まだまだ売られ過ぎだと感じています(もちろん私見です)が、少しポジションを軽くしました。また3,400円を割ってくるようなら買い増しても良いかと考えています(希望的観測でしょうか?)。
本日最も目を引いたのは久々のそーせいHeptares (4565)のストップ高です。久々に気持ち良い上昇だったので、思わず1,500株ほど売ってしまいました(意味不明?)。大引けで残った4,898,800株の成行買い注文を見ると明日も期待が持てそうです。もちろん、この買い注文の殆どは比例配分を見越した実際には存在しない買い物なのでしょうが。
株関連のニュースでは昨日の記事で書いたAZD4635のmilestone受領を受けて、と書かれていますが、個人的には昨日37th JP Morgan Healthcare Conferenceの冒頭で示された、STaR技術による創薬の優位性が改めて評価されたのでは、と考えています。(少なくとも私はそう評価します。)
そーせいの発表では、「2010年から昨年までに18種類の標的GPCRに対して22の候補化合物(低分子・モノクローナル抗体)を同定した」とのことです。しかも「そのうち12化合物については2015年以降の開発」とのことです。直近わずか4年間で12個もの候補化合物の同定、というペースは、新薬開発に苦しんでいる昨今の製薬業界においては特筆すべきスピードと考えます。
その22種類の候補化合物のステージ内訳は下記の通りです。(PCC: 前臨床候補化合物)
• 4 clinical agents (3 targets)
• 8 PCCs (Nominated Candidates, 7 targets)
• 6 pre-PCCs (Candidate Selection stage)
• 2 mAbs in Candidate Selection
• 2 pre-PCCs in Pfizer Collaboration
これまでも言われていた正確なGPCRの構造予測に基づくdrug designですが、"The PCC is now generally synthesized in <500 compounds" (前臨床候補化合物は大抵500未満の候補化合物の合成ですんでいる)と、何百万ものライブラリーから候補を選択してくる従来型の創薬に比べ、そ-せいHeptaresの創薬strategyの効率性が改めて確認されたように思います。
さらにCambridge大学と共同してAIを導入し、実際に合成する化合物数を絞り込んでlead compoundsを同定するstrategyも明確にされました。このあたりは、少ない候補化合物だけを頼りにしているBio venturesとは明確に一線を画するものだと思います。(株式市場ではここら辺の線引きがまったくなされていないのが摩訶不思議ですが:あくまでも私見です。)
また、このConferenceでは従来discloseされていなかった標的がいくつか挙げられていました。GPR35, EP4, Apelin等です。
これらについてのIRにも後日注目したいと思います。
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