2020年09月01日
安倍首相辞任で一旦頭の整理
2020年8月28日金曜日。
安倍晋三首相が辞意を表明いたしました。
これから年末にかけての投資戦略について考えてみます。
まずは、今私が意識している事象を列挙します。
1. ポスト安倍は菅氏でほぼ確定
2. この結果、中国寄りではなく米国寄りのスタンス継続
3. 首相辞任は既に株・為替含め折り込んだ
4. 辞任よるトレンド転換はあまり見られない
5. 解散総選挙があっても政権交代には至らない
6. 日銀黒田総裁の任期はあと2.5年ある
7. FRBより先に出口戦略に向くことはまずない
8. この先感染が拡大しても市場への影響は限定的
9. あとは11月3日のアメリカ大統領選の結果
10. バイデン氏が当選した時が要注意
と、こんな感じです。
ポスト安倍が早々に決まったことで日米関係についての心配事がなくなりましたが、アメリカ側がバイデン氏になった場合がピンチです。
安倍首相はいずれにしても1年後には退任されるわけでしたから、今回は心の準備ができていなかっただけで、これも既に折り込みましたから大きな問題になりませんn。
場中に一報が流れただけ有難かったですね。
逆に場中でなくとも夜のNY市場での反応は限定的でしたから、月曜日の東京市場も大きな混乱にはならなかったのではないでしょうか。
と、いうことでまずは11月3日までは突発事象がない限り大きな調整はないと考えています。
そして、大統領選でどちらが勝利するか?
個人的な好みではなく、経済にとっては間違いなくトランプ大統領が再選したほうがプラスです。
いろいろ言われる方ですが、よく考えてみてください。
トランプ大統領が当選した直後は別として、就任後日本経済に直接的なマイナスの打撃はありましたか?
米中貿易戦争は間接的にはあるかもしれませんが直接ではありません。
日本に対して関税の大幅な引き上げなども行われておりません。
北朝鮮の脅威もある程度抑制されています。
そして、世界最大の消費国の経済成長による恩恵は自動車産業をはじめ多くの日本企業が享受しています。
NAFTAで一部ダメージがあったかもしれませんが、大枠では問題ないはずです。
新型コロナについては、どの国のどの首長が対応しても影響は避けられないでしょうし、仮に台湾のように自国が抑制できても貿易相手国がダメージを受けていますから自分だけ助かっても経済という点ではあまり意味がありません。
仮にバイデン氏が当選した場合、基本的には「弱きを助け強きをくじく」ですから、米国の大手ハイテク企業などは増税のターゲットにされ、富裕層も締め付けられます。
そうなると、「お金は上から下に流れる」ため、雇用に影響が出始めます。そして医療・福祉などの財政出動があり、これはインフラ投資などと異なり将来的にプラスになるものではありません。
防衛費や警察予算も削減され治安・安全保障面での懸念が生じます。
多くの方がご存じかと思いますが、アメリカ初の黒人大統領は黒人の人種差別撤廃に向けた具体的政策は行いませんでした。
そして、南シナ海での中国による人工島建設も「静観」しました。
こうした一見耳障りの良い政策を掲げる民主党が政権をとったとき、前回はリーマンショックが起きました。その余波は日本にも当然及んだのは記憶に新しく、東証一部の上場企業ですら倒産が相次ぎました。
「強きをくじく」で言えば日本企業に対する圧力も関税引き上げという形でくるかもしれませんし、安全保障面では距離を置かれる可能性もあります。
現時点ではどちらが勝つかは全く分かりませんし、おそらく直前になってもわからないかもしれません。
ただ、一つ言えることは「通常、現職が有利」ということです。
ただし、「通常は」です。
私たちも含め皆さん「自分の損得」で動きますから、民主主義による選挙結果が必ずしも国にとっていい結果とは限らないです。
現状に不満を持っている人が多ければ「変化」を求めます。
これはどの民主主義国家でも同じこと。
どちらが勝つかを予想するのではなく、
「どちらが勝った時にどう動くか」つまり、トランプ氏が勝ったとき、バイデン氏が勝った時、いずれの時にも対応できるよう、残り2か月で準備をしておく、ということです。
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