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2018年03月09日
ブガッティ シロン スポーツ 1500馬力
ジュネーブモーターショーでブガッティはシロンの高性能版のシロン スポーツを発表しました。このシロン
スポーツは標準のシロンより18kgの軽量化に成功しています。
このシロン スポーツはハンドリング性能を中心にさらなるパフォーマンスを追求した新グレードで、18kgの軽量化をし、ダイナミック・ハンドリング・パッケージと呼ばれるサスペンションの引き締めや、ダイナミック・トルク・ベクタリング機能が備わっています。
ホイールと4本出しのエグゾーストは、シロン・スポーツ専用デザインとなっています。
ミッドシップに搭載されるパワーユニットに変更はなく、8リッターW16気筒+4ターボは、2ステージターボ化され、最大出力は1500馬力/6700rpm、最大トルクは163kgm/2000-6000rpmを引き出します。トランスミッションは7速デュアルクラッチのDSGで、駆動方式は4WDです。
ブガッティは、イタリアのナルド・サーキットにおいて、シロン スポーツのラップタイムを計測し、シロン スポーツはシロンに対して5秒ラップタイムを短縮したと発表しています。
スポーツは標準のシロンより18kgの軽量化に成功しています。
このシロン スポーツはハンドリング性能を中心にさらなるパフォーマンスを追求した新グレードで、18kgの軽量化をし、ダイナミック・ハンドリング・パッケージと呼ばれるサスペンションの引き締めや、ダイナミック・トルク・ベクタリング機能が備わっています。
ホイールと4本出しのエグゾーストは、シロン・スポーツ専用デザインとなっています。
ミッドシップに搭載されるパワーユニットに変更はなく、8リッターW16気筒+4ターボは、2ステージターボ化され、最大出力は1500馬力/6700rpm、最大トルクは163kgm/2000-6000rpmを引き出します。トランスミッションは7速デュアルクラッチのDSGで、駆動方式は4WDです。
ブガッティは、イタリアのナルド・サーキットにおいて、シロン スポーツのラップタイムを計測し、シロン スポーツはシロンに対して5秒ラップタイムを短縮したと発表しています。
レンジローバー SVクーぺ
ランドローバーは限定生産でレンジローバーSVクーペを999台生産することをジュネーブモーターショーで発表しました、ベースとなっているのは標準のレンジローバーで、ジャガーランドローバーグループのカスタマイズやハイパフォーマンス部門のSVOが生産を一台一台手作業でしていきます。価格は£240.000(3529万円)で、レンジローバーのなかでももっとも高いモデルと発表されています。今までレンジローバーで最高値だったモデルは、SVオートバイオグラフィーLWBで、£177,030(2603万円)でした。これから発表されるロールス ロイス初のSUVのカリナンやランボルギーニウルス、ベントレー ベンテイガなど最高級SUVがライバルになります。
ジャガー・ランドローバーのSVO部門には3つの部門があり、SV:ラグジュアリー、SVR:パフォーマンス、SVX:オフロードでこれまでにレンジローバースポーツSVRやディスカバリーSVX、ジャガーF-タイプSVR、F-タイプ・プロジェクト7や、ジャガーXE SVプロジェクト8など特別な車を生産してきました。
しかし、XE SVプロジェクト8と大きく異なるのは、ボディを独自に作成しているところで、プラットフォームは標準のレンジローバーがベースですが、細かくモディファイを加えておりその結果、ボディパーツでレンジローバーと共通できたのはボンネットとテールゲートの下半分のみとなています。車高は標準のレンジローバーより8mm低く、全長は13mm長くなっていて、ホイールは23インチが標準となっているほか、特別な16層のペインティングを施されています。
SVOのデザインディレクターのゲーリー・マクガバーン氏はSVクーぺを「紳士淑女のための馬車のようなもの」という表現していて、「デザインは極限までこだわりぬきました。それゆえの繊細さも結果として滲んでいます」とも話しています。デザイン上重視されたのはフォーマルであることと、内面的なパワーを両立させることだったようです。そして、「古くからレンジローバーを知っていただいているかたには、SVクーペが初代のオマージュであることはおわかりいただけるでしょう」と続けていて、シートは前後で色合いを変えることができるようで、公開された写真にはフロントがホワイト基調、リアがダークなレザーが選ばれています。「これは、ドライバーと後席の住人のどちらを主役にするかで変わるでしょう。たとえば後席に女王が座る場合、リアが華やか、ドライバーズシートが控えめといった配色がよいと思っています」と語っています。
フロントシートは20ウェイの調整式で、リアシートは10ウェイの調整式になります。そして、ダイアモンド・キルティングによるフィニッシュや、ノーティカと呼ばれるウッドパネルもまたSVクーペの特徴になっています。
レンジローバーよりも小さいモデルのクーペについてマクガバーン氏は「どれくらいのボリュームが見込めるかにかかっていると思います」と答えています。「だって、同じ金額を払うならばドア枚数が多いほうがいいと考えるでしょう。また、そういった考えのひとのは、ヴェラール・クーペもご用意しています。『特別であること』にお金を惜しみなく払えるかたが、SVクーペの対象になるのです」と話しています。
SVクーペはパフォーマンスの面でも最上になっているようで、エンジンは5リッターV8スーパーチャージャーで、これはレンジローバーSVオートバイオグラフィーLWBと同じですが、最高出力は565馬力、最大トルクは71.3kg-mにまで引き上げられていて、0-100km/hタイムは5.3秒、最高速度は266km/hに達します。
トランスミッションは8速オートマティックで、ロータリー式のセレクターとパドルシフトで操作します。
2スピードのトランスファーボックスを備える4WDシステムが動力を伝え、可変ロックリアディファレンシャルはランドローバーのテレイン・レスポンス2が装備され走破性も持ち合わせています。
車高が標準のレンジローバーより8mm低いのは、動的性能を高めるためとのことで、速度が105km/hに達すると、スタビリティと燃費向上のために自動で車高が15mm下がるセッティングになっています。
サスペンションは5段階で車高を調整することが可能で、もっとも激しいオフロードを走行する場合は通常時より75mm車高が上げることが可能で、この場合時速50km/hの走行まで可能になっています。渡河水深限界は900mmになっています。最大牽引重量は3500kgまでになっていて、これはベントレー・ベンテイガと同等です。
オートクロージャー機能がドアに組みあわされるのもレンジローバーとしては初めてのことで、2ドアだけにドアサイズは1.4mになっています。その結果、車内からドアを閉めようにも届かないレベルになってしまっているようで、オートクロージャー機能は必須になっています。
インフォテインメントシステムは、ヴェラールと共通のインコントロール・タッチ・プロ・デュオシステムが使われていて、コントロールパネルは10インチ、ドライバー用のディスプレイは12インチになり、さらに10インチのヘッドアップディスプレイがそなわり、メリディアン製のスピーカーは23個あり、そう出力は1700Wとパワフルになっています。
SVクーペの生産台数は999台の限定生産になり、デリバリーはことしの秋を予定しています。
ジャガー・ランドローバーのSVO部門には3つの部門があり、SV:ラグジュアリー、SVR:パフォーマンス、SVX:オフロードでこれまでにレンジローバースポーツSVRやディスカバリーSVX、ジャガーF-タイプSVR、F-タイプ・プロジェクト7や、ジャガーXE SVプロジェクト8など特別な車を生産してきました。
しかし、XE SVプロジェクト8と大きく異なるのは、ボディを独自に作成しているところで、プラットフォームは標準のレンジローバーがベースですが、細かくモディファイを加えておりその結果、ボディパーツでレンジローバーと共通できたのはボンネットとテールゲートの下半分のみとなています。車高は標準のレンジローバーより8mm低く、全長は13mm長くなっていて、ホイールは23インチが標準となっているほか、特別な16層のペインティングを施されています。
SVOのデザインディレクターのゲーリー・マクガバーン氏はSVクーぺを「紳士淑女のための馬車のようなもの」という表現していて、「デザインは極限までこだわりぬきました。それゆえの繊細さも結果として滲んでいます」とも話しています。デザイン上重視されたのはフォーマルであることと、内面的なパワーを両立させることだったようです。そして、「古くからレンジローバーを知っていただいているかたには、SVクーペが初代のオマージュであることはおわかりいただけるでしょう」と続けていて、シートは前後で色合いを変えることができるようで、公開された写真にはフロントがホワイト基調、リアがダークなレザーが選ばれています。「これは、ドライバーと後席の住人のどちらを主役にするかで変わるでしょう。たとえば後席に女王が座る場合、リアが華やか、ドライバーズシートが控えめといった配色がよいと思っています」と語っています。
フロントシートは20ウェイの調整式で、リアシートは10ウェイの調整式になります。そして、ダイアモンド・キルティングによるフィニッシュや、ノーティカと呼ばれるウッドパネルもまたSVクーペの特徴になっています。
レンジローバーよりも小さいモデルのクーペについてマクガバーン氏は「どれくらいのボリュームが見込めるかにかかっていると思います」と答えています。「だって、同じ金額を払うならばドア枚数が多いほうがいいと考えるでしょう。また、そういった考えのひとのは、ヴェラール・クーペもご用意しています。『特別であること』にお金を惜しみなく払えるかたが、SVクーペの対象になるのです」と話しています。
SVクーペはパフォーマンスの面でも最上になっているようで、エンジンは5リッターV8スーパーチャージャーで、これはレンジローバーSVオートバイオグラフィーLWBと同じですが、最高出力は565馬力、最大トルクは71.3kg-mにまで引き上げられていて、0-100km/hタイムは5.3秒、最高速度は266km/hに達します。
トランスミッションは8速オートマティックで、ロータリー式のセレクターとパドルシフトで操作します。
2スピードのトランスファーボックスを備える4WDシステムが動力を伝え、可変ロックリアディファレンシャルはランドローバーのテレイン・レスポンス2が装備され走破性も持ち合わせています。
車高が標準のレンジローバーより8mm低いのは、動的性能を高めるためとのことで、速度が105km/hに達すると、スタビリティと燃費向上のために自動で車高が15mm下がるセッティングになっています。
サスペンションは5段階で車高を調整することが可能で、もっとも激しいオフロードを走行する場合は通常時より75mm車高が上げることが可能で、この場合時速50km/hの走行まで可能になっています。渡河水深限界は900mmになっています。最大牽引重量は3500kgまでになっていて、これはベントレー・ベンテイガと同等です。
オートクロージャー機能がドアに組みあわされるのもレンジローバーとしては初めてのことで、2ドアだけにドアサイズは1.4mになっています。その結果、車内からドアを閉めようにも届かないレベルになってしまっているようで、オートクロージャー機能は必須になっています。
インフォテインメントシステムは、ヴェラールと共通のインコントロール・タッチ・プロ・デュオシステムが使われていて、コントロールパネルは10インチ、ドライバー用のディスプレイは12インチになり、さらに10インチのヘッドアップディスプレイがそなわり、メリディアン製のスピーカーは23個あり、そう出力は1700Wとパワフルになっています。
SVクーペの生産台数は999台の限定生産になり、デリバリーはことしの秋を予定しています。
2018年03月08日
2018 ジュネーブモーターショー
本日から一般公開されるジュネーブモーターショー2018では150台以上の新型車が公開される見込みで大規模なスケールで開催をされています。
こちらが内部の見取り図になっていて各国のメーカーがブーズを持っています。
全てを紹介するわけにはいきませんので、抜粋して紹介していきます。これまでにお届けした車両も何台か入っています。
ABT-RS5-R
Vantage
Ferrari 488 Pista
Corbelatti Missile
BMW X4
Brabus 800 E63S
PAL V Liberty
Italdesign Zerouno Convertible
Porsche 911 GT3RS
Hennessey Venom F5
Mercedes AMG G63
そしてこちらが内部の様子の動画です。
ジュネーブモーターショーは本日8日から18日まで開催されます。
こちらが内部の見取り図になっていて各国のメーカーがブーズを持っています。
全てを紹介するわけにはいきませんので、抜粋して紹介していきます。これまでにお届けした車両も何台か入っています。
ABT-RS5-R
Vantage
Ferrari 488 Pista
Corbelatti Missile
BMW X4
Brabus 800 E63S
PAL V Liberty
Italdesign Zerouno Convertible
Porsche 911 GT3RS
Hennessey Venom F5
Mercedes AMG G63
そしてこちらが内部の様子の動画です。
ジュネーブモーターショーは本日8日から18日まで開催されます。
ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ スパイダー
ニュルブルクリンクで最速タイムを記録したランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテにスパイダーモデルが追加されることが発表されジュネーブモーターショーにて公開されました。
ソフトトップのルーフ以外は、クーぺのペルフォルマンテのままで、フロントスポイラーやリアウイング、ディフューザーなどクーぺのペルフォルマンテと共通になり、標準のウラカンスパイダーとは異なるデザインになっています。ルーフの開け閉めに要する時間は17秒で、50km/hまでなら走行中でも動作可能です。
エンジンもまたウラカン ペルフォルマンテと同じ自然吸気の5.2リッターV10エンジンで、最高出力は640馬力/8000rpmと61.2kg-m/6500rpmを発生させます。駆動方式も同様に4WDで、オープンボディによる補強などの理由で車重は125kg増えています。乾燥重量は1507kgで、前後重量配分は43:57となっていますが、そして、車重は125kg増えたにもかかわらず、0-100km/hのタイムは3.1秒、0-200km/hのタイムは9.3秒で、車重が増えたにもかかわらず、最高速度はクーペと同じ325km/hです。シャシーのセットアップに変わりはありませんが、ステアリングとスタビリティコントロールのセッティングは新しくセットアップされています。
ソフトトップのルーフ以外は、クーぺのペルフォルマンテのままで、フロントスポイラーやリアウイング、ディフューザーなどクーぺのペルフォルマンテと共通になり、標準のウラカンスパイダーとは異なるデザインになっています。ルーフの開け閉めに要する時間は17秒で、50km/hまでなら走行中でも動作可能です。
エンジンもまたウラカン ペルフォルマンテと同じ自然吸気の5.2リッターV10エンジンで、最高出力は640馬力/8000rpmと61.2kg-m/6500rpmを発生させます。駆動方式も同様に4WDで、オープンボディによる補強などの理由で車重は125kg増えています。乾燥重量は1507kgで、前後重量配分は43:57となっていますが、そして、車重は125kg増えたにもかかわらず、0-100km/hのタイムは3.1秒、0-200km/hのタイムは9.3秒で、車重が増えたにもかかわらず、最高速度はクーペと同じ325km/hです。シャシーのセットアップに変わりはありませんが、ステアリングとスタビリティコントロールのセッティングは新しくセットアップされています。
ABT アウディ RS4-R アバント
ABTは先日、アウディRS5をチューニングしてRS5-Rを発表したばかりですが、今度は同じようなチューニングをアウディRS4アバントに施しました
今回のRS4-RはRS4アバントモデルをベースにチューニングされていて、チューニング内容は新しくマッピングされたECU、スポーツエキゾースト、サスペンション、ボディキット、そして21インチのABTのホイールです。その結果、525馬力、 509lbのトルクにまでパワーアップされていてこれは先日のRS5-Rと同様のチューニングです。 0-100km/hの加速は3.6秒と発表されています。しかし、RS5-Rの方がRS4-Rより軽量であることから0-100km/hの加速は少しですがRS5-Rに軍配が上がります。
ABTは最近立て続けにアウディのRSモデルをベースにチューニングしていて、中でもRS6やこのRS4はアバントでしたので、最速のステーションワゴンをさらに速く仕上げています。
今回のRS4-RはRS4アバントモデルをベースにチューニングされていて、チューニング内容は新しくマッピングされたECU、スポーツエキゾースト、サスペンション、ボディキット、そして21インチのABTのホイールです。その結果、525馬力、 509lbのトルクにまでパワーアップされていてこれは先日のRS5-Rと同様のチューニングです。 0-100km/hの加速は3.6秒と発表されています。しかし、RS5-Rの方がRS4-Rより軽量であることから0-100km/hの加速は少しですがRS5-Rに軍配が上がります。
ABTは最近立て続けにアウディのRSモデルをベースにチューニングしていて、中でもRS6やこのRS4はアバントでしたので、最速のステーションワゴンをさらに速く仕上げています。
2018年03月07日
メルセデス-AMG GT 4ドア・クーペ 3モデル展開
メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスカー部門のAMGは最新作となるGT 4ドア・クーペをジュネーブモーターショーで公開しました。今回発表されたGT 4ドア・クーペは、2種類のガソリンエンジンで販売を開始する模様で、GT53 4マティック+、GT63 4マティック+そしてGT63 S 4マティック+の3モデルです。メルセデス-AMG GT 4ドア・クーペはライバルにポルシェ・パナメーラを見据えており、このモデルは全てAWD車になり、トランスミッションは9速オートマティックを介して駆動するようです。
GT 4ドア・クーペは、SLSクーペとロードスター、GTクーペとロードスターに続いて、メルセデス-AMGが送り出す第5のモデルとなる。
GT53 4マティック+には、メルセデス-AMG製の新設計3リッター直列6気筒エンジンにマイルドハイブリッド・システムが組み合わされます。次に真ん中のグレードとなるGT63 4マティック+と最上級グレードのGT63 S 4マティック+には、他のAMGモデル同様にそれぞれ異なるチューニングを施したメルセデス-AMG製の4リッターV8エンジンを搭載します。
シリーズのエントリーモデルはGT53 4マティック+で、このモデルにはCLS53 4マティックと同じマイルドハイブリッドのシステムが搭載され、435馬力を発揮する3リッター直列6気筒ターボエンジンは1800rpmの低回転から70.9kg-mというトルクを発揮します。さらに電気モーターにより22馬力の出力と25.4kg-mのトルクが追加されます。GT53 4マティック+は0-100km/hの加速は4.5秒、最高速度は285km/hと発表されています。
GT53 4マティック+の上級モデルとなるのが、GT63 4マティック+で、メルセデス-AMG製の4リッターV8ターボエンジンを搭載し585馬力と発揮し、0-100km/hの加速は3.4秒、最高速度は311km/hと発表されています。
そして、トップモデルとなるGT63 S 4マティック+には、GT63 4マティック+と同じ4リッターV8ターボエンジンが積まれ、639馬力を発生し、0-100km/hの加速は3.2秒、最高速度は315km/hと発表されています。いずれもAWD車で、トランスミッションは9速オートマティックを採用しています。
GT 4ドア・クーペの名の通り、このモデルは現行GTクーペのサルーンモデルになり、ファストバック・スタイルのテールゲートなどを受け継いでいます。こうしたデザインは新たなAMGモデルに実用性を与えるためには不可欠な要素であり、AMG最高経営責任者のトビアス・ムアース氏は「高いレベルでの日常的な使い勝手」を確保することができたと語っています。
AMG初のGT 4ドア・クーぺに使用されているシャーシは、メルセデス・ベンツのMRAプラットフォームで、シャシーや電気システムなどを含めた多くのコンポーネントが、最近発表されたばかりの3代目CLSと最新Eクラスと共通になっています。しかし、機械的にはCLSとEクラスと似た点の多いGT 4ドア・クーペですが、AMG独自の設計も盛り込まれていて、GT 4ドア・クーぺのフロントエンドはAMG製のV8ガソリンユニットなど、異なるパワープラントを収納するため大きくなっていて、それに合わせてエンジンルームも長くなっており、AMGのエンジニアによれば、パッケージングの制限により、このAMG製V8エンジンをCLSに積むことはできないということです。
そして、GT53 4マティック+に搭載されている電気システムは48V仕様で、EQブーストと呼ばれるシステムの一部として、ブレーキングやスロットル・オフでのコースティング時に運動エネルギーを回収するためのモーター制御に用いられています。このシステムはCLS53 4マティック同様に回収されたエネルギーをリチウムイオン・バッテリーに貯めで電気ブースト機能によりパフォーマンス向上のために使用されます。
最新のSクラスのS560eに搭載されたEQパワーシステムとは異なり、GT 4ドア・クーぺに搭載されているハオブリッドシステムは電気モーター単独で走行することはできないようになっています。
昨年ジュネーブで公開され好評だったGT 4ドア・コンセプトのスタイリングを若干の変更したのみで、そのままGT 4ドア・クーペの量産モデルにも適用されているGT 4ドア・クーペですが、このデザイン責任者のゴードン・ワグナー氏によれば、「GT 4ドア・クーペは、われわれのデザイン言語を最もハッキリとしたかたちで表すとともに、パフォーマンス・ブランドとしてのAMGの独立した存在感を強調するものです」と話しています。
インテリアではメルセデスの主流のワイドスクリーンコックピットで、よりディスプレイの解析度が高められています。
GT 4ドア・クーペは、SLSクーペとロードスター、GTクーペとロードスターに続いて、メルセデス-AMGが送り出す第5のモデルとなる。
GT53 4マティック+には、メルセデス-AMG製の新設計3リッター直列6気筒エンジンにマイルドハイブリッド・システムが組み合わされます。次に真ん中のグレードとなるGT63 4マティック+と最上級グレードのGT63 S 4マティック+には、他のAMGモデル同様にそれぞれ異なるチューニングを施したメルセデス-AMG製の4リッターV8エンジンを搭載します。
シリーズのエントリーモデルはGT53 4マティック+で、このモデルにはCLS53 4マティックと同じマイルドハイブリッドのシステムが搭載され、435馬力を発揮する3リッター直列6気筒ターボエンジンは1800rpmの低回転から70.9kg-mというトルクを発揮します。さらに電気モーターにより22馬力の出力と25.4kg-mのトルクが追加されます。GT53 4マティック+は0-100km/hの加速は4.5秒、最高速度は285km/hと発表されています。
GT53 4マティック+の上級モデルとなるのが、GT63 4マティック+で、メルセデス-AMG製の4リッターV8ターボエンジンを搭載し585馬力と発揮し、0-100km/hの加速は3.4秒、最高速度は311km/hと発表されています。
そして、トップモデルとなるGT63 S 4マティック+には、GT63 4マティック+と同じ4リッターV8ターボエンジンが積まれ、639馬力を発生し、0-100km/hの加速は3.2秒、最高速度は315km/hと発表されています。いずれもAWD車で、トランスミッションは9速オートマティックを採用しています。
GT 4ドア・クーペの名の通り、このモデルは現行GTクーペのサルーンモデルになり、ファストバック・スタイルのテールゲートなどを受け継いでいます。こうしたデザインは新たなAMGモデルに実用性を与えるためには不可欠な要素であり、AMG最高経営責任者のトビアス・ムアース氏は「高いレベルでの日常的な使い勝手」を確保することができたと語っています。
AMG初のGT 4ドア・クーぺに使用されているシャーシは、メルセデス・ベンツのMRAプラットフォームで、シャシーや電気システムなどを含めた多くのコンポーネントが、最近発表されたばかりの3代目CLSと最新Eクラスと共通になっています。しかし、機械的にはCLSとEクラスと似た点の多いGT 4ドア・クーペですが、AMG独自の設計も盛り込まれていて、GT 4ドア・クーぺのフロントエンドはAMG製のV8ガソリンユニットなど、異なるパワープラントを収納するため大きくなっていて、それに合わせてエンジンルームも長くなっており、AMGのエンジニアによれば、パッケージングの制限により、このAMG製V8エンジンをCLSに積むことはできないということです。
そして、GT53 4マティック+に搭載されている電気システムは48V仕様で、EQブーストと呼ばれるシステムの一部として、ブレーキングやスロットル・オフでのコースティング時に運動エネルギーを回収するためのモーター制御に用いられています。このシステムはCLS53 4マティック同様に回収されたエネルギーをリチウムイオン・バッテリーに貯めで電気ブースト機能によりパフォーマンス向上のために使用されます。
最新のSクラスのS560eに搭載されたEQパワーシステムとは異なり、GT 4ドア・クーぺに搭載されているハオブリッドシステムは電気モーター単独で走行することはできないようになっています。
昨年ジュネーブで公開され好評だったGT 4ドア・コンセプトのスタイリングを若干の変更したのみで、そのままGT 4ドア・クーペの量産モデルにも適用されているGT 4ドア・クーペですが、このデザイン責任者のゴードン・ワグナー氏によれば、「GT 4ドア・クーペは、われわれのデザイン言語を最もハッキリとしたかたちで表すとともに、パフォーマンス・ブランドとしてのAMGの独立した存在感を強調するものです」と話しています。
インテリアではメルセデスの主流のワイドスクリーンコックピットで、よりディスプレイの解析度が高められています。
DBA スピードバックGT シルバーストン・エディション
英国資本の少数生産メーカーであるデイビッド・ブラウン・オートモーティブ(DBA)が、ジュネーブモーターショーに特別なスピードバックGTを出店することを発表しました。この特別なスピードバックGTはシルバーストン・エディションと名付けられ、クラシックなデザインを身にまとい新しい客層を取り込もうとしています。
スピードバックGT シルバーストン・エディションは一台一台手作業で仕立てられ、高級な英国産の素材やトリムパーツをふんだんに使用しています。
ジャガーXKRクーペがベースになっていて、XKRクーペのアルミ製シャシーなど基本構造はそのまま流用しています。しかし、搭載されているエンジンの、ジャガーの5リッターV8スーパーチャージャーは、609馬力までパワーアップされています。サスペンションはシルバーストンの名前に相応しいようにスポーティなチューンが施されていて、装着されるアルミホイールは専用デザインの20インチで、タイヤはフロントが255/35、リヤが285/30です。
シルバーストン名前は、DBA本社の所在地と、その向かいにエントランスがあるF1サーキットにちなむもので、
元々、サーキットは英国空軍の基地だったことが由来になっています。スピードバックGTは一台一台アルミのボディパネルを叩き出しで成形され、インテリアの縫製などもすべて手作業により完成されます。
DBAの創設者であるデイビッド・ブラウン氏は、「シルバーストン・エディションで、新たな顧客の獲得を目指しています」と語り、「オリジナルは気楽で時代を超越したカタチですが、こちらはもっとパフォーマンス重視になっていて、より若い客層に向けたものです。ただし、ゆったりと走れて日々使えるクルマである点は慎重に残しました。これは、サーキットマシンではないのです」と続けています。
販売価格は£744,000(1億1200万円)と高額で、10台限定の生産になります。またベースモデルのスピードバックGTは517psで£120,000(1800万円)と高額ではありますが、数少ないクラシックなデザインなモデルとしては平均的な価格です。
スピードバックGT シルバーストン・エディションは一台一台手作業で仕立てられ、高級な英国産の素材やトリムパーツをふんだんに使用しています。
ジャガーXKRクーペがベースになっていて、XKRクーペのアルミ製シャシーなど基本構造はそのまま流用しています。しかし、搭載されているエンジンの、ジャガーの5リッターV8スーパーチャージャーは、609馬力までパワーアップされています。サスペンションはシルバーストンの名前に相応しいようにスポーティなチューンが施されていて、装着されるアルミホイールは専用デザインの20インチで、タイヤはフロントが255/35、リヤが285/30です。
シルバーストン名前は、DBA本社の所在地と、その向かいにエントランスがあるF1サーキットにちなむもので、
元々、サーキットは英国空軍の基地だったことが由来になっています。スピードバックGTは一台一台アルミのボディパネルを叩き出しで成形され、インテリアの縫製などもすべて手作業により完成されます。
DBAの創設者であるデイビッド・ブラウン氏は、「シルバーストン・エディションで、新たな顧客の獲得を目指しています」と語り、「オリジナルは気楽で時代を超越したカタチですが、こちらはもっとパフォーマンス重視になっていて、より若い客層に向けたものです。ただし、ゆったりと走れて日々使えるクルマである点は慎重に残しました。これは、サーキットマシンではないのです」と続けています。
販売価格は£744,000(1億1200万円)と高額で、10台限定の生産になります。またベースモデルのスピードバックGTは517psで£120,000(1800万円)と高額ではありますが、数少ないクラシックなデザインなモデルとしては平均的な価格です。
マクラーレン 謎のテスト
ジュネーブモーターショーでオールカーボンのマクラーレン セナを公開するマクラーレンがマクラーレンのラインナップの3シリーズ、スポーツシリーズ、スーパーシリーズ、アルティメットシリーズの3台でテストしている所を撮影されました。
マクラーレンセナにはカモフラージュが施されたウィングがあるので最終テスト中かとみられますが、675LTと570Sは謎で一緒にテストされています。
残念ながら全体を撮った写真がないのでなんとも言えませんが、570Sのテールライトの所に透明な板が貼ってありエンジンフードも市販のモデルとは違うパーツがつけられているようで何かテストをしています。そして675LTの方ですが、こちらも謎でマクラーレンF1の後継モデルでコードネームBP23プロトタイプをテストしているのかもしれません。
しかしこれまでに目撃されたテスト車両は見た目は720Sで、コクピットはちゃんとセンターコクピットになり、マクラーレンF1とは違い左右にバックカメラが取り付けられているのが分かります。BP23はセナや720Sに搭載されている4.0リッターV8ツインターボエンジンではなく、BMWと共同開発する新設計のエンジンが採用される事が発表されています。
マクラーレンセナにはカモフラージュが施されたウィングがあるので最終テスト中かとみられますが、675LTと570Sは謎で一緒にテストされています。
残念ながら全体を撮った写真がないのでなんとも言えませんが、570Sのテールライトの所に透明な板が貼ってありエンジンフードも市販のモデルとは違うパーツがつけられているようで何かテストをしています。そして675LTの方ですが、こちらも謎でマクラーレンF1の後継モデルでコードネームBP23プロトタイプをテストしているのかもしれません。
しかしこれまでに目撃されたテスト車両は見た目は720Sで、コクピットはちゃんとセンターコクピットになり、マクラーレンF1とは違い左右にバックカメラが取り付けられているのが分かります。BP23はセナや720Sに搭載されている4.0リッターV8ツインターボエンジンではなく、BMWと共同開発する新設計のエンジンが採用される事が発表されています。
2018年03月06日
パガーニ EVモデル 2025年に導入
ジュネーブモーターショーで3台のモデルを展示するパガーニですが、これから時代の流れでもある電気自動車のスーパーカーに参入する事をオラチオ・パガーニ氏が発表しました。今までにフェラーリや、ポルシェ、マクラーレン、ケーニグセグなどがハイブリッド車のスーパースポーツモデルを発売してきました。まずは電気自動車に移行する為のモデルとしてハイブリッドモデルを段階的にラインナップに加えて行く見込みです。
パガーニの業績は絶好調でオラチオ・パガーニ氏は究開発への投資を常に行っており、その成果はクーペよりも軽く性能が向上したウアイラロードスターに採用された、カーボンファイバーとチタンハイブリッドを組み合わせたCarbo-Triax HP52という新素材とサスペンションコンポーネント専用に開発されたアルミニウム合金のHiForgが開発され初めて生産者に組み込まれました。
現在、パガーニ社は完全な電気自動車の他、マニュアルトランスミッションでAMG製エンジンを搭載した第3のモデルを含め2車種を開発中と言う事が判明し、7年以内を目処にEVモデルの導入を計画しています。現在開発中のウアイラの後継モデルには、マニュアルギアボックスモデルを導入したモデルで、おそらく最後のガソリンエンジン車のみのモデルになる見込みです。
そしてハイブリッドシステムは、エンジン提供など強い繋があるメルセデスAMGのシステムが使われる見込みで、AMGプロジェクトONEの1.6リッターV6ツインターボエンジンとハイブリッドシステムを搭載をした組み合わせになるかもしれません。
2025年迄に登場するパガーニ第四のモデルで初の製電気自動車は、2025年にもなるとソリッドステートバッテリーを搭載した電気自動車が普通に走っている予想で、現代の電気自動車の弱点などを全て解消され、そしてガソリンエンジン車よりも速く軽い電気自動車が発表されそうです。
約20年前にパガーニアウトモビリを設立しオラチオ・パガーニ氏がデザインしたゾンダシリーズとウアイラシリーズは世界中のセレブを魅了し、自動車界のレオナルド・ダ・ヴィンチと言われています。
ジュネーブモーターショーには、ゾンダHPバルケッタとウアイラロードスター、ウアイラBCマッキナヴォランテ・ジュネーブVerが展示されます。あとはウアイラBCロードスターも今後発表される見込みで、その後パガーニ社はEVモデルへ移行する見込みです。
2018年03月05日
パリ ボナムス・オークション結果 スクーデリア・フェラーリチームバス他
英国の国際オークション会社のボナムズは、2000年から2005年の間にミハエル・シューマッハとルーベンス・バリチェロが実際に使用したスクーデリア・フェラーリのチームバスやクラシックカーなどのオークションを、パリで行いました。
今回136台の車両が出品されましたが、落札されない車両も多く見られ、結果的に歴史的なら落札記録はなく、以前の落札価格と比べても20〜30%落札価格が落ちてきているので、クラシックカーの高騰が一息ついたようです。
中でも落札され高額だった車両をお届けします。
1935年ブガッティ・タイプ57 3.3Lトルペード・ツーリストトロフィー/9555万円
1926年ベントレー3Lレッドラベル・スピードモデル・ツアラー/9401万円
1974年ランボルギーニ・カウンタックLP400ペリスコピオ/8553万円
1957年メルセデス・ベンツ300SLロードスターSLSアルミ仕様/8476万円高値No.4/1957年メルセデス・ベンツ300SLロードスターSLSアルミ仕様/8476万円
1928年ブガッティ・タイプ40グランスポール/7089万円
1970年フェラーリ365GTB/4デイトナ・スパイダー・コンバージョン/6935万円
1954年アストン マーティンDB 2/4 3Lカブリオレ/5240万円
1956年ポルシェ356A 1600スピードスター/4546万円
1988年アストン マーティンV8ヴァンテージ・ヴォランテXパック・カブリオレ/4238万円
1937年ブガッティ・タイプ57クーペ・スポール・サンモンタン/3930万
1954年アストン マーティンDB 2/4 Mark-I 3L/2281万円
1935年BMW 315インスタイル・ヴェリタス2000RS/3545万円
2001年イヴェコ・スクーデリア・フェラーリ・モーターホーム/1387万円
今回136台の車両が出品されましたが、落札されない車両も多く見られ、結果的に歴史的なら落札記録はなく、以前の落札価格と比べても20〜30%落札価格が落ちてきているので、クラシックカーの高騰が一息ついたようです。
中でも落札され高額だった車両をお届けします。
1935年ブガッティ・タイプ57 3.3Lトルペード・ツーリストトロフィー/9555万円
1926年ベントレー3Lレッドラベル・スピードモデル・ツアラー/9401万円
1974年ランボルギーニ・カウンタックLP400ペリスコピオ/8553万円
1957年メルセデス・ベンツ300SLロードスターSLSアルミ仕様/8476万円高値No.4/1957年メルセデス・ベンツ300SLロードスターSLSアルミ仕様/8476万円
1928年ブガッティ・タイプ40グランスポール/7089万円
1970年フェラーリ365GTB/4デイトナ・スパイダー・コンバージョン/6935万円
1954年アストン マーティンDB 2/4 3Lカブリオレ/5240万円
1956年ポルシェ356A 1600スピードスター/4546万円
1988年アストン マーティンV8ヴァンテージ・ヴォランテXパック・カブリオレ/4238万円
1937年ブガッティ・タイプ57クーペ・スポール・サンモンタン/3930万
1954年アストン マーティンDB 2/4 Mark-I 3L/2281万円
1935年BMW 315インスタイル・ヴェリタス2000RS/3545万円
2001年イヴェコ・スクーデリア・フェラーリ・モーターホーム/1387万円