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2017年07月17日

【地獄の苦しみ】尿管結石の恐怖と激痛時にどうしていたか

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「まさに地獄の一ヶ月でした・・・」



それは、ある朝の事。
「あれ・・・朝の4時なのに目が覚めた・・・?」

そう、いつもは6時過ぎ頃に目が覚めるのに、この日は何故か4時に目が覚めた。
もう一度、寝なおそうと思っていると・・・

「ん?・・・なんか左脇腹が痛むぞ・・・?」

その後、どんどん痛みが酷くなり、とても寝なおそうなんて気にはならない事態に。
ベッドの上で座って痛みに耐える事、約2時間後に痛みが治まり、その日は無事に出勤。

でも不安になり、翌日に市内で最も大きな病院に行き、検査を受けた所・・・

「トナーで内蔵を見ても、血液検査で見ても異常は無いですね」

あの時の痛みは何かマズい物でも食べたのか、様子を見たほうが良いという診断結果。
で、数日後にはまた約2時間程の腹痛。

「う、また腹痛・・・。でも前回より痛くないかな・・・でも、昨日って生モノなんて食べたっけ?」

そんな事を数日おきに5〜6回程、繰り返したある日。


「うぅ・・・また腹痛・・・でも今日のはいつもより痛みがヒドいな・・・」



「ちょっと・・・待て・・・もう4時間は・・・痛むぞ・・・」

この日も4時頃から痛んだけど、過去最高の痛み
さらに、痛みで吐く始末。
病院のHP(前回「異常なし」と診断した病院以外)をチェックすると9時からって書いてあるから8時過ぎまで自宅で悶絶。
で、激痛の中、何とか車を運転して病院へ。

診察には3時間を要し、問診→トナー→レントゲン→CTスキャンを経て、やっと診断が下った。

「これは尿管結石ですね」

「にょ・・・か・・・けせき・・・」
※何が辛いかって、まともに言葉を発せられない程の痛み。

<尿管結石って何?>

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そもそも、この悪夢の根源である《尿管結石》って何だろうか?
医者じゃないので、専門的な事は《コチラ》で検索してもらいたいが、ざっくりとまとめると

◇腎臓でカルシウムの固まり=石が出来て、おしっこの通り道を塞いでしまう事◇
※もうあの激痛時には、この事実だけ分かれば十分だった・・・。

で、それが激痛になるのは、おしっこが塞がれるせいで、腎臓に圧力がかかる為とか、尿管が痙攣を起こして神経を圧迫するとか諸説あるみたい。

「まぁ、おしっこが塞がれたら片方の腎臓に圧力がかかるのは納得いくよね」
おしっこを限界まで我慢してたら、それだけでも痛いし(痛みの場所は違うけど)

で、この激痛の何が恐ろしいかって
「三大激痛の一つなんですって・・・」

《三大激痛》もう聞くだけで痛そうな響き。
この三大激痛にも諸説あるみたいだけど、必ず名前が入ってくるのが今回の主役《尿管結石》

「不幸な事に体験してしまったワケだけど納得の痛みでした」
激痛のピーク時には「あー」とか「うー」とかしか言えない程だったし。



<激痛の時どうしていたか?>

さて、原因は分かった。
けど、実際問題として激痛時にはどうすべきだろうか?

@とにかく水分を取って、おしっこを出すようにする。
→もう絶対必要。もしかしたら石がおしっこと一緒に出るかもしれないし、激痛状態になくても水分は取り続ける事が非常に重要。
「まぁ、あの激痛時にはマグカップ一杯分の麦茶を飲む事すら辛かったですけどね・・・」

A痛み止めがあるなら飲む。
→完全に気休め。あの激痛時は痛みもそうだけど、精神的にクるものがある。痛み止めを飲んだし、いずれは和らぐハズ・・・と思える事も大事・・・かも。

Bシャワーを患部に浴びせる。

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個人的に最も効果が高かったのがコレ。痛みで脂汗を流し、病院に行く前にせめて汗は流そうと風呂場でシャワーを使ったんだけど、患部に水流を当てると《ほんの少し》だけど、痛みが和らぐ感じが。
《ほんの少し》とは言え、あの激痛時には拠り所がコレしかなかった。

「節約推奨派だから、近くにバケツを置いて飛び散ったシャワーのお湯は極力バケツに入るようにしてましたよ」
激痛時でも節水の事を考える私は節約志向派の鑑ではないだろうか。


C姿勢

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→まず《仰向け》は厳禁!とは言っても、痛みが増すばかりで仰向けを維持しようという気にもならないと思う。
そんな時にやっていた姿勢が《土下座》・・・正確には上半身をベッドに預けていたけど、土下座に近い姿勢を維持。

でも、こうやってうずくまっていても痛みが和らぐ事もないから、激痛の中で大変だけど《部屋の中を少し歩く》事もやってみた。

「少し歩いたり、土下座スタイルをしたり・・・少しでも痛みを紛らわせようと必死でした」
ただ、最終的には風呂場で座ってシャワーを患部に浴びせる方法に落ち着いたワケで。


<痛みが和らいだら>

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今回、約10時間程の激痛が続いたワケだけど、痛みの原因である石が取れなくても激痛はいずれ和らぐ。
激痛が和らぎさえすれば、対策も取れようがあるというもの。

対策@《とにかく水分を取る》
→原因である石を何とか出したいけど、石を出す方法が個人で出来る範囲では「おしっこと一緒に出す」しか無い。
そこで、おしっこをいっぱい出す為に水やお茶を大量に飲もう(約2リットルが目安)
ここでコーヒーとかジュースとか飲みすぎて糖分の取り過ぎ・・・ってのもね。


対策A《運動、出来るなら飛び跳ねる》

石が物理的に引っかかっているワケだから、運動して勢いで石を少しでも下に落とす・・・というもの。
そう考えると、振動を石に与えたいんだから単純に歩くよりも、飛び跳ねて着地の振動を与えた方が良いと結論。

「部屋の中で飛び跳ねる時は振動で近隣様のご迷惑にならないようにね」



個人的な話だと、そうこうしている内に「何か異物が出たような感触」があってそれ以降は楽になった(異物はもう流れていったから回収不可)
問題はいつまでも石が取れない場合。
こうなると泌尿器科に行って、振動破砕装置というもので体内の石を砕く処置を考えないといけない。

「だけど、コレって保険適用しても8万円もするらしいんだよね」
たとえ激痛の中でも「8万」という数字には敏感になってしまう。
だったら、お茶をいっぱい飲んで、飛び跳ねて自力で何とかしたいと考えてしまうワケで。


<食生活の改善で予防を>

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さて、この《尿管結石》だけど、一度なってしまうと再発の可能性が高いらしい。
考えてみれば確かにそうで、石が出来るような食生活をしていたからなったワケで、その後に何の対策もしなかったらなるべくして再発するのは当然。

で、あの激痛はもうゴメンという事で予防する為に大事なキーワードとして
【《シュウ酸》を摂らない】
という事。

シュウ酸という成分が多いと、尿の中のカルシウムと結合して「悪魔の石」が誕生するというもの。
一方で、カルシウムは必要成分だし、カルシウムをちゃんと摂取していたら腸の中でシュウ酸と結合して便で排出してくれるので、カルシウムはむしろ積極的に摂った方が良い。

とすると、大事なのは「シュウ酸を摂らない」という事になる。
では、シュウ酸を含むモノってなると・・・
・コーヒー
・紅茶
・チョコレート
・ほうれん草
などがシュウ酸を多く含むと言われている。

「チョコレートやコーヒーって・・・ほぼ毎日、口にしていたなぁ」
やっぱりなるべくしてなってしまったようで。

チョコレートの代わりには、何か別のお菓子でも買って・・・


コーヒーの代わりとなると・・・カフェインの錠剤を飲んで、カフェインを確保して何かジュースやお茶を飲むように食生活を変化させた。


「あの激痛を予防する為だったら、コーヒーもチョコも制限しなきゃ・・・だね」






「もしも一度でもなった人は鎮痛剤を常備薬として持っておくと良いですぞ!」

タグ:尿管結石
posted by palus at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記
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