2023年04月02日
柳家 紫文(やなぎや しもん) さんが他界していた。
いつの間にかお亡くなりになっていました。
あの素晴らしい間が好きでした。
「
柳家 紫文(やなぎや しもん) SEX:male
「演芸界の久米 宏」と自称する優男。 柳家 紫文(やなぎや しもん)師匠。本名:田島 悟。1957年12月24日 - 2021年11月19日 没。
群馬県立 高崎高等学校 卒業。落語協会 所属。三味線漫談家、音曲師。
幼少時から病弱でなかなか学校に通えず、また実家が小料理屋だったため、芸事に親しんで育った。出囃子は『釣女』、紋は『備前蝶菱』
火付け盗賊改めかたの長谷川平蔵が、いつものように両国橋のたもとを歩いておりますと、一日の商いが終わったであろう一人のとんがらし屋が足早に平蔵の脇を通り抜ける。向いから水商売らしき一人の女、 この二人が橋の上ですれ違う、というそのとき、とんがらし屋の身体が前のめりに崩れ落ちる。
「もし、とんがらし屋さん、怪我はなくて?」「へぇ、お陰さまで、あっしはでぇじょうぶなんすがね、見てのとおり商売もんのとんがらしが、おい、とんがらし、おめーらでぇじょうぶか?」「でぇじょうぶってばでぇじょうぶなんすがね、七味じゃなくなったんすよ」「なに?」「十二味になっちまったんで。七味にごみ(五味)が混ざりやした」
その火付け盗賊改めかたの長谷川平蔵が、いつものように両国橋のたもとを歩いておりますと、一日の商いが終わったであろう一人の飛脚屋が足早に平蔵の脇を通り抜ける。向いから水商売らしき一人の女、 この二人が橋の上ですれ違う、というそのとき、飛脚屋の身体が前のめりに崩れ落ちる。
「もし、飛脚屋さん、怪我はなくて?」「へぇ、お陰さまで」「あの、あなた見たところ佐川さんの方じゃないし、クロネコさんとも違うみたいだけど、あなた大手の方じゃないわよね」「おぉう、赤帽(あたぼう)よぅ」
その火付け盗賊改めかたの長谷川平蔵が、いつものように両国橋のたもとを歩いておりますと、一日の商いが終わったであろう一人の葬儀屋が足早に平蔵の脇を通り抜ける。向いから水商売らしき一人の女、 この二人が橋の上ですれ違う、というそのとき、葬儀屋の身体が前のめりに崩れ落ちる。
「もし、葬儀屋さん、怪我はなくて?」「へぇ、お陰さまで・・・。おめーは、・・・おつや(お通夜)」
その火付け盗賊改めかたの長谷川平蔵が、いつものように両国橋のたもとを歩いておりますと、一日の商いが終わったであろう一人の隠れキリシタンが足早に平蔵の脇を通り抜ける。向いから水商売らしき一人の女、 この二人が橋の上ですれ違う、というそのとき、隠れキリシタンの身体が前のめりに崩れ落ちる。
「もし、隠れキリシタンさん、怪我はなくて?」「へぇ、お陰さまで・・・。おめーは、・・・ふみえ(踏み絵)」
その火付け盗賊改めかたの長谷川平蔵が、いつものように両国橋のたもとを歩いておりますと、一日の商いが終わったであろう一人の葬儀屋が足早に平蔵の脇を通り抜ける。向いから水商売らしき一人の女、 この二人が橋の上ですれ違う、というそのとき、葬儀屋の身体が前のめりに崩れ落ちる。
「もし、葬儀屋さん、怪我はなくて?」「一寸考え事をしてたもんですから、友達から大金を貸してくれって頼まれてるんですよ、 貸そう(火葬)かどうしょう(土葬)か」
その火付け盗賊改めかたの長谷川平蔵が、いつものように両国橋のたもとを歩いておりますと、一日の商いが終わったであろう一人の納豆屋が足早に平蔵の脇を通り抜ける。向いから水商売らしき一人の女、 この二人が橋の上ですれ違う、というそのとき、納豆屋の身体が前のめりに崩れ落ちる。
「もし、納豆屋さん、怪我はなくて?」「へぇ、お陰さまで、怪我もなければなんとも(納豆ーも)ない」
その火付け盗賊改めかたの長谷川平蔵が、いつものように両国橋のたもとを歩いておりますと、一日の商いが終わったであろう一人の蕎麦屋が足早に平蔵の脇を通り抜ける。向いから水商売らしき一人の女、この二人が橋の上ですれ違う、というそのとき、蕎麦屋の身体が前のめりに崩れ落ちる。
「もし、蕎麦屋さん、怪我はなくて?」「へぇ、お陰さまで・・・。おめーは、・・・おつゆ(露)」
そのとき長谷川平蔵は、両国橋から相生町、竪川沿いに二つ目橋を渡り、一目散に目指す弥勒寺の山門を駆け抜け奥の厠へと駆け込んだ。
厠でほっとする平蔵であったが、辺りを見回すと紙が、あるにはあるが少ない。恐る恐る手を伸ばして確かめてみると、一枚しかない。
ここは寺ゆえ仏(ホトケ)はあるが、紙(神)はない。(本筋とは関係なく独白めかして、「くだっている時にくだらないことをいっている場合じゃない。」)
誰かおらぬか、紙はないかと叫んでおりますと、そこへ坊主が、何枚(なんまい)だー、何枚(なんまい)だー。
おしまいだー。
」
2021年07月19日
「 1964.03.22~23 の 父の痕跡をバーチャルで訪ねる 」
「 1964.03.22~23 の 父の痕跡をバーチャルで訪ねる 」
シリーズですが(いつからシリーズになった!)、
ori さんの強力なサポートがあり、かなり判明してきました。
ところが、情報がほとんどない人物写真。 映り込んでいる山の稜線と、朝であるという想像から人物は東を向いている。 つまり 山の稜線は左右反転している!
木造であり現存している可能性が少ないので、強羅の古い旅館を検索。現在は、箱根公園まで徒歩で辛く無い距離(あのあたり急坂なので、ケーブルカーと並行方向は広く考えない)という前提で、探しまくります。
オークションから、古いパンフの画像を発見。 強羅温泉 小高庵。
さて現在も解析中。
こちらをご覧になって、情報をいただける方はよろしくお願い申し上げます。
1964.03.22〜23 足柄峠〜金時山〜箱根 が、正しい順番らしい。 https://youtu.be/tH4tWFlXfU8
シリーズですが(いつからシリーズになった!)、
ori さんの強力なサポートがあり、かなり判明してきました。
ところが、情報がほとんどない人物写真。 映り込んでいる山の稜線と、朝であるという想像から人物は東を向いている。 つまり 山の稜線は左右反転している!
木造であり現存している可能性が少ないので、強羅の古い旅館を検索。現在は、箱根公園まで徒歩で辛く無い距離(あのあたり急坂なので、ケーブルカーと並行方向は広く考えない)という前提で、探しまくります。
オークションから、古いパンフの画像を発見。 強羅温泉 小高庵。
さて現在も解析中。
こちらをご覧になって、情報をいただける方はよろしくお願い申し上げます。
1964.03.22〜23 足柄峠〜金時山〜箱根 が、正しい順番らしい。 https://youtu.be/tH4tWFlXfU8
2020年06月15日
コロナ 危機管理は全く機能しなかった。
安倍マスクまでおちた 安倍は、日本に来てくれアピールをしていた。
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg18405.html
これがなければ日本はもっと楽に済んでいるはず。
本来なら政府は知っていたはずの 怪しい感染病対策で ブロックすべきだった最後のタイミングに、
観光立国で日本を売ろうとしていた人。
忘れちゃいけないことは多いよ。
さくら検査研究所
2020年03月26日
実家から追い出されてきた KD-A5
パイレーツ・オブ・カリビアンを観るなら<U-NEXT>
実家から追い出されてきた荷物整理。
30年は通電していない、 Victor KD-A5 事実上、世界初のメタルテープ対応デッキ。
さて、通電したところ。
1、ランプ類 OK
2、テープ走行が 不思議な故障モードなんですが
FF.REW.PLAY どれも数秒動く。
PLAY でピンチローラーは上がって、キャプスタンも回ってる。
見える範囲のベルトはきれてなさそう。
走行しているという検出がなされないので止まってる感じ。
KD-A5:¥59,800(1979年頃) なので、40年近い事になる。
とりあえず中を拝見。40年の割に、中は埃がない。
綺麗
メカ部
ヘッド部
走行しているという検出は、どこかの回転だろうから
回転検出って どこだろ。と 眺めると。
テープカウンターが廻っていない。
カウンターのゼロストップ機能がないのに、テープカウンターの黒いプリーの上に配線が行ってる。そしてこれ廻っていない。
試しに FF 押してから これを手で回してやるとストップしない。
こんな時に限って、アルコールが無いんだよなぁ。( 武漢コロナで アルコール切れ )
と、綿棒を湿らせて黒い角ベルトをそうっと拭く。
ベルトが変形しているみたいで波打ちながらも回転しだしたら、
C-90 FF,REW ,PLAY 全部OK
どうでも良いテープを入れているので録音されているかさえ不明。
もう数度往復が成功したら、録音されているテープで再生に挑戦!
昔作った オーディオドラマのテープを入れてみる。完璧だ!
どうやらうまいこと行っている。
この黒いプリーのがテープカウンターを駆動していて、マグネットが回転、よじってあるケーブルでテープ移動を検出していることが判明。
数時間再生で動かしたら、ベルトの変な癖も取れたようで、無理に交換は考えない。
ひっくり返して。裏蓋外した。裏蓋を外すと基盤が見える贅沢な構成。
平ベルト元気そう。
シングルキャプスタンだけど、フライホイールでかいなぁ。
Dual ではこの大きさ フライホール同じ高さに並べると無理だね。
パネルの OUTPUT VR で ヘッドフォンの音量が変化しない。
あれれ?
パターンをざっくり追っかけると、VR から LineOut にほぼ一直線。
ヘッドフォンアンプっぽいのは、NEC C4557C だけど、VR 通らない気がする。そもそもデッキのヘッドフォン端子なんてあんまり使った記憶がないから、VR に連動していないのかも・・・ という気がしてきた。LineOut と同時に動いたら使いにくいし。
今日のところは諦めよう。 朝になっちゃいそうだ。
取説探したほうがよさそう。
と一度は思ったんだけれど、止まらなかった。
ネットを検索だ。回路図がなかなかない。
ところがラッキーなことに、メンテナンスマニュアル拾った。ネットって便利。
ブロック図から、ヘッドホンの音量は固定。
パターンから読み取った構成と IC 含めドンピシャだわ。
この時代は楽だ・・・・;;
この KD-A5 は、先日ちょっと改造した タイムドメイン lite と セットでお気軽に再生できるようにしました。
タイムドメイン側の VR は、もうガリっているのに KD-A5 は静かなものです。昔のパーツの方がしっかりしているのでしょうか?
久しぶりに、バックライトのアナログメーターを見るのも悪くない。
結局朝になってしまった。
コロナで外出自粛なら、それなりに楽しもう。
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実家から追い出されてきた荷物整理。
30年は通電していない、 Victor KD-A5 事実上、世界初のメタルテープ対応デッキ。
さて、通電したところ。
1、ランプ類 OK
2、テープ走行が 不思議な故障モードなんですが
FF.REW.PLAY どれも数秒動く。
PLAY でピンチローラーは上がって、キャプスタンも回ってる。
見える範囲のベルトはきれてなさそう。
走行しているという検出がなされないので止まってる感じ。
KD-A5:¥59,800(1979年頃) なので、40年近い事になる。
とりあえず中を拝見。40年の割に、中は埃がない。
綺麗
メカ部
ヘッド部
走行しているという検出は、どこかの回転だろうから
回転検出って どこだろ。と 眺めると。
テープカウンターが廻っていない。
カウンターのゼロストップ機能がないのに、テープカウンターの黒いプリーの上に配線が行ってる。そしてこれ廻っていない。
試しに FF 押してから これを手で回してやるとストップしない。
こんな時に限って、アルコールが無いんだよなぁ。( 武漢コロナで アルコール切れ )
と、綿棒を湿らせて黒い角ベルトをそうっと拭く。
ベルトが変形しているみたいで波打ちながらも回転しだしたら、
C-90 FF,REW ,PLAY 全部OK
どうでも良いテープを入れているので録音されているかさえ不明。
もう数度往復が成功したら、録音されているテープで再生に挑戦!
昔作った オーディオドラマのテープを入れてみる。完璧だ!
どうやらうまいこと行っている。
この黒いプリーのがテープカウンターを駆動していて、マグネットが回転、よじってあるケーブルでテープ移動を検出していることが判明。
数時間再生で動かしたら、ベルトの変な癖も取れたようで、無理に交換は考えない。
ひっくり返して。裏蓋外した。裏蓋を外すと基盤が見える贅沢な構成。
平ベルト元気そう。
シングルキャプスタンだけど、フライホイールでかいなぁ。
Dual ではこの大きさ フライホール同じ高さに並べると無理だね。
パネルの OUTPUT VR で ヘッドフォンの音量が変化しない。
あれれ?
パターンをざっくり追っかけると、VR から LineOut にほぼ一直線。
ヘッドフォンアンプっぽいのは、NEC C4557C だけど、VR 通らない気がする。そもそもデッキのヘッドフォン端子なんてあんまり使った記憶がないから、VR に連動していないのかも・・・ という気がしてきた。LineOut と同時に動いたら使いにくいし。
今日のところは諦めよう。 朝になっちゃいそうだ。
取説探したほうがよさそう。
と一度は思ったんだけれど、止まらなかった。
ネットを検索だ。回路図がなかなかない。
ところがラッキーなことに、メンテナンスマニュアル拾った。ネットって便利。
ブロック図から、ヘッドホンの音量は固定。
パターンから読み取った構成と IC 含めドンピシャだわ。
この時代は楽だ・・・・;;
この KD-A5 は、先日ちょっと改造した タイムドメイン lite と セットでお気軽に再生できるようにしました。
タイムドメイン側の VR は、もうガリっているのに KD-A5 は静かなものです。昔のパーツの方がしっかりしているのでしょうか?
久しぶりに、バックライトのアナログメーターを見るのも悪くない。
結局朝になってしまった。
コロナで外出自粛なら、それなりに楽しもう。
パイレーツ・オブ・カリビアンを観るなら<U-NEXT>
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タグ:コロナ
2020年02月25日
タイムドメイン light の簡単改造
大容量のSTAR Wi-Fi
オーディオ関係のグループに触発されて、調べた結果改造したので。
メモ
対象:タイムドメイン light
「
ああ、簡単な方法があったと気づき、早速改造。
現状、MacBook から鳴らしている分には、VR が最大に近い位置にあり、これで Low Cut がきつくなっているなら、アッテネータをちょっと ごにょごにょ。
簡単にやりたいので、シリーズに入っている 10KΩをショート。
音を出したまま、それらしい位置の 10KΩをピンセットでショート。音量上がるので決定。二箇所ジャンパー追加で10KΩをショートさせました。パーツ確認のため部品面も見ていますが、自己責任で同じことをやりたい人は底板外すだけで。
この黄色い潤フロン線が 10KΩ ショートです。パターンが同じなら、自己責任でどうぞ。
リンク出した方の解析だと、VR 位置を上げない方が LowCut されないはずなので、低音もゲインも伸びます。
」
参考にしたページ
http://www.op316.com/tubes/toy-box/timedomainl.htm
許諾をいただけたので、回路図も追加します。
「
パワーアンプICのTA8207Kをほぼ推奨回路どおりに使った標準的な回路です。ただ、ひとつ気になるのがメーカー推奨回路では入力にDCカットのコンデンサがあるのに、本機にはそれがありません。
ボリュームの後ろに10kΩと2.2kΩによる-14dBほどのアッテネータがあります。アンプを自作される方にとってはこんな無駄なようなアッテネータの存在は奇異に思われるかもしれません。TA8207Kのようなカーステレオ用のICは元々設定利得が50dB(300倍)くらいで非常に大きいのが特徴で、外付けの負帰還抵抗で利得を下げたとしても安定度の都合で40dBくらいが下限であり、アンプとしてはまだ利得が余っています。そのためわざわざこんなアッテネータを入れて利得の辻褄を合わせるわけです。カーステレオ用のICはみんなこんな調子です。
アンプ出力コンデンサには1000μF×2を奮発しているのに、かんじんの電源部には左右共通で470μF1個しかありません。出力コンデンサ付きOTL回路は電源部のコンデンサが上側半サイクルの信号の通り道ですから、こちら側も増やしておかないと片手落ちになります。もっとも、メーカーの設計エンジニアさんでもこのことがおわかりでないの方が多いので、こうなってしまうのが標準だったりしてorz。LED点灯回路のZDですが、何か意図があるのでしょうか。
」
と言うことで、
1、入力 ATT はちょっと減衰量を落とし、
2、電源は、プラグの外にケミコンでもぶら下げるか?
3、Zd は、おそらく 電源ふらついても LED の明るさを一定にしたいという、見てくれ思想設計。
この方が気にしている 入力の DC カットは、スペックに但し書きがあり、無しでもいいよ。となっている。
「
This IC can be used without coupling capacitor (CIN). If volume slide noise occured by input offset voltage is
undesirable, it needs to use the capacitor (CIN).
」
さて。HPF が構成されていると言う知見から、fc が上がっていたら嫌なので、確認する。(気になって眠れなくなりそうだった)
0.1μF とVR含めた R で HPF が構成されていると言うことなので、カットオフを計算。
VR の位置でカットオフが変わると言ううまい設計らしい。VR 上げるとカットオフが上がり低音カットして、小さなSPユニットのビリつき防止しているらしいとのこと。
----
流石に、こんな計算何十年ぶりだ? で 自信がなさすぎるが。
1、一番上の図。回路図から抜き書き AMP 部分は、IC内部。
2、VR 位置を 50% と仮定して、20KΩのVR を 10KΩ 2個に。
3、ショートした 10KΩ をゼロにして左側下へ等価回路
fc=206Hz(改造後)
4,(元)と書いた右側を下へ辿って等価回路
fc=266Hz(改造前)
とてもじゃないが他人に見せられる代物じゃない。があえて出しとく。
改造によって HPF(=LowCut) の fc が下がっているので、VR 中央でゲインアップと低音改善が見込まれる。
パラレル抵抗計算面倒なので、昔の電卓出してこようかと思ったら、
Web になんでもあるわ。
等価回路を CR のHPF に変形しただけで、計算はWeb でできちゃった。
と、音が良くなって おしまい。 コーヒータイムだ。
-- 追記:とんでもないミスに気づいた。気づいた人はいるだろうか?
1、入力直列の 2.2KΩ を無視してることじゃない。
2、自白しますわ。オーディオの VR って Aカーブが基本だということ。
言い訳はビデオ回路ばかりやってたからとさせてください。
つまり VR 位置が中央で 20KΩを半分にしたことが大間違い。
測定してみないと分からないのだけれど、半分の位置なら 3KΩと 17KΩあたりに分割すべきだったと思われる。面倒なので追試しないけど。
恥ずかしい・・・;;
ドイコーヒー
コロナ心配。
オーディオ関係のグループに触発されて、調べた結果改造したので。
メモ
対象:タイムドメイン light
「
ああ、簡単な方法があったと気づき、早速改造。
現状、MacBook から鳴らしている分には、VR が最大に近い位置にあり、これで Low Cut がきつくなっているなら、アッテネータをちょっと ごにょごにょ。
簡単にやりたいので、シリーズに入っている 10KΩをショート。
音を出したまま、それらしい位置の 10KΩをピンセットでショート。音量上がるので決定。二箇所ジャンパー追加で10KΩをショートさせました。パーツ確認のため部品面も見ていますが、自己責任で同じことをやりたい人は底板外すだけで。
この黄色い潤フロン線が 10KΩ ショートです。パターンが同じなら、自己責任でどうぞ。
リンク出した方の解析だと、VR 位置を上げない方が LowCut されないはずなので、低音もゲインも伸びます。
」
参考にしたページ
http://www.op316.com/tubes/toy-box/timedomainl.htm
許諾をいただけたので、回路図も追加します。
「
パワーアンプICのTA8207Kをほぼ推奨回路どおりに使った標準的な回路です。ただ、ひとつ気になるのがメーカー推奨回路では入力にDCカットのコンデンサがあるのに、本機にはそれがありません。
ボリュームの後ろに10kΩと2.2kΩによる-14dBほどのアッテネータがあります。アンプを自作される方にとってはこんな無駄なようなアッテネータの存在は奇異に思われるかもしれません。TA8207Kのようなカーステレオ用のICは元々設定利得が50dB(300倍)くらいで非常に大きいのが特徴で、外付けの負帰還抵抗で利得を下げたとしても安定度の都合で40dBくらいが下限であり、アンプとしてはまだ利得が余っています。そのためわざわざこんなアッテネータを入れて利得の辻褄を合わせるわけです。カーステレオ用のICはみんなこんな調子です。
アンプ出力コンデンサには1000μF×2を奮発しているのに、かんじんの電源部には左右共通で470μF1個しかありません。出力コンデンサ付きOTL回路は電源部のコンデンサが上側半サイクルの信号の通り道ですから、こちら側も増やしておかないと片手落ちになります。もっとも、メーカーの設計エンジニアさんでもこのことがおわかりでないの方が多いので、こうなってしまうのが標準だったりしてorz。LED点灯回路のZDですが、何か意図があるのでしょうか。
」
と言うことで、
1、入力 ATT はちょっと減衰量を落とし、
2、電源は、プラグの外にケミコンでもぶら下げるか?
3、Zd は、おそらく 電源ふらついても LED の明るさを一定にしたいという、見てくれ思想設計。
この方が気にしている 入力の DC カットは、スペックに但し書きがあり、無しでもいいよ。となっている。
「
This IC can be used without coupling capacitor (CIN). If volume slide noise occured by input offset voltage is
undesirable, it needs to use the capacitor (CIN).
」
さて。HPF が構成されていると言う知見から、fc が上がっていたら嫌なので、確認する。(気になって眠れなくなりそうだった)
0.1μF とVR含めた R で HPF が構成されていると言うことなので、カットオフを計算。
VR の位置でカットオフが変わると言ううまい設計らしい。VR 上げるとカットオフが上がり低音カットして、小さなSPユニットのビリつき防止しているらしいとのこと。
----
流石に、こんな計算何十年ぶりだ? で 自信がなさすぎるが。
1、一番上の図。回路図から抜き書き AMP 部分は、IC内部。
2、VR 位置を 50% と仮定して、20KΩのVR を 10KΩ 2個に。
3、ショートした 10KΩ をゼロにして左側下へ等価回路
fc=206Hz(改造後)
4,(元)と書いた右側を下へ辿って等価回路
fc=266Hz(改造前)
とてもじゃないが他人に見せられる代物じゃない。があえて出しとく。
改造によって HPF(=LowCut) の fc が下がっているので、VR 中央でゲインアップと低音改善が見込まれる。
パラレル抵抗計算面倒なので、昔の電卓出してこようかと思ったら、
Web になんでもあるわ。
等価回路を CR のHPF に変形しただけで、計算はWeb でできちゃった。
と、音が良くなって おしまい。 コーヒータイムだ。
-- 追記:とんでもないミスに気づいた。気づいた人はいるだろうか?
1、入力直列の 2.2KΩ を無視してることじゃない。
2、自白しますわ。オーディオの VR って Aカーブが基本だということ。
言い訳はビデオ回路ばかりやってたからとさせてください。
つまり VR 位置が中央で 20KΩを半分にしたことが大間違い。
測定してみないと分からないのだけれど、半分の位置なら 3KΩと 17KΩあたりに分割すべきだったと思われる。面倒なので追試しないけど。
恥ずかしい・・・;;
ドイコーヒー
コロナ心配。
タグ:タイムドメイン