ロザーナ」のほうは「ロザーナ」と実在の恋愛を架空の名前を付けてオブラートに包んだ告白に感じます。歌詞をたどっていくと、ものすごく生々しい尾崎豊の感情がそのオブラートにつつみこみきれず迫ってくるような気がします。
「さよならをいおうと愛はまるでシーソーゲームのように」「お前を愛して、そして憎んで」
「思い出さぬように手紙をもやし、思い出さぬように夢すら消して」
この辺りの歌詞は尾崎豊の生の感情で、「愛情依存症」ともみえる、執念深さというか、感受性の深さがかいまみえます見えます。しかしそれがいいのです。愛と憎しみは紙一重という感情を理解できます。
しかもその歌詞の書き方オブラートのつつみかたが絶妙で、本当に才能を感じます。
また、
「費やした時間と同じ時間を」などといった歌詞は真理をとらえたぐうの音も出ない素晴らしい歌詞だと思います
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