私、「昔、お侍さんがいたでしょ?」
ママ友、「ちょんまげを結った人のことでしょ?」
私、「まあ、そうね。お侍さんは、いつも決まった時間に家を出て、いつも同じ道を通ってお城に行っていたの。どうしてだか分かる?」
ママ友、「そういうルールがあったから」
私、「そういうルールがあったかどうかまでは知らないけど、いつも決まった時間に家を出て、いつも同じ道を通ってお城に行っていたのは、町の変化に気付くため」
ママ友、「毎日、同じ時刻、同じ場所なら変化に気付きやすいわね」
私、「もし、いつもと違う人がいたら、スグに分かるから警戒出来るのよ」
ママ友、「昔、デパートでアルバイトをしていた時、守衛さんは毎日同じ時間、同じルートを通って警備をしていたわ」
私、「おそらく、お巡りさんも同じよ」
ママ友、「でも、毎日同じ時間、同じルートを通っていたら、お侍さんは悪い人から命を狙われない?」
私、「それが狙いなのよ。悪い人をわざわざ探しに行かなくても、命を狙いに自ら出て来るのだから。毎日同じ時間、同じルートを通ることがリスキーなことはお侍さんは百も承知だから、剣術等で鍛えているのよ」
ウォーキングをしていると、A子が途中で合流。
A子、「珍しいわね」
ママ友、「何が?」
A子、「どうして、2台続けて、あんなところで車が転回をしたのだろう?」
私、「不自然ね」
A子、「覚えた?」
私、「うん」
ママ友、「何を覚えたの?」
A子、「今の車のナンバープレートの番号」
ママ友、「どうして、ナンバープレートの番号を覚えるの?」
A子、「怪しいからよ」
ママ友、「ウォーキングしながら、そんなことをしてるの?」
私、「そうよ」
私は記憶力が良いため、ウォーキングコースに停まっている車や怪しい動きをする車のナンバープレートや通行人のことは、ほぼ覚えている。
幼馴染みのA子は、ウォーキングコースに停まっている車の車種を、ほぼ覚えている。
ウォーキングのついでにスーパーへ行くと、
A子、「あれ見て」
私、「あるわね」
ママ友、「何があるの?」
私、「さっき転回した、怪しい車よ」
ママ友、「あっ本当だ、同じ車だ。番号も同じだ」
私、「◯△◇◯△◇」
ママ友、「〇〇に伝えておく」
後輩の後輩でもある年下のママ友は、現役の〇〇。
怪しい車を運転していた女、及びその仲間たちが、〇〇らにマークされているのは、つきまとい及び名誉毀損、肖像権侵害などの違法行為をしているから。
車のナンバープレートで所有者が分かるため、車を使ってのつきまといは、スグに足が付く。
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