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2022年07月30日

隣の芝生は青く見える

私、「息子さん、高校の進路は決まった?」
ママ友、「まだ決まらないの」
「夏を制する者は受験を制す」という言葉があるように、夏が来ても受験先が決まらないのは、ママ友の息子さんは然程レベルが高くないからだ。
ママ友、「うちの子、勉強が出来ないからスポーツ推薦を狙っているの」
私、「ということは高校は私立?」
ママ友、「うん」
私、「私立でも特待生だと授業料は免除されるよね」
ママ友、「うちの子のレベルでは特待生にはなれない」
全国大会に出られるスポーツ強豪校に入れたとしても、レギュラー選手になれるのは特待生のみ、スポーツ推薦で入ったぐらいでは、ほぼレギュラー選手にはなれない。
ママ友、「スポーツ強豪校だと、保護者が部活動をサポートしたり、試合の遠征に帯同したり大変らしいの」
自分の子がレギュラー選手として試合に出られるならサポートのしがいがあるのですが、試合に出られないでは親子揃って虚しくなるだけ。
スポーツ強豪校の多くは学生寮に入らなくてはならず、その費用がメッチャ高い。
母親がパートで働いたくらいでは、全然足りない。
テレビを付けると、全国行きを賭けた試合が行われており、他人の子であっても地元愛知出身の子が試合に出ていると応援してしまう。
すると、私の子供は、そんな私を不思議そうに見ている。
私の子供、「知り合いなの?」
私、「ううん」
私の子供、「御飯まだ?」
食事を終えると、私の子供は勉強をするために子供部屋に行ったのだが、
私、「スマホばかり見ない!」
私の子供、「勝手にドアを開けないでよ!」
スポーツ推薦であろうが、部活動に励む子を持つママ友が羨ましい。
posted by owariasahi at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言
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