笑うも人生、泣くも人生

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ISに参加しようとしたのか？
3月24日午後7時過ぎ、関西空港に到着したトルコ航空の旅客機は緊張に包まれました。
ISに参加するためシリアに向かったとされる23歳の日本人男性のM氏がトルコから「強制送還」されたためです。
だが、報道陣の前に姿を見せたM氏は、黒縁のメガネをかけた、ごく普通の日本人の青年。
M氏は、3月中旬に日本を離れ、トルコに向かいISの拠点、シリアへ向かおうとしたと見られます。
だが、3月22日トルコとシリア国境で、トルコ軍警察に拘束されました。
現地のテレビでは、トルコ軍兵士に銃を突き付けられ、両手をあげたM氏が連行される様子が何度も映し出されました。
だが、M氏はISへ加わること、シリア入りを否定。和歌山県警の調べでも、ISと関連するような証拠、通話、メールなども出てないといいます。
「Mは、英語も満足に話せず、トルコとシリアの国境で、スマホの翻訳アプリを使い、住民と会話。その際、ISに興味があるようなことを話した。それが地元の当局に伝わり、拘束となったようです」（和歌山県警関係者）

仕事がなく日本がいやに・・？
M氏は、温泉で知られる和歌山県白浜町の出身。
地元高校を卒業して、大阪の工場で働くなど、職を転々としていたようです。
Mの母親は報道陣にこう謝罪しました。
「オランダに行くとか言って出かけました。トルコだ、ISだと聞いて本当に驚いています。モデルガンは持っていたかもしれませんが、軍隊に興味があるとかはなかったはずです。いろんな仕事を変わっていたようで、何をしているのか親でも十分、把握できていませんでした。ただご迷惑をかけ、申し訳ないです」
M氏の高校の同級生もこう証言する。
「無口でおとなしいヤツです。非正規の仕事ばかりを転々とし、正社員になれんと不満げにぼやいていた」
M氏は和歌山県警の取り調べに対し、こう語ったという。
「（仕事がない）日本がいやになった。こんな大騒ぎになるとは思いもしなかった」

もし間違いだったとしても、疑いを持たれる言動はいまは慎んだほうが良さそうです。
真意はどこにあるでしょうか？



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