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北海道新幹線（新青森―新函館北斗、約149キロ）が26日、開業しました。

津軽海峡を越え北海道から本州、九州まで初めて新幹線でつながります。
東海道新幹線開業から半世紀余り。日本の高速鉄道網に新たな歴史が刻まれました。
沿線各駅では記念式典が開かれ、一番列車が走りました。

本州と北海道が新幹線でつながる
北海道新幹線は、海底トンネルとして世界最長の青函トンネル（約54キロ）を走行し、一部区間で貨物列車とレールを共用すします。
新幹線の開業は、2015年3月の北陸新幹線延伸（長野―金沢）以来となります。
道側の始発駅となる新函館北斗駅（北海道北斗市）での式典には、石井啓一国土交通相やJR北海道の島田修社長、高橋はるみ道知事らが出席。午前6時半すぎ、上り一番列車「はやぶさ10号」が東京に向かって出発しました。
新青森駅（青森市）からは下り一番列車の「はやて91号」が新函館北斗駅に向かいました。
東京駅でもJR東日本の冨田哲郎社長が、新函館北斗駅に向かう一番列車「はやぶさ1号」を見送りました。

東京ー新函館北斗間が4時間
東北新幹線との相互乗り入れにより、東京や仙台から乗り換えることなく北海道に渡れるようになります。
東京―新函館北斗は最短4時間2分で結ばれ、これまでより1時間以上が短縮となりました。
北海道新幹線は同区間を1日10往復し、新函館北斗―新青森、盛岡、仙台も1日1往復します。

新函館北斗駅は函館市中心部から約20キロ離れているが、新たに開業する「はこだてライナー」に乗り換えて15〜20分程度で移動が可能です。
北海道新幹線は1973年に整備計画が決定され、今回の開業区間は2005年に着工し、総工事費は5500億円（試算）。30年度末までにはさらに1兆6700億円（同）かけて札幌市への延伸も予定されています。

札幌までつながったら乗ろうかな・・　



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