2018年11月27日
COPDの症状をセルフチェック〜東京都の取り組み〜
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COPD(慢性閉塞性肺疾患)・・
いわゆる“タバコ病”は、530万人いると言われています。
COPDについて東京都がわかりやすいパンフレットを
作成しているので、それを参考にしながら
COPDについて学んでいきましょう・・
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、
長期間の喫煙などによって引き起こされる、言わば“肺の生活習慣病”です。
気管支が炎症を起こしたり、肺胞が破壊されることで肺の機能が低下し、せきやたんが増え、息苦しさが続きます。
まだあまり聞き慣れない病名かもしれませんが、これまで
「肺気腫」
や
「慢性気管支炎」
と言われていた肺の病気もCOPDに含まれます。
『肺気腫』はCOPDだったのですね!覚えておきましょう。
COPDは40歳以上の喫煙者に多くみられます。
「風邪のあとにせきやたんが長引く」
「何だか息苦しいが年齢のせいだろうか」
と感じている人は、もしかしたらCOPDかもしれません。
まずはセルフチェックをしてみましょう。(参考:東京福祉保健局パンフレット)
=========================================
@ タバコを長期間吸っていますか? もしくは吸っていましたか?
A 1日に何度もせきが出ますか?
B 階段などですぐに息切れがしますか?
C 呼吸するとゼイゼイやヒューヒューといった音がしますか?
D 黄色や粘り気のあるたんが出ますか?
E あなたは40歳以上ですか?
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たばこを吸っていて(または以前吸っていたことがあって)、いくつかの症状が思い当たる方は、COPDの可能性があります。
思い当たる方は医療機関で受診しましょう。
医療機関では、思いきり吐いた息の量や、最初の1秒に吐いた息の量などを測る専用の機器(スパイロメーター)を使って
呼吸機能の状態やCOPDの可能性を調べます。
そのため、まずは禁煙することが何よりの治療になります。
現在タバコを吸っている人は、すぐに禁煙を。禁煙する自信がない場合は、医療機関が開設している
禁煙外来を利用することも一つの手段です
(一定の要件を満たせば保険が適用され、比較的少ない負担で禁煙治療を受けることができます)。
低下してしまった肺の機能を完全に健康な状態に戻すことはできませんが、禁煙や薬物治療などで、
これ以上悪化しないようにしたり、症状を和らげたりすることは可能です。
気になる症状があれば、早めに医療機関に相談するようにしましょう。
日本では現在、530万人を超える人がCOPDであると推計されていますが、広く知られている疾患ではないために、
適切な治療を受けているのはわずかに22万人程度と言われています。
COPDは重症化すると体内の酸素が不足し、呼吸をするだけでも体力を消耗し、
酸素を供給するための酸素ボンベが随時必要になるなど、生活の質(QOL)を低下させる要因となります。
ぜひ正しい知識を身につけ、早期発見・早期治療を心がけましょう。
また、家族や周囲の人にも、COPDについて伝えてあげてください。
まずは『禁煙』から、ですね!!
東京都では、COPDの早期発見・早期受診などの必要性をお伝えするため、
COPDについてわかりやすく説明したパンフレットを2018年3月に作成しました。
今回作成したパンフレットでは、COPDという病気の説明や、受診と検査について、
重症化を予防する生活などについてご紹介しており、COPDに関するわかりやすいQ&Aも掲載しています。
作成にあたっては、公益財団法人結核予防会 複十字病院の工藤翔二院長先生に、監修のご協力をしています。
気になる方は参考にしてください・・
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kensui/copd/pdf/copdpanfu.pdf
関連記事
→脳梗塞の原因は『たばこ』!!
→COPDの急性増悪とは?ステロイドの量はどれくらい・・
→COPDの症状の初期はどのようなものか/肺の活動のピークは?
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COPD(慢性閉塞性肺疾患)・・
いわゆる“タバコ病”は、530万人いると言われています。
COPDについて東京都がわかりやすいパンフレットを
作成しているので、それを参考にしながら
COPDについて学んでいきましょう・・
<<COPDのセルフチェック>>
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、
長期間の喫煙などによって引き起こされる、言わば“肺の生活習慣病”です。
気管支が炎症を起こしたり、肺胞が破壊されることで肺の機能が低下し、せきやたんが増え、息苦しさが続きます。
まだあまり聞き慣れない病名かもしれませんが、これまで
「肺気腫」
や
「慢性気管支炎」
と言われていた肺の病気もCOPDに含まれます。
『肺気腫』はCOPDだったのですね!覚えておきましょう。
<<COPDセルフチェックを行なってみる>>
COPDは40歳以上の喫煙者に多くみられます。
「風邪のあとにせきやたんが長引く」
「何だか息苦しいが年齢のせいだろうか」
と感じている人は、もしかしたらCOPDかもしれません。
まずはセルフチェックをしてみましょう。(参考:東京福祉保健局パンフレット)
=========================================
@ タバコを長期間吸っていますか? もしくは吸っていましたか?
A 1日に何度もせきが出ますか?
B 階段などですぐに息切れがしますか?
C 呼吸するとゼイゼイやヒューヒューといった音がしますか?
D 黄色や粘り気のあるたんが出ますか?
E あなたは40歳以上ですか?
=========================================
たばこを吸っていて(または以前吸っていたことがあって)、いくつかの症状が思い当たる方は、COPDの可能性があります。
思い当たる方は医療機関で受診しましょう。
医療機関では、思いきり吐いた息の量や、最初の1秒に吐いた息の量などを測る専用の機器(スパイロメーター)を使って
呼吸機能の状態やCOPDの可能性を調べます。
<<一番大切な治療は・・そう、禁煙!>>
そのため、まずは禁煙することが何よりの治療になります。
現在タバコを吸っている人は、すぐに禁煙を。禁煙する自信がない場合は、医療機関が開設している
禁煙外来を利用することも一つの手段です
(一定の要件を満たせば保険が適用され、比較的少ない負担で禁煙治療を受けることができます)。
低下してしまった肺の機能を完全に健康な状態に戻すことはできませんが、禁煙や薬物治療などで、
これ以上悪化しないようにしたり、症状を和らげたりすることは可能です。
気になる症状があれば、早めに医療機関に相談するようにしましょう。
<<COPDをもっと知ろう>>
日本では現在、530万人を超える人がCOPDであると推計されていますが、広く知られている疾患ではないために、
適切な治療を受けているのはわずかに22万人程度と言われています。
COPDは重症化すると体内の酸素が不足し、呼吸をするだけでも体力を消耗し、
酸素を供給するための酸素ボンベが随時必要になるなど、生活の質(QOL)を低下させる要因となります。
ぜひ正しい知識を身につけ、早期発見・早期治療を心がけましょう。
また、家族や周囲の人にも、COPDについて伝えてあげてください。
まずは『禁煙』から、ですね!!
<<東京都のCOPD対策>>
東京都では、COPDの早期発見・早期受診などの必要性をお伝えするため、
COPDについてわかりやすく説明したパンフレットを2018年3月に作成しました。
今回作成したパンフレットでは、COPDという病気の説明や、受診と検査について、
重症化を予防する生活などについてご紹介しており、COPDに関するわかりやすいQ&Aも掲載しています。
作成にあたっては、公益財団法人結核予防会 複十字病院の工藤翔二院長先生に、監修のご協力をしています。
気になる方は参考にしてください・・
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kensui/copd/pdf/copdpanfu.pdf
関連記事
→脳梗塞の原因は『たばこ』!!
→COPDの急性増悪とは?ステロイドの量はどれくらい・・
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