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〈974〉2030年会社員の未来

今日はESGの本です。

なぜESG投資が潮流になるのか。
それはお金の出し手である投資家(経済の上流に位置)が長期的な目線でメリットを考えているから。
投資家of投資家ブラックロックは運用総額1000兆円以上と半端ないので、そういった長期的な潮流の投資をせざるおえない。
もっというなら、問題が顕在化する前に手当をこまめにするのと、問題が起きてから対処するコストを考えると前者の方が低いという発想でESGが選択肢となる。コストには保険料など現在へ負担となってくるものもある。

投資家が気にするのは成長率、収益率、割引率。
ワイナリーの競争優位性は、短期的にはマーケティングの優劣だったりするが、長期的には育成環境への手当(水害や山火事)
こうしたリスク管理によって割引率が減少して、企業価値を高くすることができる。(たとえ足元の利益が下がったとしても)

サラリーマン経営者が増える昨今、より長期的な目線で企業価値を向上させようとする経営者にとって
ESGの考え方はなくてはならないもの。
読む前は、まだまだ足元の収益に重きを置いていたのですが、
読後は、よりパーパスと利益は表裏一体というブラックロックCEOの言葉が身に染みてきた、そんな年末。
みなさまはいかがおすごしでしょうか。






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