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2018年04月27日

11 特発性間質性肺炎からの生還 その後



(第一ページはこちら)  緊急入院

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ある日、久し振りで施設の母を見舞った。


「おかあさ〜ん」と部屋の入口から声をかけると
「は〜あい 」と少女みたいに可愛い声で返事。  
               

テレビの相撲中継に夢中になっていて
向こうを向いたままで。( ^。^; )

「この頃リハビリ怠けちゃったせいか
    ここが痛くて伸ばせないの」と
左腕を右手で抱えていて
肘と指の関節が曲がったままになっている。

「もしかしたら」と思い、
いつもテレビの横の棚に置いてある
ソリューションをスプレーして
関節を撫でながらそーっと伸ばしてあげると、
難なく伸ばすことが出来たのだ。 


実は内心私もびっくりしたのだが
「ほらね、シュッシュで大体の故障は治るのよ。
  忘れちゃだめよ」と言うと
「そうだったねえ」と嬉しそうに笑う。

もう一人暮らしの頃の謹厳な感じの母とは別人のようだ。



帰りがけに、
新しく担当になった可愛い介護師のお姉さんに
「お忙しいのにお仕事増やして恐縮ですけど・・・」と
関節が伸びなかったり筋肉痛など痛い所などがあったら
その個所にシュッシュしてやって欲しいと頼むと

「なんでも遠慮なく言って下さいって
 弟さんにも言ってるんです。
 毎日背中にも掛けてあげてますよ」
とニッコリ 。

ちゃんと引き継ぎをしていただいている事に感謝した。

こんな可愛い優しい介護師さんに
お世話してもらっている母は幸せだ。

 
よろしくね、と頼んで帰ろうとした時、
入所時に
「背中にソリューションを掛けてやって欲しい」
とお願いしたK介護師が来て

「済みませんが、ちょっといいですか?」と言う。


何かと思ったら
「あれってなんですか?
もし宜しかったら詳しく教えていただけないでしょうか。
もしかしたら他の入所者に役立ててあげられることも
有るかと思って」と言う。


そう言えば、
夫の母が脳梗塞で倒れて
入院中に誤嚥性肺炎を起こした時のこと。


夫が「試しにソリューション掛けてみろ」と言うので
肺の辺りに3回シュッシュッと掛けてみたら
ゼイゼイしていた呼吸がたちまち楽になってしまって
この余りに早い効果に夫も私もビックリしたのだが、

 (こんな話を誰かにしても、
   きっと信じて貰えないだろうと思う)

たまたまその時K介護師の叔母さんが同室に入院していて
ちょうど見舞いに来たKさんがその状況を目撃したのだった。
そして「凄いですねえ」とびっくりしていたっけ。


実は、
私も2回目までは半信半疑の思いだったが
姑はその後も何回か誤嚥性肺炎を起こし、
その度にソリューションを掛けては治っていたのだ。



ちょうどこの3日後に新製品の説明会が予定されていたので、
Kさんはそれに出席する事になった。




━☆★☆★☆━ つ づ く ━☆★☆★☆━


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