皆さんは「ちゃんと休んだはずなのにダルさが取れない」って経験はありませんか?
むしろ「今まさにそういう状態だ」って方も多いんじゃないんですか?
主な原因は二つあり、一つは「睡眠負債」、もう一つは「自律神経」の乱れです。
睡眠負債とは平たく言うと寝不足のツケです。
ツケなので翌日仕事が休みだからといってその時だけ睡眠時間を長くしても疲労は全回復しません。
これに関してはスタンフォード大学の関連書籍に解説がありますので興味があればお読みいただければと思います。
自律神経の乱れは睡眠負債同様ストレス社会に生きる日本人に多いのですが、これは疲労の原因がハッキリしないとか肉体的疲労を回復させる休息は取ってるのによく分からないダルさを慢性的に感じます。
これの最も効果的な対処法は40℃ぐらいのお湯に10〜15分ぐらい浸かることです。
「いやいや、入浴なら毎日してるぞ」と仰る方、あなたは入浴をシャワーだけで済ませてませんか?
逆に43℃ぐらいのお湯に30分以上浸かったりしてませんか?
結論から言うとどっちもダメです。
まず前者ですが、生活習慣の欧米化によって若い人に多いのですが、これはシャワーを浴びてる瞬間だけ一時的に体温が上がり(*)ますが、割とすぐに体温が元に戻ります。
若い親に育てられた世代はともかく、40歳以上の方は子供の頃親に「湯冷めしないように温かくして早く寝なさい」ってよく言われませんでしたか?
つまりそういうことです。
体を温めることのメリットはこの記事の下部の米印を参照して下さい。
後者は言わば「過ぎたるは及ばざるがごとし」でして、確かに「熱いお湯に長時間浸かるのが何よりも気持ちいい」と仰る方がいるのももちろん分かります。
ですが必要以上の温度のお湯に長時間浸かることによって血圧が上がるとか、却って寝つきが悪くなる等のデメリットがある上に自律神経の乱れの解消にはあまり役に立ちません。
なので騙されたと思って40℃ぐらいのお湯に10〜15分ぐらい浸かって下さい。
毎日必ずやって下さい。
王騎無料メールマガジンはこちら
銀河鉄道999の星野哲朗レベルでお風呂が大嫌いな人は、頭と体を洗うのも、お風呂上がりに別の服に着がえるのも時々でいいです。
こうやって心理的ハードルを下げれば、たったこれだけのことを毎日10分実践するのは決して無理ではないはずです。
毎日10分意味も分からないマントラやお経を唱えさせられたり腹式呼吸を誰かにやらされるよりは絶対に精神的に楽です。
デメリットよりもメリットの方が大きいことを体感し、生活習慣の一部にすれば星野哲朗でも必ず毎日実践できます。
特にニートや生活保護の人は時間は有り余ってて、しかも肉体的疲労を感じるようなことを普段してない人が多いのにも関わらず、サラリーマンとは別種のストレスを感じて自律神経が乱れることが多いです。
(強いストレスのせいでニートや生活保護になってしまった方々ももちろん少なくないでしょうね。)
そういう人はサラリーマンよりもほぼ確実に病んでますので、ぬるま湯入浴10分を1日に4回でも5回でも実践して下さい。
毎日決まった時間にやる必要はないので、とりあえず言われた通りにやって下さい。
あなたには時間があるはずです。
「ゲームをやるな」とは言いませんが、適当なところでセーブして1日数回実践してみて下さい。
この記事の閲覧者の皆様にはそれぞれのご事情がおありでしょうが、労働時間が超絶長いブラック企業の社員の方もとりあえず1日1回でいいので実践してみて下さい。
特に理由なく滅多に家に帰れない程の超絶ブラック企業にお勤めの方はご自身の今後の将来の為に転職または独立を本気でお考え下さい。
出張等の理由で自宅に帰れない場合は会社がホテルとか社宅の空き部屋を用意してくれてるはずなので、そこのお風呂で構いません。
(タクシーの隔日勤務の人は出番の日はしょうがないので明け番や公休の日に頑張って2回入浴して下さい。)
最後に、「入浴後は必ずバスタオルで全身を丁寧に拭く」と「なるべく体を冷やさない」を守って下さい。
長文お読みいただき、ありがとう御座いました。
*:体温が上がることによって、血流が良くなり、免疫力も上がり、自律神経の乱れを整えることができます。
王騎無料メールマガジンはこちら
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image