2018年08月31日
年を取った人は昔の話をするとはいうけれど・・・本当にそうだ
大学院に在学中、同じゼミのメンバーが8人、同じコースの学生が20人、仲良く研究をしていました。フィールドワークというか現場での調査をする人が多いコースだったので、1年目に授業を取りながら、研究計画を立てて、2年目の1学期はほとんどの学生が、それぞれの研究のフィールドとなる場所へ戻ってデータを収集し、夏休み中にデータ分析をして、修士論文を書いていた。
院生室は24時間出入り自由だったため、私はもっぱら夜の8時ぐらいから朝の6時ぐらいまで、夜に明かりを付けて、朝早く来る院生が6時半ぐらいなので、その彼に会わないように、大学の寮へ戻っていく生活をしていた。夜のほうが人の出入りが少ないので、音がせずに集中できた。もちろん、寮の部屋で夜な夜な勉強するときもあった。
朝は、寮に帰る前に、朝早くからやっている食堂で朝食を食べてから、寮に帰って寝るような昼夜逆転の生活が後半続いた。昼の3時ごろ起きて、シャワーを浴びてから、再び研究室へ。他の院生と情報交換をして、ひとしきり交流をして、図書館へ行ったり、友達と待ち合わせをして夕飯を食べに行ったりして、夜の8時ごろから再び院生室へ。
そのころ自分は煙草を吸っていたので、1時間に1度は喫煙所へ行き、ひんやりとした夜風を感じながら(時には寒くてぶるぶると震えながら)タバコを吸ったりしていた。他のコースの学生の中にも夜に作業をする学生がいたので、喫煙所でお友達ができたりもした。
自分の好きなことを研究できるのは、本当に楽しかった。途中膨大なデータを処理するような作業をしているときでも、肩コリと闘いながらも、自分の仮説が指示されるのか、わくわくしながら作業をしたのを、昨日のことのように思い出す。
ゼミでは朝の8時半に招集されて、一人1時間半ぐらいの発表をした。8陣いるのでざっと計算しても12時間の長丁場となる。教授の「今の内容について何か質問はありませんか」の声とともに、自分以外の8人が、さまざまな視点から質問を浴びせかけてくる。しかし、その質問に答えることを繰り返すことによって、自分の視点が深化拡充して、自分よがりでない、広く受け入れられるような研究になっていった。その経験があるからか、人からの質問に対しては感謝をするようになった。自分の気づかなかった視点に気づかせてくれるから。また広く万人に受け入れられるような研究に近づけることができるから。
大学院在学中に、心より尊敬できる教授に出会い、全国から集まった志のある人々に出会い、との当時の最新情報に触れることができ、長時間の会議についていくだけの精神力、集中力、思考力を養うことができ、短時間で他人の研究内容について考えることを訓練し・・・様々な体験をした。
しかし同時に小学校時代からの友達が出産に伴う出血多量で亡くなり、永遠の別れを経験したりもした。
あれから18年が過ぎた。
励ましあって、乗り越えて来た楽しくも苦悩に満ちた日々を共有した仲間に、ひょんなことから連絡をすることになった。みんな一瞬にしてそのころの感覚に戻り、やりとりを始めている。
今年度中に1度はみんなで集まりたいなと計画を立てたいと思っている。
あの頃に比べると、いろいろなことを経験し、自信を深めている。きっとほかの人も同じようなもんじゃないかと思う。そんな今を一生懸命に生きている人たちに会って、昔を思い出すとともに、新たに頑張ろうというエネルギーをもらいたいと思っている。
あの頃は独身だったから、結構危ないこともあった。いや、別に法律に触れているわけではないので、別に隠すこともないんだけれど、好き勝手にやらせてもらった。あんなことや、こんなこと、ちょっと数えると片手では収まらないかも・・・。でもまだ若かったから、若気の至りということで・・。
全国に散らばっている仲間とは普段は会うことはできないけれど、本当に今年は1度あっておきたい。
院生室は24時間出入り自由だったため、私はもっぱら夜の8時ぐらいから朝の6時ぐらいまで、夜に明かりを付けて、朝早く来る院生が6時半ぐらいなので、その彼に会わないように、大学の寮へ戻っていく生活をしていた。夜のほうが人の出入りが少ないので、音がせずに集中できた。もちろん、寮の部屋で夜な夜な勉強するときもあった。
朝は、寮に帰る前に、朝早くからやっている食堂で朝食を食べてから、寮に帰って寝るような昼夜逆転の生活が後半続いた。昼の3時ごろ起きて、シャワーを浴びてから、再び研究室へ。他の院生と情報交換をして、ひとしきり交流をして、図書館へ行ったり、友達と待ち合わせをして夕飯を食べに行ったりして、夜の8時ごろから再び院生室へ。
そのころ自分は煙草を吸っていたので、1時間に1度は喫煙所へ行き、ひんやりとした夜風を感じながら(時には寒くてぶるぶると震えながら)タバコを吸ったりしていた。他のコースの学生の中にも夜に作業をする学生がいたので、喫煙所でお友達ができたりもした。
自分の好きなことを研究できるのは、本当に楽しかった。途中膨大なデータを処理するような作業をしているときでも、肩コリと闘いながらも、自分の仮説が指示されるのか、わくわくしながら作業をしたのを、昨日のことのように思い出す。
ゼミでは朝の8時半に招集されて、一人1時間半ぐらいの発表をした。8陣いるのでざっと計算しても12時間の長丁場となる。教授の「今の内容について何か質問はありませんか」の声とともに、自分以外の8人が、さまざまな視点から質問を浴びせかけてくる。しかし、その質問に答えることを繰り返すことによって、自分の視点が深化拡充して、自分よがりでない、広く受け入れられるような研究になっていった。その経験があるからか、人からの質問に対しては感謝をするようになった。自分の気づかなかった視点に気づかせてくれるから。また広く万人に受け入れられるような研究に近づけることができるから。
大学院在学中に、心より尊敬できる教授に出会い、全国から集まった志のある人々に出会い、との当時の最新情報に触れることができ、長時間の会議についていくだけの精神力、集中力、思考力を養うことができ、短時間で他人の研究内容について考えることを訓練し・・・様々な体験をした。
しかし同時に小学校時代からの友達が出産に伴う出血多量で亡くなり、永遠の別れを経験したりもした。
あれから18年が過ぎた。
励ましあって、乗り越えて来た楽しくも苦悩に満ちた日々を共有した仲間に、ひょんなことから連絡をすることになった。みんな一瞬にしてそのころの感覚に戻り、やりとりを始めている。
今年度中に1度はみんなで集まりたいなと計画を立てたいと思っている。
あの頃に比べると、いろいろなことを経験し、自信を深めている。きっとほかの人も同じようなもんじゃないかと思う。そんな今を一生懸命に生きている人たちに会って、昔を思い出すとともに、新たに頑張ろうというエネルギーをもらいたいと思っている。
あの頃は独身だったから、結構危ないこともあった。いや、別に法律に触れているわけではないので、別に隠すこともないんだけれど、好き勝手にやらせてもらった。あんなことや、こんなこと、ちょっと数えると片手では収まらないかも・・・。でもまだ若かったから、若気の至りということで・・。
全国に散らばっている仲間とは普段は会うことはできないけれど、本当に今年は1度あっておきたい。
タグ:大学院
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