2013年06月06日
BCF2013京都大会のレシピ考察(1ブロック4位入賞者デッキ)
ブシロードカードファイト2013(以下BCF2013)も仙台大会を皮切りに、京都大会が終了致しました。
今回は関西地区が京都だけということもあり、2ブロックに分かれての地区決勝となったようです。
仙台大会に引き続き、上位入賞者のレシピを考察していきたいと思います。
京都大会は8名の入賞者がおりますが、考察するデッキレシピが以前扱ったものとほとんど差がない場合、省略する予定もありますのでご了解下さい。
1回目となる今回は、BCF2013 ジャパングランプリ・京都大会1ブロック4位のせうたさんのレシピです。
まどかマギカで特筆すべきは3点。
1点目は優秀な回復イベント「さやかの願い」の存在です。
チェンジタイミングがドローフェイズ始めというまどかマギカですが、このカウンターイベントのおかげで致命的ダメージを受けづらくなっています。
「さやか」を含むキャラを控え室に送らなければならないのでデメリットが重いように感じられますが、実はそうでもなかったりします。
さやかネームにはリバース時のデメリット持ちが多く、それを回避するためにも「さやかの願い」は使えるため、あまり気にならないというのが実際のところでしょう。
また、リバースしているキャラでも問題ないため、打つタイミング次第ではまったくデメリットにならないのも魅力ですね。
2点目は、これまた優秀な回収イベント「魔法少女現る」の存在です。
1コストで手札を2枚入れ替えることができるため、安定してチェンジ前キャラを舞台に登場させることが可能です。
手札に抱えたCXやチェンジ先キャラなども控え室に置くことができるため、これさえ抱えておけばレベル2の展開に困らないのがいいですね。
3点目は「見滝原中学二年生 さやか」と「林檎のおすそわけ 杏子」の仲良しコンビ。
絆でレベル1のキャラを回収できることはもとより、「林檎のおすそわけ 杏子」が専用パンプも兼ねているため、1組並べるだけで6500のキャラクターが並ぶことになります。
以上3点から分かるように、レベル1〜2の流れが完璧に出来上がっているのがまどかマギカの特徴です。
レベル2のイベントを手札に握りつつ、絆で回収した1/0キャラクターやオーバースペックキャラを展開。
ストックを稼ぎつつ、レベル2からは回復イベントとチェンジ回復を狙って持久戦を狙う……というのが一連の流れとなります。
攻めるべきは、イベントを手札に抱えやすいというそのプレイスタイルです。
レベル1帯で助太刀は使われるものの、パワー値は決して超えられないものではありません。
「レベル1は軽く流す」という、最近のヴァイスシュヴァルツのコンセプトを如実に持っているため、助太刀を使われるタイミング見極めてアタックするのが大事です。
相手としては早くレベル2に上がってイベントを使いたいので、「癒しの祈り さやか」への助太刀を意図的に使わず、リバース時のデメリットを自ら受けようとする場面もあるでしょう。
相手の控え室のイベントの落ちを確認しつつ、どの程度イベントを抱えているかを推測することも大事となるでしょう。
もしデッキにイベントを封じるカードがあるならば、レベル2のタイミングで積極的に使用していきたいところです。
ミルキィホームズであれば「浴衣のシャロ」がそれにあたります。対応CXがソウル+2のため、まどかマギカ相手には結構効きます。
優秀なイベントも、使用できなければただの肥やしです。2ターン連続でイベントを封じることができれば、まどかマギカには致命傷以外の何物でもありません。
もしイベントを封じる手段がない場合、サイドアタックを併用して相手の「さやかの願い」の使用タイミングをずらすプレイングを意識しましょう。
「さやかの願い」はクロックの一番上のカードを一枚手札を加えるため、レベル3などを手札に加えられると非常につらいです。
その場合はサイドアタックでクロックの上のカードを調整し、そこからフロントアタックで攻めるといいでしょう。
揃えられると強いが、ひけないと安定性ががた落ちしてしまうのがイベント主体デッキの弱み。
せうたさんの場合はレベル3が若干少ない部分もあり、イベントがうまく使えずに押し負けてしまった部分もあったのかもしれません。
今回は関西地区が京都だけということもあり、2ブロックに分かれての地区決勝となったようです。
仙台大会に引き続き、上位入賞者のレシピを考察していきたいと思います。
京都大会は8名の入賞者がおりますが、考察するデッキレシピが以前扱ったものとほとんど差がない場合、省略する予定もありますのでご了解下さい。
1回目となる今回は、BCF2013 ジャパングランプリ・京都大会1ブロック4位のせうたさんのレシピです。
Lv3 6枚
4 美樹 さやか(CIP回復、他の魔法キャラの数×500パンプ、リバース時に思い出になる)
2 アルティメットまどか(CIP回復、CXシナジー:「“戦い続ける”ほむら」を山札から舞台に置く)
Lv2 11枚
2 揺れ動く気持ち まどか(レベル応援、チェンジ:「アルティメットまどか」)
2 時間遡行者 ほむら(山札が5枚以下なら疑似リフレッシュ&「因果の終着点 まどか」の下にマーカー&全体2000パンプ)
4 さやかの願い(カウンターイベント:さやかネームを1枚控え室に置き、1点回復&思い出へ)
3 魔法少女現る(控え室からキャラ2枚を回収し、手札を1枚控え室に置く)
Lv1 8枚
4 見滝原中学二年生 さやか(1/0バニラ)
2 癒しの祈り さやか(6500キャラ、リバース時に山札から1枚クロックに置いて疑似アンコール)
2 やって来た杏子(1500助太刀)
Lv0 17枚
4 ワルプルギスの夜に挑むまどか(他のキャラが2枚以下なら、自身のパワーに1500パンプ)
4 林檎のおすそわけ 杏子(「見滝原中学二年生 さやか」に1000パンプ、絆:「見滝原中学二年生 さやか」)
3 地下鉄ホームでの別れ 杏子(レベル0相討ち)
3 契約をせまるキュゥべえ(他の魔法キャラに500パンプ、登場時マーカーを重ねる、マーカーをチェンジのコストに使える)
2 見守るほむら(4枚集中&ヒット時に山札から魔法キャラをサーチ)
1 “みんなを守るために” まどか(アタック時、キャラ1枚を対象に相手ターン終了時まで1000パンプ)
CX 8枚
4 さやか VS 杏子(カムバック)
4 あたしって、ほんとバカ(ブック)
まどかマギカで特筆すべきは3点。
1点目は優秀な回復イベント「さやかの願い」の存在です。
チェンジタイミングがドローフェイズ始めというまどかマギカですが、このカウンターイベントのおかげで致命的ダメージを受けづらくなっています。
「さやか」を含むキャラを控え室に送らなければならないのでデメリットが重いように感じられますが、実はそうでもなかったりします。
さやかネームにはリバース時のデメリット持ちが多く、それを回避するためにも「さやかの願い」は使えるため、あまり気にならないというのが実際のところでしょう。
また、リバースしているキャラでも問題ないため、打つタイミング次第ではまったくデメリットにならないのも魅力ですね。
2点目は、これまた優秀な回収イベント「魔法少女現る」の存在です。
1コストで手札を2枚入れ替えることができるため、安定してチェンジ前キャラを舞台に登場させることが可能です。
手札に抱えたCXやチェンジ先キャラなども控え室に置くことができるため、これさえ抱えておけばレベル2の展開に困らないのがいいですね。
3点目は「見滝原中学二年生 さやか」と「林檎のおすそわけ 杏子」の仲良しコンビ。
絆でレベル1のキャラを回収できることはもとより、「林檎のおすそわけ 杏子」が専用パンプも兼ねているため、1組並べるだけで6500のキャラクターが並ぶことになります。
以上3点から分かるように、レベル1〜2の流れが完璧に出来上がっているのがまどかマギカの特徴です。
レベル2のイベントを手札に握りつつ、絆で回収した1/0キャラクターやオーバースペックキャラを展開。
ストックを稼ぎつつ、レベル2からは回復イベントとチェンジ回復を狙って持久戦を狙う……というのが一連の流れとなります。
攻めるべきは、イベントを手札に抱えやすいというそのプレイスタイルです。
レベル1帯で助太刀は使われるものの、パワー値は決して超えられないものではありません。
「レベル1は軽く流す」という、最近のヴァイスシュヴァルツのコンセプトを如実に持っているため、助太刀を使われるタイミング見極めてアタックするのが大事です。
相手としては早くレベル2に上がってイベントを使いたいので、「癒しの祈り さやか」への助太刀を意図的に使わず、リバース時のデメリットを自ら受けようとする場面もあるでしょう。
相手の控え室のイベントの落ちを確認しつつ、どの程度イベントを抱えているかを推測することも大事となるでしょう。
もしデッキにイベントを封じるカードがあるならば、レベル2のタイミングで積極的に使用していきたいところです。
ミルキィホームズであれば「浴衣のシャロ」がそれにあたります。対応CXがソウル+2のため、まどかマギカ相手には結構効きます。
優秀なイベントも、使用できなければただの肥やしです。2ターン連続でイベントを封じることができれば、まどかマギカには致命傷以外の何物でもありません。
もしイベントを封じる手段がない場合、サイドアタックを併用して相手の「さやかの願い」の使用タイミングをずらすプレイングを意識しましょう。
「さやかの願い」はクロックの一番上のカードを一枚手札を加えるため、レベル3などを手札に加えられると非常につらいです。
その場合はサイドアタックでクロックの上のカードを調整し、そこからフロントアタックで攻めるといいでしょう。
揃えられると強いが、ひけないと安定性ががた落ちしてしまうのがイベント主体デッキの弱み。
せうたさんの場合はレベル3が若干少ない部分もあり、イベントがうまく使えずに押し負けてしまった部分もあったのかもしれません。
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投稿者:UKI|22:27|今日のカード、ピックアップ
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