相手の世界に理解と敬意

まず、オークションのルール

現在、あなたは1千万円を持っていると仮定します。
そこで、あなたが一生を過ごす上で大切だと思う価値観を競り落とすとしたら…？
いくらの金額を配分しますか？また、競り落としに行きますか？

オークションとは、最も高い値段を付けた人に希望の価値観がいくというルールです。
限られた予算の中で、どうしますか？


○ 自分が幼いころから夢見ていた就きたい仕事
○ 一生暮らすのに十分なお金
○ 一生自分が愛する人
○ 一生自分を愛してくれる人
○ 趣味
○ 車
○ 名誉
○ 人より秀でた能力
○ 宇宙船
○ 家
○ 自分の星
○ 家族
○ 健康
○ 人生の目的・目標
○ 生きがい
○ 他人からの理解
○ 個性
○ 自由
○ 体力
○ 忍耐力
○ いい人間関係
○ たくさんの友人
…

さて、あなたが欲しいことはあったでしょうか？
競り落とすことができなかったら、あなたの一生において、それはないものとなります。
かつて、
左手の値段はいくらつける？
右手の値段はいくらつける？
…
体の各部位について、いくらの値段をつけるか？と考えるワークをしたことがあります。

心は？


さて、合計してみたら…いくら？？？


自分が大切であることは、ほかの人も大切に…できる一歩と言われる理由はあると思います。
自分の心を大切にしていない人は、他人の心も大切にできない。だから、侵害しても問題ないと思うのですね。

長いものに巻かれろ…など、いろいろと社会でおかしいなぁ…って思ってもその気持ちをごまかしたりして生きることを選択して生きていると言っている人たちにできないことは、他人を大切にすることかもしれません。子どもたちは敏感に感じ取っている…と思います。

大切にしているものがあって、他人を侵害している自分を認める人はいないのです。
大切にしていないからこそ、他人を侵害していても良心の呵責すらないのです。

みんなでやれば怖くない…？
そうやって、自分を大切にしない生き方を身につける…そして、次世代に伝える…。

心のケアをする仕事に就きたい若者が増えている…
そう思いますわ。