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2016年08月11日

流行にのるタイミング

ロジャースという社会学者が、流行が広まっていく様子を5ステージに分類しています。

実は、流行を取り入れる時期によって、考え方が違うのです。


1)イノベーター:進んで新しいものを取入れる革新的な人。
まだ、商品が流行するかどうかもわからない時期に購入します。
流行の最先端を行く人は、「周りとは違っていたい」という思いが強いのです。

2)アーリーアダプター:流行をいち早く取り入れる、流行に敏感な人。
この人たちも、「周りとは違っていたい」という思い、「自分を認めてほしい」という自分の存在アピールしたり、目立たせたりしたいという欲求がある。

ここまでの人たちは、人と一緒は嫌なのですね。
「周りとは違っていたい」と「新しい自分になりたい」という欲求。
ただ、1)と2)の大きな違いがあるとは思うのです。
1)は、流行ではなく、「自分がこれが好き〜」にこだわっているのかもしれません。
2)は、誰かが持っている、使っている…そんな姿を見て、それがいい〜と乗るのだろうと思うのです。
ある意味で、2)のタイプは、周りとは違うカッコイイ…を独自のセンサーで新しいものを使っている人を見つけ、真似をする人。自分で新しい違うものを最初に取り入れることは…しているかもしれない?でも、他の人がやっている素敵を敏感にキャッチする能力は長けていて、敏感に反応して取り入れるから話題性も大好きなのかも。
一方で、1)の場合は、周りと違う独自路線が単に好きなのかもしれないし、他の人と同じであっても好きな形をずっと継続して行っていくかもしれない。2)の人の「いい〜」と思ったものに移っていく基準は、1)の人とは違う気はしますね。

3)アーリーマジョリティ:まわりと同調し、流行を取り入れる人々。
このタイプは、「みんなと同じものが欲しい」という思いが働く。

4)レイトマジョリティ:3)にさらに追随する人々。
こうなってくると、もしかすると「流行遅れと思われたくない」「自分だけ違うと思われたくない」なんて心理が働いているかもしれません。
こんな心理作用を「斉一性への圧力」と言ったりします。

「あこがれの存在をマネしたい」なんてものですね。
雑誌を見て、あれが欲しいなぁ〜なんて思う人達は、3)か4)ですね。
既に、もう先端は過ぎている。

雑誌で、「○○さんみたいな顔に…」なんて特集を見ていて、なんで同じような顔に見えるように…って化粧をするんだろう?って違うタイプの顔を全てその人みたいに見せるって努力などがあってますが、きっと真似をしたい…理由がある?その時の流行り顔メークがあるからかな。

5)ラガード:流行に見向きもしないか、流行おくれの人々。
そもそも流行を意識しない。それは、保守的なタイプなのか周りに振り回されたくない…のかな?あとは、個性的なタイプ。でも、世の中に出回る商品が流行のモノばかり…になってきたりすると、こんなタイプの人も取り入れたりするのですね。



読みたい方のみで…
posted by nova at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 価値観
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