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2019年03月19日

静岡歴史探訪 銘菓 葵煎餅

静岡市の葵区に徳川家康と縁のある「葵煎餅本家」という和菓子さんがありますのでご紹介します。

葵煎餅本家の三代目貞一は、妻の父が家康をまつる久能山東照宮の官職についていました。そんなことから久能山会の一員となり、 徳川家の方たちが来静するごとに駅頭に迎えていました。

貞一は、なんとか「駿府に住んだ家康公」をPRするために、葵の紋章を型どったせんべいを 手焼きして販売しました。ところが、久能山から大目玉!

貞一は、手焼きしたせんべいを久能山東照宮に奉納しました。ところが久能山から 「無許可でやるとは!」と大目玉! 貞一は、せんべいの主旨を説明し許してもらうことに成功。ここに葵の紋章をつけた「葵大丸(あおいおおまる)」が誕生したのです。そして、葵大丸は大成功。

味噌味のきいた葵大丸は徳川家や久能山、 浅間神社へと献上されました。その独特な味が各方面で賞賛 されるようになったのです。

葵煎餅本家公式サイトより

静岡浅間神社参道の和菓子店 葵煎餅本家
〒420-0867 静岡市葵区馬場町20番地   
営業時間   9:00〜19:00 (水)9:00〜17:30
Tel:054-252-6260    Fax:054-273-5323

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