2016年12月11日
写真 NIKON D90
私は少し前まで、ニコンの「D90」をメインカメラとして使用していました。
2008年発売と、設計は古いですが、まだまだ現役で使える一品です。
「中級機」ということもあり、2ダイヤル等も付き、設定が変えやすいカメラでした。
このたび、子供や高齢者の記録(暗いところが多い)のために機材を更新し、資金調達のために知人の下へと旅立ちました。
未だに人気の衰えないモデルですので、手放した記念にレヴューを残します。
良き「相棒」として長い間、行動を共にしてきましたので、作例もあわせてどうぞ。
プロ向けではなく、アマチュア〜ハイアマチュア向けのカメラなので、程度の良い「中古」も数多く見受けられます。
私は2012年に中古で購入しましたが、当時としては破格だった記憶があります。
現在の中古相場から見ると当然、高い買い物でしたが…。
値段・機能を考えると、中古の一眼レフデビューには最適ではないでしょうか。
私の場合、特に作例のタムロンのレンズ(SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC LD Aspherical)と相性が良く、キットレンズのAF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VRやAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRよりも「きれいに」撮れる印象です。
NIKON D810 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
特にレンズ等の表記がない作例は全て、タムロンレンズとD90のこのセットとなります。
「かまくらまつり・湯西川」
NIKON D90 + TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC LD Aspherical
f=4.5 SS=1/4 ISO=250
「晩秋の川治」
f=6.3 SS=1/200 ISO=200
「朝ぼらけ」f=3.5 SS=1/30 ISO=1000
某所での夜勤明けに手持ちで撮影。
シャッタースピード(SS)が遅くなりましたが、D90の良好なホールド感と、レンズの手振れ補正(VC)に助けられました。
「Wiener Kaffee 」f=2.8 SS=1/80 ISO=200
ブツ撮りも、
少し絞って(f=の値を大きくして)、
「鬼怒川の新緑」f=9 SS=1/250 ISO=200
風景も、なかなかの写真を吐き出してくれます。
一眼レフデビューをお考えの方、この先を是非、お読みください。
私は、「レンズの良さ」=「f値の小ささ(可能な限り)」・「自分に合う焦点距離」・「値段」で判断しています。
「f値が小さい」といことはレンズが明るく、背景の「ボケ」がきれいになるなどのメリットがあります。
「自分に合う焦点距離」というのは、人それぞれ好みがあるかと思います。
「f値の小さい」こんなの↓
を始め、勢いに任せて、長い「遠回り」をしてきました。
上記35mm単焦点レンズは、「焦点距離が自分に合わない」ものの、f値が1.8と明るく、誕生会などの暗所で子供を撮影するために残してありますが…。
ほとんど使用することはありませんorz
様々なレンズを収集しましたが、「自分に合っていない焦点距離」はあまり使用する気分にならず、購入した金額をエラく下回り売却しています。
初心者の方は、まずこのレンズのような、「標準ズーム」を購入し、自分のよく使う焦点距離を見定めてから、次のレンズを購入した方が、私のように「遠回り」・「ムダ遣い」にはなりません。
「千手山の桜」 f=6.3 SS=1/320 ISO=200
色ノリにムラがありますが、概ね発色も良好です。
RAWで撮影すれば後から編集できるので、大きな問題はありません。
「いつかの矢板駅前」 f=3.5 SS=1/25 ISO=1600
「獅子舞の準備」 f=2.8 SS=1/50 ISO=200
上記の2作例は↓を使用しています。
イルミネーションやお祭りの雰囲気を出すために、レンズフィルターを使用しました。
普段は子供や高齢者からの「攻撃?」からレンズを守るために
を常時、レンズに付けています。
「某ジブリの人気者」f=2.8 SS=1/40 ISO=800
那須テディベアミュージアムにて、前回の企画展http://www.teddynet.co.jp/nasu/event/の際に撮影。
薄暗いところでも、きれいに撮れました。
トトロの毛の描写も良く表現されています。
「キャンドルページェント」f=4.8 SS=4 ISO=1000
毎年2月、日光の憾満ヶ淵にて行われるイベントです。
当日は花火が上がり、冬の澄んだ空気の中では、ライトアップも映えます。
暗いところでは三脚を使用するか、ISOの値を大きくして撮影します。
基本的にISOの値が大きくなれば、画質は低下します。
1600程度までなら、許容範囲として設定していました。
「ジュースを手に」 f=4 SS=1/800 ISO=200
大谷川公園で子供を遊ばせている最中、「アノお方」の自販機を子供が見つけ、半ば強制的にジュースを購入…。
満足げな表情を写すことができました。
晴天の野外では、最新機種にも引けを取らない描写をします。
特に髪の毛の描写や、背景のボケも素直で、年賀状にこの1枚を使用した記憶があります。
「蒸し中」 f=4.5 SS=1/500 ISO=200
炎や煙の描写が秀逸です。
昨今、感染症や食中毒で話題となっている「もちつき」の一場面です。
今年は報道を受け、もちつきを中止とした施設が多いようです。
私はもちろん、友人宅で実施します。
感染症対策として、「うす」や「きね」を適切に消毒しています。
一番の問題となっている「こねる人の手」ですが、適切に洗浄し、滅菌済みのグローブを使用すれば、何の問題もないという認識です。
総評
D90より新しい機種では、1620〜2400万画素が主流となりました。
風景を主に撮る方にはありがたいことですが、大量の駄作・失敗作を生み出す私にとっては、1200万画素程度がありがたいと思っています。
画素数が上がると、データが大きくなり、パソコンやハードディスクへの負担が重くなります。
1200万画素はPCやSDカードには「やさしい」と言えます。
今回の機材更新は「高ISOを使用したい」というものだったので、苦渋の決断でした。
上記の「獅子舞」を撮影している際、同じニコンの兄弟機「D300」を使用していたプロカメラマンがいました。
私のMB-D80が付いたD90を見るなり、「D90とは渋いね」と声をかけて頂き、その後も何度か撮影に同行しました。
写真について様々なアドヴァイスを頂き、私の技術も向上?したような気がします。
イベントなどの撮影現場で、赤の他人と「カメラ談義」に盛り上がるのも一興ですね。
ニコンの場合、古い機種ほど無骨なデザインが目を引き、「この機種じゃないと嫌」というファンが多い気がします。
発売当時は12万円だったD90。
当時の3分の1以下の値段で買えて、機能だけなら現行のD3400やD5500に劣らない一品。
レンズは未だに(遠回りをして巡り合った)、良き「相棒」として活躍中。
中古で購入する際は、ズームする部分が白くなっていないものを選びましょう。
白くなっているものは私のような、ヘビーユーザーが使用していたものでしょう。
未練たらたらな私は、いずれ買い戻すために、「D90貯金」をしているところです!!
乱文・お目汚し失礼しました。
「MB-D80装着例」 NIKON D810 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
PS:「アノお方」
2008年発売と、設計は古いですが、まだまだ現役で使える一品です。
「中級機」ということもあり、2ダイヤル等も付き、設定が変えやすいカメラでした。
このたび、子供や高齢者の記録(暗いところが多い)のために機材を更新し、資金調達のために知人の下へと旅立ちました。
未だに人気の衰えないモデルですので、手放した記念にレヴューを残します。
良き「相棒」として長い間、行動を共にしてきましたので、作例もあわせてどうぞ。
プロ向けではなく、アマチュア〜ハイアマチュア向けのカメラなので、程度の良い「中古」も数多く見受けられます。
私は2012年に中古で購入しましたが、当時としては破格だった記憶があります。
現在の中古相場から見ると当然、高い買い物でしたが…。
値段・機能を考えると、中古の一眼レフデビューには最適ではないでしょうか。
私の場合、特に作例のタムロンのレンズ(SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC LD Aspherical)と相性が良く、キットレンズのAF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VRやAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRよりも「きれいに」撮れる印象です。
NIKON D810 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
特にレンズ等の表記がない作例は全て、タムロンレンズとD90のこのセットとなります。
「かまくらまつり・湯西川」
NIKON D90 + TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC LD Aspherical
f=4.5 SS=1/4 ISO=250
「晩秋の川治」
f=6.3 SS=1/200 ISO=200
「朝ぼらけ」f=3.5 SS=1/30 ISO=1000
某所での夜勤明けに手持ちで撮影。
シャッタースピード(SS)が遅くなりましたが、D90の良好なホールド感と、レンズの手振れ補正(VC)に助けられました。
「Wiener Kaffee 」f=2.8 SS=1/80 ISO=200
ブツ撮りも、
少し絞って(f=の値を大きくして)、
「鬼怒川の新緑」f=9 SS=1/250 ISO=200
風景も、なかなかの写真を吐き出してくれます。
一眼レフデビューをお考えの方、この先を是非、お読みください。
私は、「レンズの良さ」=「f値の小ささ(可能な限り)」・「自分に合う焦点距離」・「値段」で判断しています。
「f値が小さい」といことはレンズが明るく、背景の「ボケ」がきれいになるなどのメリットがあります。
「自分に合う焦点距離」というのは、人それぞれ好みがあるかと思います。
「f値の小さい」こんなの↓
【あす楽】 ニコン AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G 価格:27,700円 |
を始め、勢いに任せて、長い「遠回り」をしてきました。
上記35mm単焦点レンズは、「焦点距離が自分に合わない」ものの、f値が1.8と明るく、誕生会などの暗所で子供を撮影するために残してありますが…。
ほとんど使用することはありませんorz
様々なレンズを収集しましたが、「自分に合っていない焦点距離」はあまり使用する気分にならず、購入した金額をエラく下回り売却しています。
初心者の方は、まずこのレンズのような、「標準ズーム」を購入し、自分のよく使う焦点距離を見定めてから、次のレンズを購入した方が、私のように「遠回り」・「ムダ遣い」にはなりません。
「千手山の桜」 f=6.3 SS=1/320 ISO=200
色ノリにムラがありますが、概ね発色も良好です。
RAWで撮影すれば後から編集できるので、大きな問題はありません。
「いつかの矢板駅前」 f=3.5 SS=1/25 ISO=1600
「獅子舞の準備」 f=2.8 SS=1/50 ISO=200
上記の2作例は↓を使用しています。
価格:2,797円 |
イルミネーションやお祭りの雰囲気を出すために、レンズフィルターを使用しました。
普段は子供や高齢者からの「攻撃?」からレンズを守るために
価格:898円 |
を常時、レンズに付けています。
「某ジブリの人気者」f=2.8 SS=1/40 ISO=800
那須テディベアミュージアムにて、前回の企画展http://www.teddynet.co.jp/nasu/event/の際に撮影。
薄暗いところでも、きれいに撮れました。
トトロの毛の描写も良く表現されています。
「キャンドルページェント」f=4.8 SS=4 ISO=1000
毎年2月、日光の憾満ヶ淵にて行われるイベントです。
当日は花火が上がり、冬の澄んだ空気の中では、ライトアップも映えます。
暗いところでは三脚を使用するか、ISOの値を大きくして撮影します。
基本的にISOの値が大きくなれば、画質は低下します。
1600程度までなら、許容範囲として設定していました。
「ジュースを手に」 f=4 SS=1/800 ISO=200
大谷川公園で子供を遊ばせている最中、「アノお方」の自販機を子供が見つけ、半ば強制的にジュースを購入…。
満足げな表情を写すことができました。
晴天の野外では、最新機種にも引けを取らない描写をします。
特に髪の毛の描写や、背景のボケも素直で、年賀状にこの1枚を使用した記憶があります。
「蒸し中」 f=4.5 SS=1/500 ISO=200
炎や煙の描写が秀逸です。
昨今、感染症や食中毒で話題となっている「もちつき」の一場面です。
今年は報道を受け、もちつきを中止とした施設が多いようです。
私はもちろん、友人宅で実施します。
感染症対策として、「うす」や「きね」を適切に消毒しています。
一番の問題となっている「こねる人の手」ですが、適切に洗浄し、滅菌済みのグローブを使用すれば、何の問題もないという認識です。
総評
D90より新しい機種では、1620〜2400万画素が主流となりました。
風景を主に撮る方にはありがたいことですが、大量の駄作・失敗作を生み出す私にとっては、1200万画素程度がありがたいと思っています。
画素数が上がると、データが大きくなり、パソコンやハードディスクへの負担が重くなります。
1200万画素はPCやSDカードには「やさしい」と言えます。
今回の機材更新は「高ISOを使用したい」というものだったので、苦渋の決断でした。
上記の「獅子舞」を撮影している際、同じニコンの兄弟機「D300」を使用していたプロカメラマンがいました。
私のMB-D80が付いたD90を見るなり、「D90とは渋いね」と声をかけて頂き、その後も何度か撮影に同行しました。
写真について様々なアドヴァイスを頂き、私の技術も向上?したような気がします。
イベントなどの撮影現場で、赤の他人と「カメラ談義」に盛り上がるのも一興ですね。
ニコンの場合、古い機種ほど無骨なデザインが目を引き、「この機種じゃないと嫌」というファンが多い気がします。
発売当時は12万円だったD90。
当時の3分の1以下の値段で買えて、機能だけなら現行のD3400やD5500に劣らない一品。
レンズは未だに(遠回りをして巡り合った)、良き「相棒」として活躍中。
中古で購入する際は、ズームする部分が白くなっていないものを選びましょう。
白くなっているものは私のような、ヘビーユーザーが使用していたものでしょう。
未練たらたらな私は、いずれ買い戻すために、「D90貯金」をしているところです!!
乱文・お目汚し失礼しました。
【中古】【A】中古 タムロン AF 17-50/2.8 XR Di II VC LD B005 ニコン用 ランク:A 価格:27,800円 |
【中古】【D90】NIKON ニコンデジタルカメラ【77】【商品ランク】☆☆☆☆/中古優良品/細かなキズやテカリ、汚れがありますが、多少の使用感のみで状態の良い中古品です。 価格:19,800円 |
「MB-D80装着例」 NIKON D810 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
PS:「アノお方」
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