2017年10月16日
雑感 〜続・衆議院総選挙〜
「選挙カー・自民党」 スマートフォンで撮影
選挙戦。
今回の選挙では、「無所属」として、総当たり戦で選挙活動をされている候補もおり、無差別的に地域を巡回されている選挙カーを目にします。
視点を変えて、アイルランド生まれのイギリスの政治思想家、哲学者、政治家。
「保守主義の父」として知られる「エドマンド・バーク」的に、私なりに今回の選挙を考えてみました。
エドマンド・バークとは↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AF
「民衆は情熱から蜂起するのではなく、苦痛の焦慮(しょうりょ)から反旗をひるがえす。」
今の介護業界を語っている言葉ではないでしょうか。
焦慮とは、いらだちあせること。
慢性的な人員不足の現場において、業務に関する負担の増加や残業、そして配置転換など様々な「苦痛」とそれに伴う「ストレス」があります。
私は例にもれず、反旗をひるがえしました。
「社会福祉の向上」といった情熱は失っていないと自負していますが、身体的・精神的苦痛と、それに付随する焦慮は、とても大きなストレスです。
そんな中、衆議院総選挙と「エドマンド・バーク」。
昔の名言・格言は、実に上手く、人間の心理や真理をとらえています。
「変革の手段を持たない国家は、自己保存の手段も持たない」
変革の重要性についての名言です。
築地から豊洲への移転や、2020年の東京オリンピック。
安全・安心は結構ですが…。
「偽善者は素晴らしい約束をする、約束を守る気がないからである。
それには費用も掛からず、想像力以外の何の苦労も要らない」
という格言もあります。
公約どおり、その素晴らしい約束が果たされなければ、すべては「絵空事」です。
また「公の災害は力強い平等論者である」
上記のような格言もあり、所謂「リベラル派」への応援も慎重になります。
"All that is necessary for evil to succeed is for good men to do nothing."
- Edmund Burke
悪が栄えるために必要なのは、善人が何もしないことである。
国家や国民に対しての「善人」が何もしなければ、それらにとっての「悪」が栄える。
最後に…。
「祖先を顧みようとしない人々は、子孫のことも考えまい」
できる限り、自宅の神棚や仏壇に手を合わせている私ですが、上記の格言には大いに賛同です。
先祖を大切にする文化を持った、我々、日本人。
たゆみなく大きな変化を遂げる社会に、自身のご先祖やルーツを意識して、この衆議院総選挙。
賢く立ち回っていきたいものです。
いずれにせよ、物事を「柔軟に」かつ、「経済的に」、牽引していける政権を私は望んでいます。
「頑張ったヒト」にはそれなりの待遇。
「(精神面や体調、障がいによって)頑張れないヒト」にはそれなり処遇。
「(大丈夫なのに)頑張らなかったヒト」にはそれ相応の待遇。
そんな社会が、真の平等的な社会なのではないでしょうか。
PS
「竜頭の滝」 ニコン D810 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
世界的に有名な日光。
紅葉の美しい時期になりました。
衆議院総選挙で多忙な方々の癒しにいかがですか。
「下今市駅からSL大樹」 NIKON D7100 + タムロン 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD (Model B008) [ニコン用]
今年の夏から運転開始した「SL大樹」を始め、雄大な自然など、様々な魅力があります。
10月22日。
カトリーヌ・ドヌーブの誕生日。
日本国民はどのような結論を出すのでしょうか。
そんなことを、「Laura Fygi」の歌う、ミュージカル映画「シェルブールの雨傘」の主題歌。
「I Will Wait For You」を聴きながら、考えていたところです。
かつての政治家、「田中角栄元首相」のような、清濁合わせ持つ政治家。
今回のような混乱には必要と考えています。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6864393
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック